皆様おはようございます。
前に機能性表示食品制度について書きました。
今朝の読売新聞に気になる広告が出ていました。日本医師会から、機能性表示食品について「食品は薬ではありません。」という注意喚起の広告が出ています。
私はまだ、この表示の商品を市場でお目にかかっていません。お医者さんより、早くも先制しての注意喚起です。
以前テレビで、「この食べ物には、こんな効果がある。」と放映されると、スーパーの棚から商品が消えることがよくありました。
そういうこともあって、そのような食品が売り切れることを懸念しているわけではなくて、偏って理解されてしまうことを心配しているのでしょう。
健康な食品といっても食べ過ぎると悪影響があるかもしれないし、効果が人によってはないかもしれない。その辺を考えて、消費者に分かりやすく表示できないと、この制度はうまく浸透しないかもしれません。買うときも初めは、この効果が自分の体に必要だからたまに取り入れてみようかな、くらいがいいかもしれません。
でも売る側としては、この制度に期待はしています。
食品の良し悪しは、伝えるのが本当に難しいと思います。目に見えないものです。
極端な話、この野菜は農薬をこれくらいの量の使用なので無農薬の基準に合格しています。収穫の前に味をよくするためこんな肥料を数日前に与え、一番おいしい時間に収穫し、専用トラックにより全線高速道路を使いチルド輸送しています。
なんて説明されたら買う前につかれてしまいます。
ですからいろいろ食品表示があるのだと思います。私は、お客様がほしい情報を、できるだけシンプルにわかりやすく伝えられるように、今日から勉強に行ってきます。
できるようになるかはわかりませんが、わかりやすくておいしいものを届けるのが一番大事だと思っています。
今日は、機能性表示食品制度についての広告についてお話ししました。
それでは、良い1日を。