先日の勉強会「リンパ浮腫のケア」で、治療をお願いしていた患者さん。
一度のリンパドレナージュとバンテージの使用、そして生活指導と特別のマットで、一時は浮腫が全く消えてしまい驚きました。
しかし、その後バルントラブルやらなんやらで、再び下肢がパンパンになってしまいました。
もちろん、自宅でのケアとバンテージ、五本指ソックスは継続中でしたが、ご本人も奥様もちょっとお疲れモードです。
今日は、かねてよりのお約束で、担当ナースと私がリンパ浮腫外来に同行し、リンパドレナージュとケアを実際に教えていただき、在宅で継続するための手技指導を受けてきました。
病院の奥にひっそりとある看護師の外来「リンパ浮腫外来」
Mさんは、奥様と二人で来ていました。
外来に入ると、まずズボンを脱いでパンツ1丁になります。
そして、写真を撮り前回との変化を観察し、浮腫の状態を診断して頂きます。
それから、施術の診察台に乗り、下肢を圧力マットに拳上する形で横になり、バスタオルをかけて開始になります。今回もニベアをたっぷり使用します。
施術をしながら、毎日の生活の状況などを聴き、アドバイスをしながら行っていきます。
まずは、背部の浮腫の状況も確認し、肩回し、腋下のマッサージ、側腹部。
それから、大腿部の揉みほぐしの手技。
皮膚だけを動かしながら、徐々に膝へ、下腿へ、足指へと移動します。
途中、何度もうちの担当ナースの手を取って、力の入れ具合や圧力のかけかたも熱心に指導して頂きました。
私は、患者さんの許可を頂いて、ビデオを撮りながら復習をしていました。
Mさんは、もう眠そうにしています。
そして、今までのバンテージとは違う、もう少し圧力のあるバンテージを、リンパ浮腫の強い足にはかせます。
その上から、さらに収縮力が強めの、厚手の包帯?を巻いていきます。
さらに弾性包帯を巻き、その上からもう少し幅広の弾性包帯を重ねて、5本指ソックスもはかせて終了です。
この時の、力の入れ具合や包帯の巻き方、締め具合もしっかりと体で覚えていきます。
このかなりぐるぐる巻きの右足で、なるべく動くことが伝えられました。
この状態で出来れは明日まで、辛ければ今日ほどいても良いのだそうです。
これをほどくと、かなり浮腫の軽減するし、すごく気持ちがいいのよ、とのとこ。
これでかれこれ1時間びっしりの施術となりました。
出来れば、この手技がOKならば訪問看護で継続して、その後評価の上ストッキングに移行の予定です。
この病院では、外来での施術自体はなんと無料です。
普通医療リンパセラピストに1時間も施術してもらったら、1万円位かかっちゃうかも・・。
でも、ここはバンテージや弾性包帯などの実費だけです。
有り難いのだけれど、なにせこの病院におかかりの患者さんだけなので、これはもう技術を覚えて行くいかない状況です。
それでも、アドバイスは頂けますので、本当にありがたいことです。
今日撮ったビデオと、先日購入したセラピスト近藤さんの本とDVDをみながら、ステーションでの伝達講習と練習を行います。
この包帯法は、担当ナースが週に2回継続して、1月に評価をして頂けることになっています。
とにかく実際頑張ってやってみるしかないですね。
担当ナースの腕の見せ所となります。
私は、このあとも地域連携室で相談予定の担当ナースを残し、今度は嚥下機能・栄養評価の担当者会議に出席しました。
医師、歯科医師、ヘルパーサ責、ケアマネ、福祉用具、訪問入浴、私たち、クリニックナース、そして主治医が送迎のご本人そろっての会議でした。
残念ながら、担当の管理栄養士さんは、講義のために欠席でしたが、今回はCV抜去にむけての熱い討議となりました。
他にもなんだかんだと、忙しい一日ではありましたが、少しづつでもいろんなことが進んでいくのなら、それはすごくうれしいことだな、と思います。
なんでも積極的に関わりながら、自分たちも成長して、患者さんも良い方に向けると一番いいですね。
一度のリンパドレナージュとバンテージの使用、そして生活指導と特別のマットで、一時は浮腫が全く消えてしまい驚きました。
しかし、その後バルントラブルやらなんやらで、再び下肢がパンパンになってしまいました。
もちろん、自宅でのケアとバンテージ、五本指ソックスは継続中でしたが、ご本人も奥様もちょっとお疲れモードです。
今日は、かねてよりのお約束で、担当ナースと私がリンパ浮腫外来に同行し、リンパドレナージュとケアを実際に教えていただき、在宅で継続するための手技指導を受けてきました。
病院の奥にひっそりとある看護師の外来「リンパ浮腫外来」
Mさんは、奥様と二人で来ていました。
外来に入ると、まずズボンを脱いでパンツ1丁になります。
そして、写真を撮り前回との変化を観察し、浮腫の状態を診断して頂きます。
それから、施術の診察台に乗り、下肢を圧力マットに拳上する形で横になり、バスタオルをかけて開始になります。今回もニベアをたっぷり使用します。
施術をしながら、毎日の生活の状況などを聴き、アドバイスをしながら行っていきます。
まずは、背部の浮腫の状況も確認し、肩回し、腋下のマッサージ、側腹部。
それから、大腿部の揉みほぐしの手技。
皮膚だけを動かしながら、徐々に膝へ、下腿へ、足指へと移動します。
途中、何度もうちの担当ナースの手を取って、力の入れ具合や圧力のかけかたも熱心に指導して頂きました。
私は、患者さんの許可を頂いて、ビデオを撮りながら復習をしていました。
Mさんは、もう眠そうにしています。
そして、今までのバンテージとは違う、もう少し圧力のあるバンテージを、リンパ浮腫の強い足にはかせます。
その上から、さらに収縮力が強めの、厚手の包帯?を巻いていきます。
さらに弾性包帯を巻き、その上からもう少し幅広の弾性包帯を重ねて、5本指ソックスもはかせて終了です。
この時の、力の入れ具合や包帯の巻き方、締め具合もしっかりと体で覚えていきます。
このかなりぐるぐる巻きの右足で、なるべく動くことが伝えられました。
この状態で出来れは明日まで、辛ければ今日ほどいても良いのだそうです。
これをほどくと、かなり浮腫の軽減するし、すごく気持ちがいいのよ、とのとこ。
これでかれこれ1時間びっしりの施術となりました。
出来れば、この手技がOKならば訪問看護で継続して、その後評価の上ストッキングに移行の予定です。
この病院では、外来での施術自体はなんと無料です。
普通医療リンパセラピストに1時間も施術してもらったら、1万円位かかっちゃうかも・・。
でも、ここはバンテージや弾性包帯などの実費だけです。
有り難いのだけれど、なにせこの病院におかかりの患者さんだけなので、これはもう技術を覚えて行くいかない状況です。
それでも、アドバイスは頂けますので、本当にありがたいことです。
今日撮ったビデオと、先日購入したセラピスト近藤さんの本とDVDをみながら、ステーションでの伝達講習と練習を行います。
この包帯法は、担当ナースが週に2回継続して、1月に評価をして頂けることになっています。
とにかく実際頑張ってやってみるしかないですね。
担当ナースの腕の見せ所となります。
私は、このあとも地域連携室で相談予定の担当ナースを残し、今度は嚥下機能・栄養評価の担当者会議に出席しました。
医師、歯科医師、ヘルパーサ責、ケアマネ、福祉用具、訪問入浴、私たち、クリニックナース、そして主治医が送迎のご本人そろっての会議でした。
残念ながら、担当の管理栄養士さんは、講義のために欠席でしたが、今回はCV抜去にむけての熱い討議となりました。
他にもなんだかんだと、忙しい一日ではありましたが、少しづつでもいろんなことが進んでいくのなら、それはすごくうれしいことだな、と思います。
なんでも積極的に関わりながら、自分たちも成長して、患者さんも良い方に向けると一番いいですね。