世間で言われているアベノマスクなるものは未だに届かない。
私がマスクをするのは、ごくたまに買い物する時の短い時間と、今は月に1回の会議のときぐらいなので届くのを待ち詫びているわけではないが、それにしても遅い。もう賞味期限が切れて世間から忘れ去られているのではないかと思う。
今となっては、あの騒ぎもただの泡だったという気がするが、しかし、マスクは届かなくても、その泡のお蔭でマスクの品薄状態が少しは解消されてきているようだから、その点では効果があったと言えるかもしれません。
私はというと、家内が手縫いで立体マスクを2つ作ってくれたし、先日は妹が来て少し上等らしい1箱10枚入りのものを置いて行ってくれたから、もう十分間に合っているから有難いと思う。
剪定の仕事をしていると、目にはあまり感じないが、大ばさみでバサバサと伸びた枝葉を切っていると、埃を吸うらしく咽喉がいがらっぽくなることがある。そんな時にはマスクをすればいいと思うが、それも面倒で邪魔っけなので仕事中に使うこともない。事務所は、感染防止のためマスクをしてくださいと、親切に言ってくれるが、夫々が離れたところで仕事をしているのだから、感染の心配もないのです。
昨日剪定に行ったところは、おじいちゃんの一人住まいでした。おじいちゃんと言っても、私より数年上ぐらいだと思うが、足が丈夫じゃないらしい。それで、切りくずをゴミ袋に入れたら12袋になったが、身体が不自由でゴミの回収場所まで運べないので、回収日に来てゴミを出してもらいたいとのことだった。なるほど、そういうこともあるのかと初めて知ったのですが、それで二人で半分づつ車に積んで自宅に持ち帰り、ごみの回収日に出させてもらうことにしました。
年をとるということは、わかりきったことながら不便なことなのだと思う。
先日、家内に「この頃どうも腹が出てきた」とこぼしたら、「自分で管理してね」とほざき給うた。
ああ、この冷たい処がたまらなく好きなのよね。(笑)
でも、正直を言えば、「お前に何かしてくれなどと思っておらんわい」と言いたかったが、「はい、わかりました」と言って、自分の部屋へと去って行きました。
それはともかく、
何をするにも、自分でできるうちが花、ですね。