これを書く事で参考にしてもらえることがあればと、また自分自身を励ますためにも少し書いてみます。
自転車始める前から、膝に故障はあったのですが、まあ騙し騙しというか上手く付き合いながらここまでやってくることが出来ました。
年明けに悪化させてからは、状態はドンドン良くなっていて、今はローラーである程度負荷をかける事も出来ますが、あえて今はやっていません。
左右のバランスが悪い状態で負荷をかけていっても、癖が強調されたり、余計にバランスが崩れて次の故障に繋がる事にもなるので、リハビリに専念しているのです。
私の場合、パワーメーターを見ながら左右同じパワーで踏んでても故障のない左足ばかりが張って左足ばかりが鍛えられる感じ。
故障のある右足だけを鍛えていても左足が発達していく感じさえあります。
その右足を何とか発達させていく為に、今はとにかく単純な作業、右足を曲げたり伸ばしたり、上げたり下げたり・・・を半端ない回数やってます。
100回を5セットとかだから、一通りやるのに、たっぷり2時間かかります。
それを1日2回、毎日やって・・・となると何か1日じゅう単純な動きをやってる感じ。
楽しい運動じゃないし、それ自体に達成感もない。
でも、少しずつ改善され、希望があり、先に繋がると思えるからやっていける。
右足に関しては悪化させる前よりも良い状態に持っていけると思っています。
例年より、トレーニングはずっと遅れていますが、まずそれをしないとやりたいトレーニングも出来ないし、行ったり来たりになってしまうから、今やるべき事はそこで、それが一番近道でもあると思えます。
リハビリの負荷もだんだんあげていく事になりますが、今使用しているのは写真の物くらい。
というよりも、むしろ道具を何も使わないものが多いです。
加圧トレーニングも長年やっていますが、リハビリの次の段階ではかなりお世話になっていこうと思ってます。
コンペックスは、しばらく御無沙汰してましたが、1ヶ月程前からまた使用し始め、電気を流しながら力を入れるトレーニングをしています。
やはり自分の力だけでは得られないものが得られる感じで、特に故障のある所には良い刺激を与えられると感じています。
一時は、夜の寛ぎの時間に、合宿中の殆どの人がコッペックスをやっていたなんて光景もありましたが、こうした優れた用品を眠らせておくのはもったいないと、改めて感じています。
余談ですが、コンペックスを初めて見たのは、まだ日本に輸入される前、世界チャンピオンになる前年に、フィリップ・メラーグがSY-Nak cabinに来てくれた時に持参した物を借りたのが初めてで、それから早12年・・・
膝を痛めてしまった事は残念ですが、反省すべき所は色々あり、色んな事を考えたり、気付かせてもらったり、競技を続ける為に良いきっかけになったというか、そのまま何事もなく続けてしまわないで良かったと今は思っています。
そんな事もおいおい綴っていきたいなと思っています。
きちんと走れるようにじっくりと頑張っていきたいと思っていますので、今シーズンも応援宜しくお願い致します！
