最近読んで面白かったのは
『漁港の肉子ちゃん』(西 加奈子著)。
ちらちらと(私と似てるかも。あ、でも全然似てないか。)などよぎりながら
楽しく読みました。
最近読んで少しだけ(気味悪い・・・)って思ったのは
『英子の森』(松田 青子著) ちなみに“あおこ”と読むそうです。
この1冊に6つの話が入ってます。
面白かったのは表題の『英子の森』と『*写真はイメージです』の2編かな。
気味の悪さの正体は
『*写真はイメージです』のほうで、
やたらと展開していく「イメージです」ってワードに対して、
この著者はこんなにもどんどんと対象になるモノを思いついていってるのか・・・
という意味での
著者のあふれ出して止まらない感じの発想に対しての不気味さでしょうか。
そして最近読んでやっぱりいいなぁ、と思ったのは
『かえるのエルタ』です。
子ども時代のハラハラドキドキを思い出します。
子どもの頃ってこんな夢の世界にも、自由に出入りできたんですよね。
実生活と同じ熱量で、本の世界の中でも生きていたのではないかと思います。
この作品の中に出てくる船の名前が大好きです。
「うたえ!みどりのはっぱ号」っていうんです。
素敵だ~!