10月9日です。僕にとって、10月9日は、平成7年、喉に余計なものが見つかって、死と向かい合った日。その夜、当時、4歳の長男に「僕の誕生日までに戻ってくる?」と聞かれた日です。
北大の放射線科の病棟で、お世話になった主治医の西岡先生や看護士の皆さん、出会った患者さんたち、お元気でしょうか?
そして、今、手にしている、「南学田小学校の公開研の研究紀要」、昭和45年のものですが、その開催日が10月9日。僕が小学校1年生の時の10月9日のものです。
その序文にこんなことが書かれています。
名もなく、実践も貧しい本校に、100名余りの方々にお集まりいただけることは稀有なことで、思うに日ごろから実践に熱心な先生方、道を求めるに急な空知や他管内の同志の方々の意欲のあらわれであると見るより、ほかに考えようがないことである。
45年度に入って、すでに平岸小、赤間小、滝川第二小において、自主的な公開研が準備されていると聞き、空知全域に教育研究推進の機運が高まり、その花が開く前夜にある感を諸先生と共に抱くことは大きな喜びである。(序文の全文はこちらから「nangaku2.pdf」をダウンロード)
10月9日の今日、僕もこんな学校を夢見ています。そして、「まだまだ果たすべき使命や出会う人がいるのだ」と、未だ、生かされていることに感謝しています。
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湊かなえ、書き下ろしのドラマ、「高校入試」(長澤まさみ主演)を見ました。続けて、見ようと思いました。
今夜、僕が30代の頃、南幌町で大変お世話になった方と10年以上ぶりで電話で話しました。「先週も田村さんのことを話していたんだよ」という言葉をいただき、心からありがたいと思いました。