■炎のクリエイター日記

美味しいもの・史跡が持つ歴史のご紹介。お料理はプロ・自作を問わず鮮明な画像で、どんな素材も関西仕立てにクリエイトします。

貴船で暑気払い ~京都の奥座敷として納涼の代名詞~

2024年06月30日 15時00分05秒 | 和食・懐石料理
京都の奥座敷として「貴船の川床」がある。うだるような暑さがある京都盆地だが、平安時代から続く貴族暮らしの方たちは、涼を求めて北の果てまで、涼みがてら美味しい川床料理に冷やっこい冷酒を傾けたってことだ。バブルの頃は「貴船で暑気払いでも」とよく誘われたものだが、ここんとこはお声もかからない。


▲鮎の塩焼きは急流を泳ぐ姿そのもの

▲▼清流のすぐ上に床が組まれてある


貴船は川床(かわどこ)と言うが、鴨川は同じ字を書いても川床(かわゆか)となっている。貴船川の清流が涼を運んでくれるし、その真上に床が組まれて獲れたての「鮎の塩焼き」「お造りの盛り合わせ」>など、小粋な料理に冷酒が良くあう。


▲▼清流に流れがあれば天然クーラーがよくきく

▼お造りはハモを中心に戻りガツオなど


スイーツも数々ある中で、文明の利器を使っていない「氷室のかき氷」がイチ推しで、涼しげなものが数々揃っている。貴船神社は、神武天皇ゆかりの人が祀られ、水の神さまとして有名だ。また絵馬の発祥地であり呪いの絵馬がある。ワシの結論は貴船よりも冷房の方が涼しいのは誰もが認めるところで、今では懐に余裕がある者のステイタスになりつつある。


▲氷室で貯蔵された「氷」で作ったかき氷

▲絵馬の発祥地である「貴船神社」へと続く石段

▲昔の人は「思ひ川」で身を清めてから参拝されたようだ






‥‥‥‥‥<切り取り線>‥‥‥‥‥

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (sinjyusai)
2024-06-30 16:06:03
こんにちは

鴨川の川床で食べたら酔えませんね。(笑)

ビックリする位高いです

今の時代なら暑いでしょうね

そのうにガラス張られて冷房完備に成るのかな。(笑)
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Unknown (copelonmaru)
2024-06-30 16:37:24
こんにちは
いつから始まるのでしたっけ?
始まる前と後とで、お値段が倍くらい違いますねー!

いつも、ありがとうございます。
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Unknown (しじみ)
2024-06-30 21:49:05
こんばんは

見た目、めちゃ涼しそう♪
自然の中でのお食事
最高だすよね
接待でなら行ってみたいだす~♪
水の勢い、すべての
写真、とっても美しいだす

ぷっちんだす
返信する
Unknown (ビオラ)
2024-07-01 03:12:40
お早うございます〜。

今回はまた、どのお写真も、素敵ですね〜!😊

貴船の川床・・・、水辺の水飛沫の清涼感、流れや飛沫の跳ねる音も聴こえてきそうです〜♫

瑞々しい茄子や、鱧等、最高に美味しそう〜

シンプルなかき氷も、食べてみたい〜!!😊

浴衣の後ろ姿も、可愛らしいですし・・・、グリーンと朱色のコントラスト、アングルも素敵で、ナイスショットですね〜♫

貴船の夏感じさせる・・・、素晴らしい記事です〜
返信する
Unknown (まさむら)
2024-07-01 08:06:06
おはようございます!

 涼しげでいいですね。鴨川も清楚でそれはそれでいいと思いますが、やはりこちらの方は野趣あふれて趣もありいっそういいですよね。アユも間違いなく旨いと思います。
 怒られるかもしれませんがアユの塩焼きですが・・・ 生きているのを焼かれた? 見るからに怒ってるような・・・ これはこれでまたいいですよね。
 氷室の氷? できた氷をどこかの室に保管?食べてみたいですね。
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Unknown (おおばかめぐみ)
2024-07-01 13:39:20
こんにちは。

天然クーラー、なんとも贅沢な空間ですね。
程よい涼しさを求めるのもお金がかかりますね(笑)
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Unknown (Brosa)
2024-07-01 15:36:43
こんにちは

鮎がメチャ美味しそう。
芸術作品みたいになってますね。

どの写真も素敵。。。
画像だけでご飯が食べれそう。
金額は聞かないようにする。
聞かなくてもすごいお高いだろうなとは想像できます。(笑)
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先斗町から奇麗どころに来てもらったら、お足はさらに必要で‥‥‥で (sugichan_goo)
2024-07-01 16:18:31
こんちは。(*⌒ー⌒*)ゞ
いつもコメントありがとうです。


Sinjyusaiさん
鴨川の川床で食べたら酔えませんか? ビックリする位高いと仰るのは、高低差?お値段のほうでしょうね? 日本語は難しいですね。(笑) 先斗町から奇麗どころに来てもらったら、更にお足は必要でしょうね。鴨川よりは貴船の方が5℃は低いかも知れないですが、ガラス張りの冷房は情緒の点でどうかなんですよね。

りんこちゃん。copelonmaruくん
既に5月1日から、川床開きと申しましょうか? 始まっていますよ。但し賑わうのは梅雨が明けた辺りからでしょうか。水の量が大きく影響しますので、前週の降水量には要注意ですね。

しじみちゃん
見た目は仰るとおり、自然の中でのお食事は優雅で良いもので、情緒があって最高ですが、ただド真剣に酷暑の場合は、冷房の方が断然涼しいですよ。水の流れを表現すべく、シャッタースピードを遅くして撮っていますよ。鮎の焼き姿も注目ですよ。

ビオラさん
ビオラさんは、関西のご出身ですので「貴船」はご存じでしょうけど、今頃の暑さなら絶えられるでしょうけど、水の流れや飛び跳ねる音も良いですが、7・8月の酷暑にもなれば頭から水をかぶるくらいでないと、エアコンの方が絶対に涼しいですよ。野鳥の鳴き声とかのゲストは最高のハプニングですよ。夏場のお茄子・鱧おとしなどは、京料理の粋でしょうね。冬に凍った氷室の氷も、なかなかロマンがあって良いものです。浴衣の後ろ姿は、30分ほど階段の下でパパラッチじゃなくて、待機してやっと来られた方に了解を得てから撮影しました。(笑) 貴船の夏を感じて頂けたなら嬉しいです。

まさむらさん
京都の老舗料亭が、貴船川べりにズラリと並んでますよ。平安時代には、水の流れが唯一の涼しげなポイントだったんでしょう。鴨川は只々蒸し暑いだけですが、貴船は本当に5℃は変わりますよ。アユの強火で遠火で焼かれた、躍動感ある姿焼きは間違いなく、板前さんの技の中でも最高の技だと思います。背びれ・尾ひれの化粧塩もシッカリきいて、焦げるところはなかったですね。氷は冬出来た透明な氷を、氷室で保管するって凄いですよね?

おおばかめぐみさん
天然クーラーって言えるでしょうね? 逆に風流を求めるのにお高いお足を払うお値段となって、売りとしているんでしょう。京都の料亭がズラリと川べりに並ぶさまは見ていて圧倒されますよ。

Brosaさん
鮎が黒いのは天然のアユを使っているからで、今にも泳いでいきそうな姿焼きは、料亭の技がさく裂したんでしょうね? 強火の遠火と言う難しい焼き方で、焦げているところが無いのも、尾ひれ・背びれの化粧塩が完ぺきな名人級の焼き方ですね。川沿いに老舗料亭がズラリと並んでいます。


皆さんの応援を感謝します。
いつもありがとうです。(^_-)-☆
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