感動した「ある夫から妻への手紙」
以下に紹介するのは、ある県の生長の家白鳩会(婦人の組織)の幹部をしておられるA子さんの話。
Aさんは遠縁にあたるご主人との縁談があり、結婚した。
両家とも「生長の家」の教えを信仰している。
A子さんが30歳を過ぎて地方講師になると、その活動に忙しくなり、家を留守にすることが多くなった。するとご主人は、
「お前が喜ぶことをいつもしたいと思っているのに、いつも邪険にして、俺と生長の家とどっちが大事なんだ」と不機嫌になって怒鳴ったりするようになった。
しかし、A子さんはA子さんで、「私だって一生懸命やっているのに、不機嫌になって大人げない」と主人を裁いていたとのこと。
とはいえ、とA子さんは言葉をつないで、
「主人は言葉通り、私を喜ばせようと、いつも私を助けてくれました。例えばダイヤル式電話で何軒かの家に連絡するのは大変だろうとプッシュホンに替えてくれたり、手書きでは捗らないだろうと、名簿や資料作りのためにワープロやパソコンを買ってくれ、使い方まで丁寧に教えてくれました」などなど。
そして、「忘れもしない平成23年2月4日の深夜」と言葉をつづけます。
「主人は寝室の書斎で仕事をしていて、電灯の光がわたしに当たらないように黒い傘を差し掛けてくれていました。その時、主人の思いやりを感じ、心遣いのない自分を大反省しました。その日から、日記に『神の子、田中○○さん (ご主人の名前)、ありがとうございます。うちの主人は日本一、世界一、宇宙一、あなたのお蔭で幸せです』と毎日書くようになった」とのこと。また、それだけではなく、あるとき、ご主人にラブレターも書いた。
すると、ご主人から次のような返事がきたとのこと。その素晴らしい手紙を読んで、私まで感動して涙が・・・。そして、自分も真にこのような夫にならなければと思ったことでした。それで自分の胸に刻み込むべく、そして、ときどきは思い出すように、その手紙をここに載せてもらうことにした。
以下が、その夫からの手紙です。
○世界中で、一番かわいい君へ
毎朝、総本山の鈴を鳴り響かせ、日本一、世界一、宇宙一と元気に景気良く送り出して呉れて、ありがとう。毎日おいしい食事を、ありがとう。どんな時も笑顔でいて呉れて、ありがとう。≪中略≫
仕事で悩んだとき、親身に話を聞いてくれ、神癒祈願を出し、上司や部下、仕事先の名前を霊牌に書いて、ご先祖様に祈って呉れた時は本当に嬉しかった。
たまには二人でゆっくり過ごすことも、お忘れなく。全人類の幸福と全世界の平和という高邁な理想に向かって、ひた走る君にエールを送ろう!
君にあえて本当によかった。 君の応援団長より