三重県名張市滝之原
不動寺、正式には龍像山 法福寺というようです。
そして不動寺のある滝之原はその昔、池禅尼の領地であったとか。
県道692号沿いに普通に走っていると見落としてしまうような小川があります。
小川のすこし北にある小道に入ると、この小川の脇を歩く道に出ます。
小川沿いの先に不動寺があります。
本堂
本堂の左手に不動明王さまがいらっしゃります。
境内もとても雰囲気があります。
平安時代末期の女性である池禅尼は平忠盛の正室で平清盛の継母に当たります。
源頼朝が伊豆に流される前、清盛に頼朝の助命を嘆願したことで有名な方です。
その恩を忘れなかった頼朝は池禅尼の領地を安堵されたとか。
平家滅亡後、平家の家臣が流れてきて池禅尼を祀るために石塔を建てたそうです。
分かりづらいですが境内に入る橋の前に山に入る道があります。
この山道を数分歩くと
五輪塔があります。こちらが池禅尼を祀った石塔です。
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