Shall we Dance と ベルンの奇蹟

2005-05-01 21:52:11 | 映画
映画の日でお休みだなんて!というわけで自主二本立て。
ベルンの奇蹟は公開前から見たくて、Shall we Danceはおまけっす。時間的にこれしかあわなかったんだよーん。

とりあえず2本とも良い話でした。
興味ある人は見て損は無いと思います。

*ベルンの奇蹟
1954年、第二次大戦の敗戦国だったドイツが ワールドカップに出場して(周りの予想を裏切って!)優勝する話なんだけど、ソ連(ですよ!)で11年捕虜になっていた父親と選手の一人を父のように慕う男の子との邂逅がもう1つの柱になっていて、これが泣かされるんですよぉ。
更に脇役として新婚ほやほやの新聞記者夫婦の話があって、最後ちゃんと一つに結びつくのが巧いです。
さすがドイツ映画?ドイツものって予定調和っちゃそーなんですけど、おさえるところきちっと押さえてるあたりが好きだ~♪(ビール2本とかね)

これってこの前見た‘コーラス’の5年後なんですよねぇ。描こうとしてるものがぜんぜん違うからあれなんですけど、敗戦国が背負ってるものって大きいんだなぁ。
お父さんの11年と帰ってきてからの待遇、敗者故ですよね。国からの恩給も出ない、以前のように働くことも適わない、家族とも上手くいかない。あーいう帰還兵はたくさんいたんだろうなぁと思います。
そーして国内でも貧富の差が激しいような?記者さんち、妙にゴージャスでしたよね!?
長男が東側に憧れる気持ちがわからないでもないです。

最後は勿論ハッピーエンドなので途中、ツライと思っても大丈夫でしたよ。
でも。ウサギはな~、かなり厳しかったなぁ。
結構親に騙されてペット喰わされちゃった子供って多い…んですねぇ。
ともだちもチキンライスお代わりしちゃって後で吐いたって言ってたもんなぁとこれは思いっきり余談ですけど。

ささやかだけどかわいいなぁって思ったのはお洋服。
記者さんの奥さんのゴージャスお衣装よりも(あれはあれで凄く素敵だけど)
お母さんのステッチの入ったエプロンとか妹の刺繍のブラウスとか、極めつけは男の子のサスペンダー!民族衣装っぽくて可愛いです~!

最後に気になったこともう一つ。
神父さんの車はどうしちゃったの~!?
また後で電車に乗って取りに行くの~!???

あ。サッカーについてはよくわからないので聞かれても駄目です~。すみません(><)


*Shall we Dance
おまけだから多くは語らないです~。
ダンスを通してみんな幸せになる話…でオッケーじゃん。
時間つぶしで1000円ならば、見終わったあとHAPPYになれるし、悪くないとおもいます。はい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする