しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

飛び出す勇気と留まる勇気

2012-06-26 00:10:20 | 仕事のはなし
仕入先の製材所の社長には子供が居ない。

後継者として甥っ子を岐阜から呼び寄せて育てておきながら

喧嘩の末、3月に甥っ子のS君は会社を去った。

そのS君が突然来社した。

再就職がうまくいかずに苦労している。

材木業界に未練は無いと吹っ切れたがやっぱり未練が残ってるそうだ。

そりゃぁそうだろう。

こちらに上京するまでは何も知識が無くて必死に覚えたのだから…

しばらくの間、うちで雇ってあげたいところなんだけど

まだ私にはその余裕が無いwww

S君の人間性は私はものすごく評価しております。

時代から置き去りにされてゆくこの業界には必要な男だと思っている。

申し訳ない気持ちから銘木屋の社長の情報を伝えておいた。

「床柱が売れるのを待っていたら銘木屋は潰れるよ!」と

加工業に力を入れる名門の出らしからぬ柔軟な発想が出来る方だ。

私の父親世代なのに柔らか頭の持ち主なんだよね。

後継者も話し好きでうちで依頼する加工にとても興味を持ってくれるし

喜んで引き受けてくれる。

「これは何を造る材料なんだい?」興味津々(笑)

「新しい仕事にチャレンジしないと生き残れないよなぁ~」

社長もニコニコしながら話を聞いてくれるし。


S君は独立の道も模索しているけど前途多難だ。

家族を養う義務もあるけど冒険心が無ければ道も拓けない時代だろう。

とにかく頑張って欲しいのです。


以前、智ノ花と言う力士がいた。

学生横綱まで上り詰めたが相撲部屋から声が掛からずに

教師の道を選び家庭も築いて安定した生活に満足してた。

それなのに後輩の舞の海が相撲界で大活躍しているのを観て

女房子供を実家に帰して相撲部屋に入門。

大部屋で給料も無い生活だったがやがて関取に昇進。

その後の活躍はご存知の通り。

当時は智ノ花の決断は「男のロマンだ!」と絶賛されましたよね。

私も仕事が終わってから大相撲ダイジェストを欠かさずに観ておりました。



コメント
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