佐渡裕指揮のPAC(兵庫芸術文化センター管弦楽団)のコンサートに行く。
高知の片田舎でも満席になるのは、佐渡裕人気だろうか。
演奏の開始前に佐渡氏が一人でのこのこ舞台に登場したのは驚いたが
神戸の震災後に発足させたPACを中心とした西宮の地域の街おこしへの道のりを語った。
今回は10月25日岩手から関東、中国、最終の高知まで連続して8回の演奏旅行
疲れも見せずに、しっかりとした佐渡裕の音楽を聞かせてくれた。
いつも感じていた都会での演奏会との落差はあまり気にせずに聞くことができたのは、収穫。
なかでもアコーディオン御喜美江の「バンドネオン協奏曲」は圧巻、期待以上でした。
残念なのは、楽章の途中で拍手をされること、
ブラームス交響曲第4番の第3楽章と4楽章の間だけなかったのには救われた気がした。