この前、「こちら本の探偵です」のちくま文庫版を図書館で借りてきた～！2005年発行なんですね。
我が家には径書房1989年四刷（初刷1985年）版があるのですが～！
この20年の間にいろんなことが変わったので、ちくま文庫版の補足がとてもとても面白かったです。
1990年頃って当然インターネットなんてなかったさ！
そもそも、新しい本の発行だって、『ダ・ヴィンチ』の創刊が1994年（でした、今調べた）が出るまでは
本屋に置いてある「これから出る本」っていうフリーペーパー（だよね？）が頼りで、
買うものが無い時に、これ、下さいって言えなくてさ～（今なら言える）それがまた、月1なら良いのに
何故か前半後半の２回で！
貰いそびれてる隙に欲しい本が出てた時のショックったら無いっすよ。
そんな状態だから、過去に読んでタイトルも作者も思い出せない本を探す、なんて
ものすごいことをやる人が居るんだなぁ、と当時、見たことも無かったけど、ちょー尊敬してたさ！
（この後、区民講座で作者様をお見かけしました。今も尊敬してます）
この本は、本の探偵さんをやるきっかけから始まって、実際の依頼と解決がとても面白く書いてあるんだけど
さらに、図書館の役割とか利用の仕方がとても詳しく載っていて、今まで開架の書棚でジャケ借りしてた私には
目から鱗だったのですよ。
あれからインターネットの時代になって（我が家は2000年にパソコン様が来た）自分で検索することが
とても簡単になりましたが、今でも図書館の役割の基本的な部分は変わってない…そうです。
（絶滅しちゃった目録カード＆手書きの図書カードは不便だけど、ちょっと懐かしい）
たしかに、資料検索とか相互貸出とか頼んでる方をよく見かけます。
図書館、大事だよねぇ。。。
過去に読んで思い出せない本…は、やっぱり運が良ければ、探せる…のかも。
私が探してる本は、随分前からネットで検索してますが、出てこないんだよな～。
地道に脚で探さないといけないのかなぁ。
本にやり方出てるしねぇ。
否、その前に。
とりあえず文庫版、買っとくかなぁ。。。
