無益な1日

　朝起きた時から頭が重かった。歯も痛んで憂鬱気分。
　この夏は夜中に何度もトイレに行く癖がついて寝不足気味？

　寝覚めの悪いのはいつもの事だからと午前中は高を食っていた。
　しかし午後になっても気分の悪さは収まらず横になる事に。

　起きて起きれない事はないが、取り立てて急ぐ用もない。
　ウトウト居眠っている内に夜を迎え結局1日中何もしなかった。

　病気でもないのに、そんな自堕落さに自分ながら嫌になる。
　外はどんよりした空、洗濯物も乾ききらない。

　世の中から取り残され様な侘しさで落ち込んだ日だった。

高校野球愛媛敗退

　今日は甲子園初出場の愛媛小松高校の試合日だった。
　常連校の今治西高とは違った新鮮味を感じ期待していた。

　監督は元、今治西高監督の宇佐美監督で経験も豊富な人。
　テレビに映った馴染の顔は以前と変わらない穏やかな表情。

　第4試合だったので夕食後の5回目から本腰を入れて観ていた。
　相手は山形中央高校、両者とも優劣付けがたい試合運びだった。

　結局9回表で逆転されて9対8で小松は負けた。残念！
　野球などあまり関心のない私でも高校野球、郷土校のは観る。

　頂点に立つのは48都道府県中の1校、沢山のドラマが生まれる。

中古本

　「手元に置いておきたい本があるんだけど探してくれない？」
　姉からそんなメールが来た。出版元にはもう無いそうだ。

　作者名と本のタイトルを打ち込んでネットで検索してみた。
　無駄かなと思っていたが思いの外、簡単に見つかった。

　中古品だが売りに出ていた。中古本など買った事がない。
　値段を見るとただ同然から定価の20倍程高いのもある。

　「綺麗、読むに差しさわりなし」を信じて安いのを注文した。
　届くまでは正直不安、駄目だったら処分も覚悟していた。
　
　しかし早々に届いた本は新品同様、嬉しくなった。。

日航機事故

　外に出ると県外車が目につく。お盆の帰省客だろう。
　８月はお盆や終戦日など死者にまつわる催し事が集中する。

　今年の広島・長崎の原爆投下記念日は生憎の雨だった。
　台風の影響で例年より陰が薄かった気がするのが残念。

　今日は日航機御巣鷹山墜落事故発生日、29年年目になる。
　あの事故の事はつい昨日の事のように覚えている。

　山崎豊子著「沈まぬ太陽」は遺族の世話係をした職員の話。
　何度も読んだ。遺族にとってはその日は絶対忘れられない日。

　私はどの日も直接関係はないが、忘れる事はない。

籤運ゼロ

　中元売り出しでもらったくじ引き券が２枚あった。
　今日が有効期日の最終日、引きに行くべきか思案した。

　どうせ当たりはしないが…でももしかしたらと欲も出る。
　他に用もないのにそれだけに出かけるのは考えもの？

　時間とガソリン代を考えると９９％割に合いそうもない。
　分かっているがくじ引きの誘惑に負けてのこのこ出かけた。

　会場は混んでいるかと思ったが数人のみ、前の人たちも皆外れ。
　私も案の定、外れで50円程度のスナック菓子を２個受け取った。

　我ながら馬鹿と思いながら帰る、景品はまだ沢山残っていた。

夫を怒らす

　台風の影響もあって連日家に居る相棒は退屈そうにしている。
　それこそ「食っちゃあ寝」の生活で１日中パジャマ姿。

　だらしないのとウロつかれるのが鬱陶しくて私はうんざりしていた。
　「おやつ！」と時間前に催促に来たので私のイラが爆発した。

　「そのお腹、何とかならない、みっともない！」嫌味が口を出た。
　その時の夫はニンマリしてお腹の辺りをさすっただけだった。

　西瓜が良いと言うので「食べなくてもお腹に丸ごと入ってるじゃない！
　そのお腹、悩みの種だわ。やだやだ」つい調子に乗ってしまった。

　にこやかな顔が怒り顔、それ以上言うとヤバそうなので話題を変えた。

　

台風１１号

　何で１２号が既に通過したのに後から１１号がやって来るの？
　順番ならば１３号なのにと思いながら天気予報を見ている。

　今年は大型台風が多い。この分では児童たちの水泳も限られる。
　自分たちの夏休みはお盆まで毎日海に行っていたのを思い出す。

　さすが今では海に行きたいとも思わないが台風はやはりお断り！
　雨風が強いから朝から１歩も外に出てない。夫のディも臨時休業。

　窓も閉めきって幽閉状態に置かれているから監獄を連想してしまう。
　食糧の備蓄はあるが作る意欲が湧かず夜は粗食で我慢してもらった。

　時速15kmの鈍い歩みとか、被害をもたらす事なく通過して欲しい。

息子の観察眼

　昨日、姉が送ってくれた派手なブラウスを着ていた。
　それを見た息子が「婆さんの着る服じゃないよ」と笑う。

　「年を取ると綺麗な色を着たいのよ。婆臭いのは嫌だわ。
　上着を着るから派手でも大丈夫！」と弁明しておいた。

　
　今日は上下共に黒っぽい服装で外から戻ると文句を言われた。
　「黒ずくめは暑苦しい！」と切り捨て口調で言う。

　親の服装など無関心かと思っていたが、そうでもないらしい？
　見てないようで見ている。文句言われたのは初めだが驚いた。

　まあ、正直な気持ちなんだろう。今回は黙って引き下がった。

かき氷

　今日はサークルの年に2回（盆と暮）の慰労会の日だった。
　食事を終えた後、近くのかき氷屋に行こうと誰か言い出した。

　そこは食事処の2、3軒先なので皆が賛成、昔からの評判の店？
　他にも有名な氷屋があるそうだが私は2店とも入った事などない。

　抹茶ミルク味を注文、皆それぞれ好きな物を注文していた。
　コーヒ味の人が「良かったら一口どうぞ」と勧めてくれたりした。
　
　他人のは美味しそうに見えるので遠慮なく匙ですくわせてもらう。
　私はアイスクリームや氷はあまり好きでないので普段は食べない。

　10年ぶり位の氷だった。食後なので1人前を二人で分けて食べた。　

難しい熟語

　新聞のインタビュ記事の見出しに難しい熟語が使われていた。
　「あの時代の俯瞰」読み方はフカンと思ったが意味は不明。

　偶然だろうがその記事のすぐ下の記事にも同じ言葉が載っていた。
　立川談志が毒蝮三太夫に「娘を俯瞰したかった」と言ったとある。

　気になるので辞書で調べると「高い所から見下ろす事」
　新聞は普通は当用漢字程度と思うが難しい言葉を使用したものだ。

　私が無知なのだろうが同じ日に2度も出るとは知っておくべき言葉？
　漢字の読み書きが得意な人もいるが、私は自信などない方。

　今回の様に調べれば少しは賢くなるかもと思うが大抵は読み飛ばす。

2L西瓜

　夫も私も西瓜が大好きなので夏場に欠かす事は滅多にない。
　朝起きぬけに食べたり食事の時にも食べたりしている。
　
　少々食べたってどうせ水分だろうからと気にしない。
　大食いするから店の切り売りを買っていては間に合わない。

　それで冷蔵庫の保管が大変でも毎回1個丸ごと買っている。
　今日は予想外に安かったので欲張って大きいのを選んだ。

　5Lの巨大サイズもあったがこれは幾らなんでも大き過ぎる？
　眺めるだけにしたが惚れ惚れした。食堂とか子供会用と思う。

　今回のはまだ食べてないが美味しい事を祈るのみ！

　

洗濯可能ラグ

　去年の冬、夫が嘔吐下痢症に罹って絨毯を汚したので処分した。
　上等とまでは言わないが長年愛用していたウールの物だった。

　4,5畳用だから重くて動かすだけでも大変、まして洗濯など不可？
　その時ホームセンタで使い捨てでも惜しくないようなのを買った。

　ブルー系のさわやかな感じで清潔感もあって気に入っていた。
　ところが半年もすると手入れをしているつもりでもシミが目立つ？

　蜜柑など食ベ物のシミが大半だが病人特有の涎などでも汚れて臭う。
　広告で「洗える敷物」が出ていたので2畳用のを購入してみた。

　自宅で洗濯可能ならば清潔だし使い捨てでないのも良いと思う。

おんまく祭り

　昨日今日と今治市は「おんまく」と呼ぶお祭りの日。
　私が若い頃は「港祭り」と呼んでいたのが名を替えている。

　おんまくは方言で「思いっきり」「精一杯」「めちゃくちゃ」
　市あげてのお祭りで港湾で花火大会も催されたりする。

　子供が大きくなってからは行かないが家で花火の音だけ聞く。
　今年は台風12号の影響で昨日から雨、これでは人出も少ない？

　この日に向けて準備してきた人たちには気の毒！
　花火は中止かと心配していたら夕刻から雨はあがって決行の様子。

　全国的に祭りの時期、天候に左右され悲喜こもごもと思う。

　

大和魂？

　豪栄道が大関昇進を果たしたのは喜ばしいと思う。
　しかし恒例の昇進挨拶に「大和魂」を挙げたのは不満！

　相撲は心技体なのに精神主義に重きを置くようで違和感あり。
　まして大和魂なんてナショナリズムで時代錯誤を感じる。

　今は相撲界も国籍を問わず各国の力士が活躍している時代。
　日本の力士に期待する空気は分からなくもないが大和だなんて？

　真面目さを強調したのかも知れないが他に無かったのだろうか。
　これで豪栄道を嫌いになるなんて事はないが世間の意見は？

　今までは気にならなかった事なのに今回は引っ掛かる。

夕張メロン

　「おいでなすったね」起き抜けに夫が嬉しそうに言う。
　食卓上のメロンを見つけての発言、首を長くして待っていた。

　毎夏、長男宅に彼の友人（北海道）が送ってくる、そのお裾分け。
　3個入りらしいが自分たち用と嫁さんの実家と我が家で分ける？
　
　「今年はもう来ないのかねぇ」夫は中旬辺りから気にしていた。
　「来なければメロン位買うから…」と私は言うのだがこだわる。

　特別メロンが好きな訳でもないのに、待ち焦がれる。
　夕張の名と息子がわざわざ届けてくれるのが嬉しい様子。

　「昨夜届いたのよ」と言うと「持つべきは息子！」だって。