goo blog サービス終了のお知らせ 

しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

ぎょっ?!

2016-01-20 04:48:00 | 日記
朝9時に町内の現場へ配達に行き

会社に戻ろうとしたら前面道路が工事中で通行止め

水道管の取り換え工事が一斉に行われていたのです。

警備員に誘導されて一方通行路を逆走して会社に戻れました

月曜日の悪天候で予定が変更されたみたいです。


そうそう、配達に行ったのは同級生が購入した中古住宅。

築50年は経っていそうな建て替えた方がよさそうな状態だったけど

大工の友人は1学年下の後輩の元八百屋だったこの建物が気に入って

三百万円程を投じてリフォームするらしい。


彼は中卒で暴走族活動に精を出し仕事も転々としながら

舞台の大道具として各地を廻りながらやがて大工の技術を取得した苦労人。

年老いた母親とアパート暮らしをしながらコツコツとお金を貯めて

40歳を過ぎて今の奥さんと結婚し母親と共に質素に暮らしている。

結婚した年の暮れに胃がんの手術を受けてしばらく働けない体で心も荒れていた。

よく、うちの会社に来て愚痴をこぼしていたっけな(-_-;)

中学を卒業してからはほとんど会う事もなかったのに

40歳を過ぎてからは近所のやきとり屋で酒を飲む間柄になった幼馴染。

胃がんの手術をしたのに、また大酒飲みに戻ってるしね(笑)


そんな彼も50歳の節目を迎えて、あと何年働けるか?

子供も居ないけど嫁さんに何か残してやりたいし…

お袋さんにもいつまでもアパート暮らしじゃ申し訳ないと思い

急にこの家を買う事に決めたそうだ。


外壁はトタン、内壁は小舞下地の土壁で断熱材なんて入っていない。

屋根も古い瓦葺きで雨漏りをしてるそう。

八百屋の店舗だったスペースはガレージ兼大工道具や資材置き場に使える。

連日、我が家の修理に燃えている友人は生き生きとしてた。

嫁さんもお袋さんも顔を出しては掃除を手伝ったりと微笑ましい。

50歳とは人生の折り返し点なのかもしれないね。


私も安く提供できる品物が無いか会社内を探してみよう。

私は父が築いたものを継承したにすぎないけど

彼は自分の力だけで終の棲家を手に入れた。


二人の50男の対比が面白いと思った。

知人が地元で居酒屋を開店したので飲もうぜ!と約束して別れた。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする