山種美術館に行ってきました。
『没後25年記念 東山魁夷と日本の夏』展です。
亡くなってから、そんなに経つんでしたっけ?
割と最近の人な感じがしていたので、ちょっと驚きました。
そして、土曜日なためか、やたらと混んでいたことにも吃驚。
チケット購入に列が出来ていましたよ。
今更ですが、人気があるのですね。
今回のメインは、ポスターにもなった 満ち来る潮。
大きな絵というだけでなく、動いているような迫力のある波。
金や銀の箔のゴージャス感も良し。
同時に展示されている、岩や波、海のスケッチと小下図、これがこうなるのか!と何度も見返してしまいました。
撮影可能(相変わらず山種美術館は太っ腹です。有難うございます)だったのは、こちら↓
緑潤う
夏のきらきらした日差しと緑が美しい作品。緑と言っても、青みがかった色が素敵です。爽やかな空気を感じます。
また、東山魁夷だけでなく、師匠筋の川合玉堂や結城素明など。
さらに、日本の夏の絵ということで歌川広重の浮世絵に、私が好きな(山種さんでは、ちょくちょくお目にかかる)奥村土牛や小林古径などもあって、盛り沢山の展示でした。
そうそう。林潤一の桐板に截金の作品も面白かった(←これは自分のためのメモ)
も少し、空いてる時に、ゆっくりじっくり見たかったかなぁ。ちょっと惜しかった…かも。
おまけ。
混んでいましたが、カフェでお茶しました〜。前回は諦めたけど今回は並びましたよ!
満ち来る潮のイメージの「あげ潮」
粒あんが美味しかったです。
幸せな味。
9月も半ばですが、まだまだ暑いですね。今日も日中の外は焦げそうな日差しでした。
昔の夏は、今日の絵画のように涼し気だった気がするんですけど。
とか言うと、年寄りくさい?(笑)