「歓喜の歌」を見ました

2008-03-01 21:35:23 | 映画2008
見る前からその設定には無理がある!と思ってたのですが、
それを凌駕できる話に出来てるのかなぁってちょっと期待もして見に行きましたー!
が!!

やっぱり無理でしたねぇ。

以下、ネタバレありかもしれない。
ご注意下さい。

そもそも。
主婦コーラスが大晦日に演奏会をやるでしょうか~?
あたしが知ってる団(複数だ!)の団員は、みんな家族に気を使って練習してますよぉ。
(お姑さんや旦那さんにこの日だけは!って言ってるそーな)
だから忙しい中を無理矢理時間を作って出てくる…のはいいんだ。
だけどさ。
12月30日とか31日にお正月の準備もせずに呑気に歌ってたら、やっぱり家族の目は厳しくなると思うよ。
20年間、大晦日に毎年演奏会ってありえなくない?
そこに絡んで、大晦日にあんなにお客さんが来るのもすごいと思います。
キャパ450席の会場が団員20名(奥様チーム側ね)ぐらいで埋められるのって…一人頭何人呼ぶ計算?
否、あたしの大晦日の概念が世間とずれてるのかもしれないけど。。。
どっか、うちは毎年(じゃなくても、数年おきとか)大晦日に発表会やるよって!いうところは教えて欲しいです。
さらに創立20周年で団員20名っていうのもエライよねぇ。
結構減ったりするもんなんですけど。
あああ、それを言ったら、庶民派チームなんて40名強(演奏会にはざっと数えて43名居ました)も居るんですよ!
一体どんな集め方したんですかねぇ。
そーして結成1年で4曲以上のレパートリーがあって、暗譜で演奏会が出来るってすごすぎると思う。
あの高そうな舞台衣装も!
お揃いのお衣装はね~揉めるのよ。値段とかデザインとか。
きっと縫ったのはリフォーム屋さんの奥さんだと思うけど、団員さんがいくら払ったのか気になる

なんてな設定に普通の人はツッコミ入らないと思うので~。
そのあたりをすっ飛ばせば、会場、ダブルブッキングでさあ大変!の、うろうろ具合や、登場人物のバックボーンや、良い方に転がり始めたときのテンポ感は快感のはず。
なので~、ほのぼの人情モノのお話だと思って割り切って見ることが大事だと思いました。
決してつまらないわけではないし、ほろっと涙がこぼれるいいシーンもあるんですよ。
何も考えないで見られる設定だったらよかったのに!
(ああ、でも。合唱の話じゃなかったら見に行かなかったかもしれない。
 ひじょーにびみょ~ですねぇ)


あ、あとね。
第九の練習の後に行ったから、余計に気になったんですけど。
明らかに違う口の開け方ってみんなで揃っててもわかるのねぇ。
VとかWとかウムラウトとか、目立ちますよ、ええ!
一人で間違ってるよりも、こーいうのはまずいんじゃないか?
指導者、大変だよなぁってエンドロール見て吃驚。
私が大昔、第九を習った先生でしたよ。あはは。

これ、落語だったらどうなんでしょうね?
話術ならば設定を凌駕してくれそうな気もしないではないのですけど。



コメント
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