すけさんの釣り日記

生月島に住みながら、釣りを楽しんでいます。

凪の海 アオリイカの曳き釣り

2012年10月21日 | 日記
 十月に入り解禁になったアオリイカ釣り、でも風が強く本格的に釣りに行くのは今日が初めてです。
まだ明るい五時半には舟を出しました。
鏡のような凪の海を快調に飛ばして舟は走ります。
こんな凪の時には島の西の海に30分掛けてでも行きたいからです。

シーズン初めと合ってまだ小型が多いのですが、西の海には意外と大型が釣れるのです。
イカ釣りは満月で海を照らすくらいのほうが良く釣れるのですが、今夜はまだ三日月程度で日が落ちてもそう明るくはありません。
周りには仲間達の船が航海灯や赤く点滅する注意灯を付けて漁をしています。

私も早速舟の両舷に仕掛けを流しました。
でも当たりのないまま時間だけが過ぎて行きます。
やっと釣れたのは六時半を過ぎてから、それからも忘れた頃にポツリポツリと当たりがあるのみ。
仲間からも今夜は厳しいよと電話が入ります。

それでも八時を過ぎてからパタパタと釣れて九時の上りまでにどうにか14杯釣ることが出来ました。
型もまずまずで小さいのは4杯のみです。
港で墨を洗って袋に詰めてぶら下げると結構な重量がありましたよ。

早速首を長くして待っているだろう友人たちに持って行ってあげましょう。
アオリイカはシーズン初めのこの時期が一番旨いのです。

今回も写真はありません。
風呂に入っている間に女房が捌いてしまいました。

今日は早朝から釣り三昧

2012年10月17日 | 日記
 十月から解禁になったアオリイカ釣りにまだ一回しか行けていません。
なにしろアゴ風が強くてアゴ漁師や波止からのシイラ釣りのジギンガーは大喜びなのですが、私達小舟での釣り師にとっては涙の日々が続いていました。

そんな中、予報では今日は明け方から昼にかけ風も弱まり凪の様子です。
普段は夕方から出るのですが、待ちかねて四時半には起床、まだ暗い港を出港です。
新月で暗闇の中、舟の両舷から竿をだしアオリイカを狙います。

港の出口から岬の方へとゆっくり舟を走らせますが全く当たりがありません。
やはり月夜でないとダメかなと仕掛けを上げてみました。
なんだか重いなと思っていたら道糸にビニール袋が引っ掛かっています。
絡まったのを外していると当たりです。

慌てて手繰り寄せました。
なるほど、という事は烏賊が浮いていたのです。
錘が少し重くて餌木が深い層を探っていたのでした。
この時期は烏賊は水面下まで餌を追うので軽い錘で水面下1~2mを曳くのが正解なのです。

錘を変えるとすぐに二杯追加できました。
その頃には明るくなり今朝はここまでと港に引き返しました。
帰る途中釣友に遭い、鯛ラバに誘われました。
明日からは又時化て釣りが出来なくなるので、同行することにして朝食も取らないまま再び海の上です。

ポイントに着いて一投目から当たり、でもこれは鯛ラバの上に付けたサビキに来たみたいで弱い引きです。
そのまま巻き上げていると突然激しい引きに代わりました。
ドラグから糸が音を立てて出て行きます。
しばらくやり取りしますが途中でフッと軽くなり逃げられたようです。
揚げてみると案の定サビキに釣れた中鯵はかじられて頭だけになっています。

これが運の尽きでした。
それからは釣り友にはアコウが入れ食いなのに私にはほとんど当たりがありません。
たまの当たりも瀬に潜られて鯛ラバごとロスするばかり。
最後には釣友に来た大ヒラメのタモ係を務めて、羨むほかありません。

昼前には流石に腹が減り帰港となりましたが、昼食後港を覗くともう一人の釣り友の船がありません。
海は予報に反してまだ凪いでいます。
それならと私もまたまた舟を出すことにしました。
何しろ午前の部が納得がいかなかったからです。

潮は程よく流れていて舟は一ノット前後で流れています。
舟が瀬に近づく頃最初の当たり、ドラグから糸が音を立てて出て行く気持ちの良い当たりです。
50cm程の真鯛でした。

舟を元に戻し再び流し始めてそろそろだぞと身構えていると大きく思い当り、先ほどより激しく糸が出て行きます。
慎重にやり取りすること行く五分、ぽかりと浮かんできたのは77cmの綺麗な雌の真鯛でした。
やっとこれで納得です。
まだ釣り始めて30分位しかなりませんが、さすがに疲れたし風も強くなりそうなので満足して納竿としました。

久しぶりに釣りをしたな~と実感する充実の一日でした。

釣り友遠方より来たるも・・・。

2012年10月14日 | 日記
このところアゴ風が強くほとんど釣りに行けていません。
そんな中友人がはるばる遠路を訪ねてくれました。
彼とは一緒に釣りをしようとの約束が諸事情により三年越しにやっとかなう事になったのですが、相変わらずの天候で昨日は平戸観光で時間を潰すことになりました。

今朝はやっと風も少し収まりどうにか舟を出すことが出来ました。
島の釣友たちも待ちかねたように船を出していました。
でもやや風も残っていて、良いポイントには行けそうもありません。

仕方がないので一番近くの天然瀬に錨をおろしました。
やはり舟は風で流されて思うポイントに着けれませんが、何とか止まったのでそのまま釣る事にします。

それでもすぐに友人に当たり、イサキが顔を見せてくれました。
それからもぼつぼつと当たりはありますが、リリースサイズの小鯛やイサキがほとんどです。
しばらく我慢の釣りを続けますがキープサイズは数匹のみ、諦めてポイント移動をしました。

そこでもやはりイトヨリや小鯛、諦めて私が小用をたしている時に竿を曲げる当たりがあります。
慌てて竿を握った時にはすでに逃げられていました。
餌を付け替え再度投入、残りの小用をたしていると再び大きな当たり、ついていない時はこんなものです。
これも逃げられてしまいました。

その後はやっとキロ級の真鯛が一匹顔を見せたのみ、風も強まったので終了となりました。
この島自慢の大鯛を友人に是非釣ってもらいたかったのですが次回の楽しみに取って置いてもらいましょう。

近頃は荒れた日が続き、舟を出せ潮風の中友人と語らいが出来ただけでも良かったと思います。
でもやっぱり大鯛釣ってもらいたかったな~。

今日の釣り アオリイカの曳き釣り

2012年10月05日 | 日記
台風の後北東のアゴ風が強く、波止ではシイラ釣りで賑わっていましたが、私たちは船を出せませんでした。
今日久しぶりで風も弱まり凪の予報でしたのでようやく船を出せたのですが、予想に反してまだ風が残っています。

次第に凪ぐだろうとゆっくり島の西の海に舟を進めました。
やっとポイントに到着してみますとベイトの魚影がほとんどありません。
それでももしかしてと鯛ラバを始めますが、案の定ほとんど当たりはありません。

それでもアラカブやアコウなどがぼつぼつと竿を曲げてくれますが、大物の当たりはあちこちポイントを巡っても捉えることが出来ませんでした。

それではと船からのアオリイカ釣りを試みますが、これも当たりがありません。
昼間のアオリイカ釣りは今までやったことありませんでしたが、昼間はどこに居るのかな~。

諦めて夜のアオリ釣りに行く事にしました。
台風前の凪の時に仲間たちはすでにやっていて、結構釣れたそうです。
期待して夕暮れ時に舟を出してみましたが、まだ風が強く良いポイントである鯨島までは行けそうもありません。

仲間たちはそれでも鯨島周りに行ったらしく、遠くで航海灯が点滅しているのが見えます。
私はそこまで無理はすまいと港を出たすぐの岬廻りでやってみることにしました。

船の両舷に短い竿をだし、それぞれに途中に錘の付いた糸の先に餌木を付けて、エンジンはスローで引っ張るのです。
一本目の仕掛けを入れて、もう一本をを入れようとするともう当たりです。
糸を手繰ると小ぶりですがアオリイカが付いていました。

その後も三十分の間に四匹釣れたので、これなら今夜は大漁かもと期待したのですが、それからは全く当たりが無くなったのです。
シーズン初めてのアオリイカ釣りでしたが、近頃釣れているポイントに行けなかった割には釣果があっただけでも良しとして早仕舞いしました。

いよいよこれからがシーズンですから、凪さえ良くなれば釣れるはずです。
明日からまたしばらくは又風が強くなる予報ですが、早く凪いでくれることを祈るばかりです。

台風一過 今日の釣り 鯛ラバ・シイラジギング

2012年10月01日 | 日記
昨日の台風は長崎県にはほとんど影響もなく、今朝は風も弱くなったぞと港へ行ってみました、
でもまだ結構な北東風で私の小舟では出れそうもありません。

N氏が行くと言うので彼の新艇でいつもの仲間三人で行く事にしました。
まだ風波が残っていて少し波は被りますが流石に大きめの新艇は安定した走りです。
でも島の西の好ポイントは流石に無理ですので、東の沖の新たなポイントを探してやってみることにしました。

70mから50m程にかけ上がる広い瀬を見つけたのでそこを重点的に流してみました。
魚影はほとんどありませんが、潮の流れに負けずに風もあり1.5ノットほどで上手く南に流れて行きます。

相変わらずフグが多くハリスやネクタイを切られることもあったのですが、キロオーバーの真鯛は二枚の他サゴシや大きなムロ鯵・真鯵・サゴシなども釣れまずまずのポイントを見つけることが出来ました。

帰ってからさっそくサバフグは三枚に下ろして干物にしました。
しばらくは酒のつまみに楽しめます。
そろそろ鍋の季節にもなりますので、フグ鍋用にも取って置きましょう。

家に帰るとすぐにブログ友からメールです。
月曜日が休日の彼等はこのところ毎週島の玄関口にある舘浦港の波止からシイラを狙ってジギングに来ているのです。
なんとメーターオーバーをゲットとの事、すぐに氷を持って行ってみました。

先週は針外れで逃がしていて、このシーズン初めての獲物です。
見事な大物のシイラがクーラーに横たわっていました。
しばらくうしろで見学していましたが、あちこちで飛び魚が飛び跳ねシイラが追いかけています。
それをめがけてジグを投げるのですが、流石に若者たちは疲れも見せずにジギングを繰り返します。

目の前でそばの釣り人がシーラを掛け力ずくで取り込むまでを見ていましたが、これもずいぶん力仕事ですね。
私にはちょっと無理な釣りだと実感しましたが、面白そうでした。
若かったら挑戦してみたい釣りですね~。

まだしばらくはシイラ釣りが楽しめるとの事、近くにお住みの若い方挑戦してみてはいかがですか !