「期限が迫っていて、確実に進めなきゃいけない。そんなときにあるチームの進捗を聞いたら『遅れているけど頑張る』と言う返事だったんです。でもそれだけだと、助けが必要なのか、必要だとすれば何をして欲しいかがわからないじゃないですか。だから『できるかできないかをはっきりとさせてくれ』と言ったんです」
〜困難な状況に直面して、つい「頑張ります」と言ってその場のプレッシャーから逃げてしまうことは、大人でもよくあることだろう。大人たち同士は何かを察して、それ以上の追求をしないこともある。その「なあなあ」の先にはより深刻な事態が待ち受けていることを予見しながら、だ。