記録を上げるのは競泳選手としては当然のこと。
以前の教え子が
「伸び悩んでるからやめようと思う」と言ってきた。
こんな場合は特に指標が必要となると考えます。
「記録が悪いから駄目なのか」
それとも
「心の問題か」
はたまた
「進歩の途中」
なのか
1-00-00
と
1-00-10
そりゃ、記録で見ると速いほうがいいですが、それで本当にいいのかな?なんて。
そこで効率をみてみると、
例えば
100mバタフライを1-00-00で60ストローク
ならば
効率={100÷(60+60)}×100=83.33%
同じく
100mバタフライを1-00-10で58ストローク
効率={100÷(60.1+58)}×100=84.67%
なので
「記録は落ちたけど、効率は上がってるのでトレーニング効果は出たね」
というアプローチができます。
でも行き着く先は
早く壁に着いたほうが良い
ってことですが。