死ぬ気で走れっ！

同業者の会社にお邪魔していた時のことです。

集金にやって来た建材問屋の営業マンとの会話が面白い。

「Ｔ君って体育会系かな？」

「えぇ、そうっすよ、野球部でした」

「オタクの会社もやはり体育会系しか採用しないのかい？」

「そうみたいっす。文系男子はすぐに会社を辞めるし叱れないらしいっす」

このＴ君は帝京大学の野球部で4番でエースという過去があった。

「帝京の野球部じゃぁ練習もきつそうだよね？」

「そりぁもう…死ぬ気で走れーっ！と怒鳴られましたからねぇ。。。

　死ぬ気で走るとブッ倒れることはあっても死なないし(笑)」

「Ｔ君はなんでも乗り越えられそうな根性がありそうだよな」

「まぁ、あの練習のキツさに比べたら仕事は楽勝っす」


以前の私はそんな体育会系の単純な思考が嫌いでしたが

最近の体罰問題をニュースで観ていると現代の常識にも疑問を感じる。

柔道女子日本代表選手はオリンピックでメダルを獲れるだろうか？

Ｔ君を育てたのは「死ぬ気で走れ！」と言う怒鳴り声だったと思う。

これを言葉の暴力だと決め付けてはスポーツ選手は育たないだろうから。

ニュースで伝えるマスコミの姿勢にも偏りがありすぎるwww