競泳空想科学

聞いたことがある。
人間が思い描いたことは実現できると。
あとは行動するだけだ。

高強度

2013年06月04日 | 水泳
時間でトレーニングを考えるとそれはある程度足りており、距離で考えてもスプリントとしては充分過ぎるほどである。
考えてみるとやはり、筋への過負荷が充分ではない。
そもそも最大筋力を向上させる最適な方法は2通り。
一つは「最大努力+低反復」法
これはトレーニングレベルの高い者に最適。
もう一つは「最大努力下+高反復」法
これは中程度の強度で最大回数繰り返すやり方。
これはトレーニング量が多くなるからトレーニングレベルの高い者には制限をかけなければいけない。

最大随意努力(どんなに重い重量でも、出来る限り加速させようと努力する事)によって、神経筋活動は最大化されるのでそれに見合ったトレーニング効果は得られるけれど、筋発揮や神経筋活動が最大でない場合(重量を能力の限界まで加速していない場合)、トレーニングとして意味のない、能力の改善や生産性のないものになってしまう。

それらを踏まえて考えると、努力の方向性がハッキリ見えてくる。

同じ時間をトレーニングするならば、もっとドラスティックに行い、劇的な変化を求めていこう。

トレーニングの平均テンポが上がっているのは、筋への過負荷の考え方ではうまくいっているのだろうけれど、やはりそこにストローク長といったエッセンスを忘れないようにしなければ、その先が見えてこない。

約2週間後に会った時にどうなっているか楽しみです。

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