挿絵のピーター・ラビットが動いてる予告がとっても可愛かったので
見に行きましたが~、あっさりすっきりで悪くはないし、良い話なんだけど、微妙かなぁ。
学校の映画鑑賞会かなんかで、ばばーん!と文部省推薦のマークが出てきそうな。
否、別に文部省推薦が悪いわけじゃないんだけど。
公式サイトのアオリには 恋と波乱に満ちた半生と書いてありますが、そんなに波乱でもないですよ。
恋…は可愛く上品に描けてたかな。
主題歌のダンスのシーンが秀逸だしー!
(あの歌、良い歌ですよね&あのディスクオルゴールが欲しいですぅ)
ただ、そんなことよりも。
やっぱり女性に自立に必要なのは経済力なのね。
とロマンティックさに浸りきれない自分がちょっと淋しかったかな。
淡々と話が進むので、どこか一歩離れて冷静に見ちゃいますよねぇ。
ナショナルトラスト運動が出来たのだって、ピーター君たちの印税があってこそですよね。
必要なのはお金なんだなぁ。
ロンドンや湖水地方のおうちや調度やお洋服とか、風景とか、綺麗で心地好いものがたくさん出てくるので、それだけ見に行っても楽しめますけれど。
ビアトリクス・ポター入門編としてはこんなもんかもしれませんねぇ。
あの時代で自立してる女性なんだから、もっと波乱万丈だったのに違いないし。
興味ある人は自分で調べなさい…ということかも。
&やっぱりピーター・ラビット好きさんは見ておいたほうが良いと思います~。