ブリ尽くし ～お刺身・カマ塩焼き・切り落としの照り焼き～

威勢の良い掛け声が聞こえてくる「寒ブリが入荷したよ～」魚屋さんの１オクターブ高い声に、思わず声をかけてしまった。きっちり値付けしてあるブリ半身を指して「で・いくらになる？」 と質問してみると「２割引きでどうです？」と言うことで買いだと判断し、まず作ったのがブリ腹側のお刺身。





さてさて小分けにして、まずは上身部分をお刺身に、その作業中に出た半端身には照り焼きになってもらおう。バラバラと可愛いサイズのブリの照り焼きだが、意外と食べやすく箸が止まらない。更に残っているカマの部分を、生臭さが無いので塩のみで男焼きに‥‥‥ブリカマ塩焼き。





これだけのブリ尽くしを食って千円をチョイ超える金額なら得した気分になると言うものだ。しかし、あの魚屋さんはワシが居酒屋か何らかの商売をしていると信じ込んでいる。値下げに関しては超有難いので、一方的な魚屋さんの勘違いは、これからも続行して頂くとしよう。



お寿司屋さんの業界用語‥‥‥すなわち寿司屋符丁なら、兄貴（ネタが古い）・弟（ネタが新しい）・山（ネタ切れ）・川（おすすめネタ）・逃がす（廃棄）などが、お客に聞かれると気分を害する言葉で、暗号のようにカウンター内部で飛び交う。知っておくとまた何か有利なことに出会えるかも知れない。

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酔っ払っても写る「CANON Power Shot G7XⅡ」と「iPhone 12」での撮影です。
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