「テンペスト」を見たんだった

2011-06-20 23:25:20 | 映画2011
シェイクスピアの『テンペスト』の映画化。
割とテンペストは好きなので~、ちょっと期待してましたが
うーん。微妙

主人公を女性にした意味がよくわからなかった。
母娘の絆が強まったとかなんとか書いてあったけどさ~。
そーかなぁ?って感じでしたよ
男女の対比もそんなに効果的だったかなぁ。うーん。

まあ、プロスペラは威厳があって格好良かったけど

ミランダはもっと綺麗な女の子が良かったなぁ。
可愛くないとは言わないけど、清らかな乙女というよりは野性児っぽい。
ファーディナンドのほうがよっぽど美人さんじゃん!!!

衣装も中途半端だし。
YKKのジッパーのドレスは面白いけど、背景とは合ってないよーな。


劇場に展示してあったプロスペラのドレス

喜劇担当コンビのイカレた格好もなぁ。
それ自体は悪くないんだけど、あの画面の中では効果的じゃないよーな。

エアリエルのCGは、若干鬱陶しいところもありましたが~、結構好きでした。


あ、あと。
最後に本が沈んでいくところは綺麗で良かったです。


結局。
テンペストの映画化だったら
『プロスペローの本』の方が断然面白い
ってことなんだなぁ。
(ちょっとグロいけどね

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「赤ずきん」を見たんだった

2011-06-17 23:30:07 | 映画2011
あの赤ずきんちゃんが大人に成長した話…ではなく
(アリス・イン・ワンダーランドはあのアリスが成長した後の話でしたよね?)
大人になりかけた女の子を巡る三角関係+村に居る人狼退治の話でした~!

『赤ずきん』は、おばーちゃんが女の子の婚礼祝いに作ってあげたフード付きマントで
誰も彼女のことを‘赤ずきんちゃん’とは認識してなかったよ。

えーと。
画面は綺麗だったけど、内容的には微妙。
お伽話…にしちゃぁ、俗なところがリアルだし(村人の疑心暗鬼な様子とか、
障害のある男の子を出してるあたりは雑な気がするよね~)

「赤ずきん」のパロディで作ったんだとしたら、甘いな!と言われそうな
エピソードの使い方だし。

別に無理に赤ずきんにしなくても良さそーな。

否、「赤ずきん」じゃなかったら誰も見ないかなぁ。


最後は多分(すっきりしないけど)HAPPY ENDなので~
まあ、良いんじゃないのって感じです。
何がやりたかったのかは、よくわかんないけど。


以下、かなりネタバレ



おばーさんは一応、村との交流があったっぽいけど
その後の彼女は、どーなんでしょ?
あんなことがあったら、村人に受け入れては貰えないよねぇ???
おかーさんがこっそりやってくるんでしょうか?

たった一人であの森の奥に住むのは物理的に無理だと思うんだけど。

あ、そーか。
狼から人間に戻ったら人として動けるから
(最終シーンの所為で、彼は狼になりっぱ、だと思い込んでたけど、違うよね)
街で調達してくるのか!!

お伽話(とっても半端な世界観だけど)だから、あんまり突っ込んじゃいけないんだよねぇ、きっと。


それと、咬まれないと人狼にはなれないんでしょうか~?
人狼の子は咬まれなきゃ、狼にならない…としたら
おとーさんはおじーちゃんに咬まれたんですかね???
自分が苦しんでたら、息子を狼にしたいとは思わないんじゃないかなぁ。
うーん。

で。
一緒に暮らすに当たって、あの後。
彼女も狼になっちゃったと思う???
その方が色々便利じゃないかなぁ。
どーよ?

絵面として、狼2匹じゃ美しくないから駄目、なんだろーなぁ(笑)


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「まほろ駅前多田便利軒」も見たんだった

2011-06-11 01:11:12 | 映画2011
これ、原作がすごく良いらしいです。
(お友だちから、大絶賛の推薦メールがやってきた)

映画はぼちぼち面白かった。
主役二人がかっちょよかったので、そのあたりで見せることができちゃう気がします。
ゆったりまったりな雰囲気が好きなら、案外いける。

ただ、ちょっと間が、多すぎだし、長すぎかなぁ。
待ってるこっちが飽きちゃうんだよねぇ。

個人的には、アニメの「フランダースの犬」が出てきたのが嬉しかった。
本筋とは関係ないけどさ~。


えーと。
原作、読んでみたいと思います。


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「メアリー&マックス」

2011-06-11 00:45:20 | 映画2011
書きそびれていた分もついでに書いておきます~!!

クレイアニメというだけで、スイッチが入ってしまいました。
題材が、ネグレクトを受けてるオーストラリアの女の子と、ニューヨークに住むアスペルガーのおじちゃんの20年以上にわたる文通なので、いったいどんな感じかなぁ?と思っていたらば

かなりシュールでブラックで饒舌だわ、びみょーに下品だわ。

それでいて笑っちゃう部分も繊細な部分もあって、嫌いじゃない。

オーストラリアのセピアの世界と、ニューヨークのグレイの世界の分け方も効果的でしたよ。
実写でやったら、きっつい場面も、クレイアニメのデフォルメされた画面では、そんなに痛くなかった。

最後も、一応。
希望がある感じなので、良かった。。。です。


以下、ネタバレ。





多分、その先が想像できないので、しょうがないんだと思うんだけど。

やっぱり

Maxが死ぬのはどーよ?!


一緒に行ったおともだちも、なんで死んじゃったのかわかんないよね~?
と言ってました。
Maryが仲直りのシルシに送ったコンデンスミルク(とんでもない飲み方が出てきます・笑)にあたったのかなぁ?
とか、大胆な予測をしちょりましたよ。

太り過ぎで体にだいぶ負担がきてたから、なのかなぁ?
44才で文通始めて20数年後なら、まだそんな年じゃないよなぁ。

個人的にはちゃんと和解して欲しかったかも~。
お互いに向き合って話すことができたら、もっと世界が広がる気がするんだがなぁ。
ちと惜しい。。。

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「マーラー 君に捧げるアダージョ」

2011-06-11 00:28:11 | 映画2011
ロマンティックなタイトルだし、予告見たりして、どんな甘甘なお話なのかなぁ、と思っていたら、
どーもそーじゃないらしい…ってんで見てきました。

原題が MAHLER AUF DER COUCH(MAHLER ON THE COUCH)
フロイトに精神分析を受けるマーラーのお話なのでした。
マーラーとフロイトだったら、興味津津だしね。
結構気合入れて見たらば、アルマがグロピウスなんかとやたらと絡んでるシーンがあって、微妙。
別に必要ないよーな?
もっと悩んでるマーラーが見たかったかもよ?
アルマの自立心も中途半端なよーな。

とは言え。
フロイトはなんだか面白かったし~。
シュターツオーパーやカール教会が映ったのは嬉しかったし
アルマの実家として出てきたユーゲントシュティールのアパートはとても綺麗だったし
個人的には悪くなかったです


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