港付近に用足しに行き下車すると見知らぬ男性が寄って来る。
「うどんを食べたいのですが、どこか教えてくれませんか」
その人の後ろにはリックを背負った老女の二人連れがいた。
旅人のように見受けられる。船から降りたばかりの様子?
咄嗟に思い浮かばなくて大衆食堂ならうどんもあると紹介した。
「徒歩で5,6分先に格子戸の昔からの店がありますが…」
別れた後、方角は違うが専門店があるのを思い出して悔やんだ。
果たしてあの人達はうどんに有りつけたか不味くはなかったか?
旅先で騙されたと怒ってはないか、気になって仕方がなかった。

「うどんを食べたいのですが、どこか教えてくれませんか」
その人の後ろにはリックを背負った老女の二人連れがいた。
旅人のように見受けられる。船から降りたばかりの様子?
咄嗟に思い浮かばなくて大衆食堂ならうどんもあると紹介した。
「徒歩で5,6分先に格子戸の昔からの店がありますが…」
別れた後、方角は違うが専門店があるのを思い出して悔やんだ。
果たしてあの人達はうどんに有りつけたか不味くはなかったか?
旅先で騙されたと怒ってはないか、気になって仕方がなかった。
