「僕の名前は野良くんだよ」
「毎日ごはんをくれる材木屋のおじさんが勝手にそう呼んでいる」
「しかも…おじいさんからはトラなんて呼ばれているしー」
「雨が降らなければ泊る事も無いし」
「お腹が空いていてもゴロニャ~ンと鳴いたりはしない!」
「野良猫にはプライドってものがあるからね」
「熱い視線を送ればおじさんが美味しいものをくれるんだ」
「ほらね!お徳用のカリカリを食べ飽きたのが分かったみたい」
「ブラボー!サバの塩焼きにとんかつを用意しているぞ♡」
「じゃぁ、餌場で待っているからね~」
「お皿を置いたらあっちに行ってくれないかな?」
「人間が見ている中ではごはんを食べられないんだから!」
「写真は禁止だよ、ブログネタにされてはかなわないしー」
「野良猫にはプライドってものがあるからね」
「フフフッ…俺様が翼だ!」
「野良くんはお徳用のカリカリを食べているな(笑)」
「俺様はロイヤルカナンしか食べないぜっ!」
「うちで用意してある野良猫用のカリカリもお徳用だしな(笑)」
「そうさ、貴様がいつも食っているあれだよ」
「おいっ貴様!それはサバの塩焼きととんかつではないかっ!」
「野良猫の分際で!俺様が食ってやるぞ、どきやがれ!」
と、ここでおじさんが翼を追い払いに行きました。
翼が材木の裏に隠れたので追跡!
「な、なんだよ?」
「野良猫に贅沢させちゃいけないんだぞ!」
「あれこそ飼い猫の俺様にふさわしい食事だし…」
あーあ、翼が食べちゃっているしー!
※翼くんは近所の飼い猫です。
良く遊びに来ます。
首に鈴を付けて、股間にも立派な鈴をぶら下げておりますだ♪
翼くんの家の玄関横にはいつもカリカリが用意してあるので
野良くんも常連さんみたいです。
野良くんと翼くん、仲が悪いみたいです…
どっちが強いかって?
餌を横取りした翼くんのようでした。。。