書いては書き欠けで…それきりになることが度々…。
「今度こそ」と思い書いていたものを、もう一つのブログにアップしていたのですが…更新が滞っているうちに、ブログが閉鎖に、その上、当時使っていたPCのハードディスクが故障して、原稿のすべてが消滅。
と、思っていたら、携帯電話のメールの中に一部があったんです。
それで、今回から、週に1、2回程度、このブログに書いていくことにしました。小学校6年生が少しずつ大人になっていく物語。タイトルは、仮で「空を飛びたかった日」とします。まずは、「舞鳥太鼓編」です。無理のないように少しずつ…。
夏休みの三日目。
裏山から、途切れることない蝉の声に、時より、風鈴の音が混じる。大きく開けた窓から見える海は、どこまでも穏やかで、海色の青と空色の青が重なるところまで見える。そして、岬の向こうから帰ってくる小型船が太一の家の海光丸だとはっきりわかった。
今、僕は、父さんの前に正座している。「スグル、聞いてるのか」父さんの声が少し大きくなり、口調も荒くなった。
「ごめんなさい」こんな時は、まずは、謝ることが大切だ。口答えなどしようものなら、これから一時間は、この姿勢のままいなくてはならない。だから、考えることもなく、体が反応し、頭を下げていた。
「どうして、舞鳥太鼓の練習をさぼったか、理由を聞いているんだ」
「ごめんなさい」少し考えてもみたが、さぼりたかった以外に理由はなかった。
思い出の曲です。http://www.youtube.com/watch?v=VVEw31y7N7s
学生時代によく聞いていて、最初の赴任先の中学校の卒業式でかけました。
ユーチューブのコメント欄を読むと、卒業式で流れたという体験をしている人もいるようですね。
妻と初めて行ったコンサートも「ハイファイセット」。「素直になりたい」が流行っていた頃…この曲は、「素直になりたい」のB面だったことは知らなかったなあ。あの頃は、LPレコードで聴いたからね。そのアルバムの最後の曲だったように思う。
明後日、21日は妻の誕生日です。
ローソンで購入。食感がいいんです!