春の庭 2014-08-14 11:12:06 | 本と雑誌 芥川賞受賞作のこの本の帯に「隣の女」に誘われた小さな冒険・・・なにげなく通り過ぎていた、いつもの街-----そこには、深く静かな歓びが埋まっていたのキャッチコピーに惹かれた。写真集にあった隣の家に好奇心を持ちアパートの住人との絡みを通して、何気ない日常が丁寧に描かれているのが不思議と魅力的だった。なにもない、雨の日に静かに読むにはちょうどよかった。