2012年度の住みたい街全国ランキング(生活ガイド.com)に札幌市が第3位にランクインされました。
その時のコメントは以下のようなものです。
「政令指定都市の中では、新潟市、浜松市の次に広大な面積を持つ札幌市。人口も全国4位と多く、北の主要都市となっています。冬は雪が多く降るものの、本州のような梅雨がなく、台風の影響も少ないため、冬以外は過ごしやすい地域です。スギが非常に少ないため、スギの花粉症の人には特によいですね」
「中心地には時計台や赤レンガ庁舎など歴史を感じさせる建物や繁華街があり、郊外にいけば自然を満喫できる公園やレジャースポットがあるので、都市と自然が一度に楽しめます」
「美食の街としても有名で、新鮮な魚介類やラーメン、ジンギスカンなど数多くのご当地グルメがあり、北海道内の地産食材使った洋菓子も人気です」
「歴史と自然が共存し、美食も楽しめる北の大都市が、3位にランクインしました」
ちなみに第一位は横浜市、第二位は京都市でした。
また、2010年度は札幌市は第二位にランクされ、2007年度は第三位でした。
このように、札幌市は全国的に見ても常に住みたい街のトップクラスにランクされています。
「歴史と自然が共存し~」というより「便利で快適な都市機能と豊かな自然が共存し~」という表現のほうが当たっていますね。
私が住んでいる札幌市のお隣り北広島市も、都市機能と自然がバランス良く共存していて私は住み易い街だと思いますが、ただ、札幌に比べると交通機関の利便性が劣ります。
お年寄りが多い街なので、バスの運行本数がもっと多くないと、買い物や通院には不便ですね。
北海道の他の都市も似たような状況で、自然の豊かさと比較的整備された都市機能や道路網は住み易さに繋がっていても、交通機関の利便性となると、地域が広いので自家用車を持たない人達には不便さを感じるところだと思います。
ましてや、都市から離れた中山間地帯となるとなおさらのことです。
住み易すい街や地域の尺度は人それぞれでしょうが、医療、教育、食材、レジャーなどの充実や雇用の場としての産業も必須要件です。
札幌圏や旭川・函館・室蘭・苫小牧・帯広・釧路・北見などの中核都市と、それ以外の市町村の住み易さの満足度の度合いには、当然のことながら大きな開きがあり、住み易さや雇用の場を求めて、他の市町村から札幌圏や中核都市に移り住む人達も多くいるのは事実です。
一方で、モータリゼーションの発達と高速道路・高規格道路の整備で、札幌圏や中核都市の周辺市町村に住むことにそれほどの不便さを感じていないというケースもあります。
むしろ、土地の安さや広さ、自然環境の良さなどから、敢えて周辺市町村に住んでいる場合もあります。
しかし、これらのケースはわりと年齢層の高くない人達に当てはまる事であり、お年寄りや交通弱者のような人達にはなかなか当てはまらないといえます。
コンパクトシティという考え方や取り組み事例があります。
例えば、中核都市の中心市街地は大型店舗の郊外化などで空洞化しシャッター通り化している所がたくさんありますが、元々は買い物や通院、レジャーなどには便利な所でした。
そういう所にお年寄りや交通弱者に集まって住んでもらう「集住施設」を整備し、街の活性化と生活の利便性を高める取り組みもコンパクトシティの一つの考え方であり、既に北海道の一部の地域で取り組みが始まっています。
特に、冬期間の除雪やクルマの運転などは、中高齢者にとってたいへん辛く厳しいことですが、街の中心部に集まって暮すことで解消することができます。
また、余裕のある人達は冬の間だけ街中で生活し、それ以外はゆったりとした郊外で暮すことも可能です。
人々のライフスタイルは多様ですが、いろいろな暮し方が可能なことも「住み易さ」の一つといえます。
北海道は様々なライフスタイルが可能な懐の広さがあり、それを支える住宅やインフラの整備も充実しつつあります。
ただ、解決しなければならない問題や改善・改良しなければならない課題は山積しており、まだ自立の道半ばという状況です。
しかし、北海道はそういった問題や課題を克服しながら、まだまだ発展し続けて行くことができる魅力的な大地です。
北海道の自立に向けて我々の挑戦はこれからも続きます。
その時のコメントは以下のようなものです。
「政令指定都市の中では、新潟市、浜松市の次に広大な面積を持つ札幌市。人口も全国4位と多く、北の主要都市となっています。冬は雪が多く降るものの、本州のような梅雨がなく、台風の影響も少ないため、冬以外は過ごしやすい地域です。スギが非常に少ないため、スギの花粉症の人には特によいですね」
「中心地には時計台や赤レンガ庁舎など歴史を感じさせる建物や繁華街があり、郊外にいけば自然を満喫できる公園やレジャースポットがあるので、都市と自然が一度に楽しめます」
「美食の街としても有名で、新鮮な魚介類やラーメン、ジンギスカンなど数多くのご当地グルメがあり、北海道内の地産食材使った洋菓子も人気です」
「歴史と自然が共存し、美食も楽しめる北の大都市が、3位にランクインしました」
ちなみに第一位は横浜市、第二位は京都市でした。
また、2010年度は札幌市は第二位にランクされ、2007年度は第三位でした。
このように、札幌市は全国的に見ても常に住みたい街のトップクラスにランクされています。
「歴史と自然が共存し~」というより「便利で快適な都市機能と豊かな自然が共存し~」という表現のほうが当たっていますね。
私が住んでいる札幌市のお隣り北広島市も、都市機能と自然がバランス良く共存していて私は住み易い街だと思いますが、ただ、札幌に比べると交通機関の利便性が劣ります。
お年寄りが多い街なので、バスの運行本数がもっと多くないと、買い物や通院には不便ですね。
北海道の他の都市も似たような状況で、自然の豊かさと比較的整備された都市機能や道路網は住み易さに繋がっていても、交通機関の利便性となると、地域が広いので自家用車を持たない人達には不便さを感じるところだと思います。
ましてや、都市から離れた中山間地帯となるとなおさらのことです。
住み易すい街や地域の尺度は人それぞれでしょうが、医療、教育、食材、レジャーなどの充実や雇用の場としての産業も必須要件です。
札幌圏や旭川・函館・室蘭・苫小牧・帯広・釧路・北見などの中核都市と、それ以外の市町村の住み易さの満足度の度合いには、当然のことながら大きな開きがあり、住み易さや雇用の場を求めて、他の市町村から札幌圏や中核都市に移り住む人達も多くいるのは事実です。
一方で、モータリゼーションの発達と高速道路・高規格道路の整備で、札幌圏や中核都市の周辺市町村に住むことにそれほどの不便さを感じていないというケースもあります。
むしろ、土地の安さや広さ、自然環境の良さなどから、敢えて周辺市町村に住んでいる場合もあります。
しかし、これらのケースはわりと年齢層の高くない人達に当てはまる事であり、お年寄りや交通弱者のような人達にはなかなか当てはまらないといえます。
コンパクトシティという考え方や取り組み事例があります。
例えば、中核都市の中心市街地は大型店舗の郊外化などで空洞化しシャッター通り化している所がたくさんありますが、元々は買い物や通院、レジャーなどには便利な所でした。
そういう所にお年寄りや交通弱者に集まって住んでもらう「集住施設」を整備し、街の活性化と生活の利便性を高める取り組みもコンパクトシティの一つの考え方であり、既に北海道の一部の地域で取り組みが始まっています。
特に、冬期間の除雪やクルマの運転などは、中高齢者にとってたいへん辛く厳しいことですが、街の中心部に集まって暮すことで解消することができます。
また、余裕のある人達は冬の間だけ街中で生活し、それ以外はゆったりとした郊外で暮すことも可能です。
人々のライフスタイルは多様ですが、いろいろな暮し方が可能なことも「住み易さ」の一つといえます。
北海道は様々なライフスタイルが可能な懐の広さがあり、それを支える住宅やインフラの整備も充実しつつあります。
ただ、解決しなければならない問題や改善・改良しなければならない課題は山積しており、まだ自立の道半ばという状況です。
しかし、北海道はそういった問題や課題を克服しながら、まだまだ発展し続けて行くことができる魅力的な大地です。
北海道の自立に向けて我々の挑戦はこれからも続きます。