就業時間の5%を自由研究に充てることで生まれた軽量飛行機。
勿論、ヤマハ側からはエンジンのみの供給だが。
わずか500ccの排気量で軽量飛行機を飛ばせることが証明され
燃費が良くレギュラーガソリンで飛行できる点も魅力です。
商品化したらアメリカでバカ売れするかもしれません。
初期飛行試験を実施
ヤマハ発動機と新明和工業は、9月21日に静岡県富士川滑空場にて試験機を使った初期飛行試験を実施しました。
飛行試験に用いた試験機(新明和工業にて調達・組立)
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今回の初期飛行試験は、昨年両社で開始した小型航空機に関する共同研究の活動の一環で、使用した試験機は、新明和工業の所有する研究開発用航空機「XU-L(Experimental Utility aircraft – Large type)」に、ヤマハ発動機製の水冷4ストローク2気筒499ccエンジンを搭載しています。
ヤマハの研究部門には、通称5%ルールと呼ばれる「エボルビングR&D活動」という制度が存在し、事業に直結した日々の研究活動とは別に、就労時間の5%を自発的な研究に充てることでエンジニアとしての幅をひろげ、そのパワーでイノベーションを創出していこうというものです。
「二輪車のような航空機」の開発に取り組む金城さん、広瀬さん、竹之内厚志さん(左から)
エンジンを機体に搭載、残る主翼づくりに着手したのが2021年の計画。その後は飛行試験に向けて性能検査や書類整備を行い、許可を得て今回の初飛行につながっています。
ヤマハ発動機と、新明和工業は、今回の試験機による初期飛行試験の成功を受けて、今後も共同研究を継続していきます。