昨夜も睡魔に負けてしまいました・・。
今日は、朝から娘の三者面談だったり、予定の休日訪問があったりして、夕方ウトウトとしていました。
ちょうど気持ちのいい眠りに落ちた頃、チャララ~チャララ~と緊急電話の着信メロディが鳴り響き、思わず飛び起きました。
電話は、わくわくの中野さん。
「□男さんから、こちらに具合が悪から来てほしいと電話があったのだけれど、本人からの電話で声は元気そう。午前中もヘルパー入っていてなんでもなかったのだけれど・・」とのこと。
□男さんのケアマネ事業所へのヘルプコールだったよう。
かなりの認知症で、しかも酒乱傾向の□男さんは、まず自分から電話してくることはありません。
いつも娘さんからかかってくるのですが・・。
私もこちらから電話をかけると、□男さんは「おう!俺も娘も具合が悪いんだ!いいから早く来い。具合がわるくてダメだ!助けてくれ!」とわめきたてるのみです。
「○子さんに変わってくれる?」
「だめだ!変われない!俺はもう辛くて動けない!娘も俺もダメだ!早く来てくれ!」
う~ん。
これは怪しい・・
いつも、大騒ぎをしては救急車を呼びつけることで有名人でもあり、私たちの緊急訪問もほとんどが、親子でのカラ騒ぎでした。
それでも、具合が悪いと必死に訴えているので、とりあえず見に行くことにしました。
だいたい、この場で娘さんの○子さんがいるのに電話に出ないことが変です。
○子さんは、知的障害もあり小さなことでもすぐに自分から電話をしてきます。
それが出ないでお父さんが大騒ぎ・・。怪しいなぁとは思いつつ、車を家の横に止め、玄関にまわります。
すると、玄関のくぐり戸の新聞受けの前に見覚えのある頭。
ガラッと引き戸を開けるとそこには新聞を持った□男さん。
「□男さん!何、元気じゃない!」と私。
「俺じゃねえんだ。娘を頼む!」
は~・・・。やっぱり。
私たちもヘルパーもケアマネも、□男さんとは契約をしていますし、そのためにはいろんな病状含め情報も持っています。
でも、娘さんはまだ若いし、私たちがどうこうすることも、まして緊急訪問の対象ではないのです。
普段は大トラの□男さんも、娘のことで私たちを呼べないことがわかっていたようで、自分が具合悪いとウソを言ったのです。
普段大ゲンカばかりの親子でも、どちらかが具合悪いとやっぱり心配でしょうがないんですね。
それにしても、いつもはお得意様のように救急車を呼びつけ、お得意様の救急病院に行って、点滴一本打ってもらって、帰りは歩いて帰ってくるのですが、今日はどうスイッチが入ったのか、こちらに振ってきました。
でも・・困ったものです。
訪問看護は主治医の指示書のもと動いていますし、まして緊急訪問は契約者の病状変化に対応するものです。
いくらそこの理解が出来ないと言っても、「具合が悪いから来てくれ!」と言われて、万が一行かないで本当に急変したら、取り返しがつかないですし・・。
見えない現場をどう判断するのか。
今後、ウソとわかっていても、訪問することは避けたいです。
とりあえず、今日のところはしょうがないのでこちらで救急車を手配しました。
救急隊の人も、いつものことなので、さっさと連れて行ってくれました。
救急車を待つ間も「娘を頼む!一緒に行ってくれるのか?」と□男さん。
さすがに一緒にはいけません。
救急隊の人も大変です。
こういう人騒がせ一家は相当多いそうですね。
タクシー代わりに使ったり、「昼混むから夜救急車で行けばすぐ見てくれるでしょう?」とか「娘がくしゃみをしたんです!」なんて理由で呼びつけたり・・
救急車は原則要請を断ってはいけないのだそうですが、日本もある程度有料にすべきだと思います。
そして、緊急性を要しないと判断された場合は、民間救急車を紹介するなどという話も聞きましたが、あれはどうなっちゃったのでしょうね。
こんなことで使っていては、本当に必要な人が、間に合わなくなってしまいます。
そうはいっても、お父さんとして心配する□男さんは、おろおろしてちょっとかわいくもあり、社会性なんて全然関係ない親子二人の暮らしの中で、それなりに精いっぱいだったのでしょう。
実際、どこか憎めない二人なんですよ・・。
今回の訪問としては、窓も締め切ってエアコンも切ってムシムシの部屋で、不穏状態でヨロヨロしている状況でしたので、エアコンを入れ水分を進めて安心させて寝かせたとこで、緊急訪問としました。
今日のところは騙された私の負けですね。
とりあえず、今後の○こさんへの緊急時のアプローチを、行政サイドにお願いしないといけませんね。
それにしても、こういうケースは土日祝日、いったい誰がフォローしてくれるのでしょうか??
今日は、朝から娘の三者面談だったり、予定の休日訪問があったりして、夕方ウトウトとしていました。
ちょうど気持ちのいい眠りに落ちた頃、チャララ~チャララ~と緊急電話の着信メロディが鳴り響き、思わず飛び起きました。
電話は、わくわくの中野さん。
「□男さんから、こちらに具合が悪から来てほしいと電話があったのだけれど、本人からの電話で声は元気そう。午前中もヘルパー入っていてなんでもなかったのだけれど・・」とのこと。
□男さんのケアマネ事業所へのヘルプコールだったよう。
かなりの認知症で、しかも酒乱傾向の□男さんは、まず自分から電話してくることはありません。
いつも娘さんからかかってくるのですが・・。
私もこちらから電話をかけると、□男さんは「おう!俺も娘も具合が悪いんだ!いいから早く来い。具合がわるくてダメだ!助けてくれ!」とわめきたてるのみです。
「○子さんに変わってくれる?」
「だめだ!変われない!俺はもう辛くて動けない!娘も俺もダメだ!早く来てくれ!」
う~ん。
これは怪しい・・
いつも、大騒ぎをしては救急車を呼びつけることで有名人でもあり、私たちの緊急訪問もほとんどが、親子でのカラ騒ぎでした。
それでも、具合が悪いと必死に訴えているので、とりあえず見に行くことにしました。
だいたい、この場で娘さんの○子さんがいるのに電話に出ないことが変です。
○子さんは、知的障害もあり小さなことでもすぐに自分から電話をしてきます。
それが出ないでお父さんが大騒ぎ・・。怪しいなぁとは思いつつ、車を家の横に止め、玄関にまわります。
すると、玄関のくぐり戸の新聞受けの前に見覚えのある頭。
ガラッと引き戸を開けるとそこには新聞を持った□男さん。
「□男さん!何、元気じゃない!」と私。
「俺じゃねえんだ。娘を頼む!」
は~・・・。やっぱり。
私たちもヘルパーもケアマネも、□男さんとは契約をしていますし、そのためにはいろんな病状含め情報も持っています。
でも、娘さんはまだ若いし、私たちがどうこうすることも、まして緊急訪問の対象ではないのです。
普段は大トラの□男さんも、娘のことで私たちを呼べないことがわかっていたようで、自分が具合悪いとウソを言ったのです。
普段大ゲンカばかりの親子でも、どちらかが具合悪いとやっぱり心配でしょうがないんですね。
それにしても、いつもはお得意様のように救急車を呼びつけ、お得意様の救急病院に行って、点滴一本打ってもらって、帰りは歩いて帰ってくるのですが、今日はどうスイッチが入ったのか、こちらに振ってきました。
でも・・困ったものです。
訪問看護は主治医の指示書のもと動いていますし、まして緊急訪問は契約者の病状変化に対応するものです。
いくらそこの理解が出来ないと言っても、「具合が悪いから来てくれ!」と言われて、万が一行かないで本当に急変したら、取り返しがつかないですし・・。
見えない現場をどう判断するのか。
今後、ウソとわかっていても、訪問することは避けたいです。
とりあえず、今日のところはしょうがないのでこちらで救急車を手配しました。
救急隊の人も、いつものことなので、さっさと連れて行ってくれました。
救急車を待つ間も「娘を頼む!一緒に行ってくれるのか?」と□男さん。
さすがに一緒にはいけません。
救急隊の人も大変です。
こういう人騒がせ一家は相当多いそうですね。
タクシー代わりに使ったり、「昼混むから夜救急車で行けばすぐ見てくれるでしょう?」とか「娘がくしゃみをしたんです!」なんて理由で呼びつけたり・・
救急車は原則要請を断ってはいけないのだそうですが、日本もある程度有料にすべきだと思います。
そして、緊急性を要しないと判断された場合は、民間救急車を紹介するなどという話も聞きましたが、あれはどうなっちゃったのでしょうね。
こんなことで使っていては、本当に必要な人が、間に合わなくなってしまいます。
そうはいっても、お父さんとして心配する□男さんは、おろおろしてちょっとかわいくもあり、社会性なんて全然関係ない親子二人の暮らしの中で、それなりに精いっぱいだったのでしょう。
実際、どこか憎めない二人なんですよ・・。
今回の訪問としては、窓も締め切ってエアコンも切ってムシムシの部屋で、不穏状態でヨロヨロしている状況でしたので、エアコンを入れ水分を進めて安心させて寝かせたとこで、緊急訪問としました。
今日のところは騙された私の負けですね。
とりあえず、今後の○こさんへの緊急時のアプローチを、行政サイドにお願いしないといけませんね。
それにしても、こういうケースは土日祝日、いったい誰がフォローしてくれるのでしょうか??