漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

折槁振落 槁を折き落を振るう

2018年03月24日 | 四字熟語
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●1級漢字の音訓整理(全1級漢字)と漢検2との照らし合わせをしながらの“自由演技”・・・WP整理済みの自己ノート548頁(追加記載しているので日々、頁数は増えている)中、現在、やっと205頁目・・・サンズイ偏(三水偏)へ・・・
(余談1)
 ・・・三水(サンズイ):(広辞苑)①漢字の偏の一。さんずいへん。②酒の隠語。酉水。水鳥(すいちょう)。
 ・・・酒・・・みず(水)と酉(とり)からできているから、「水鳥」
 ・・・酉水:音なら“ユウスイ”、訓なら“とりのみず”?・・・広辞苑は読み振ってないからわからないけど・・・
(余談2)「酉水」
 ・ネットでみたら、全国に酉水(ユウスイ)って名前の居酒屋なんかがあるようだ・・・知識を衒学的にひけらかしたい方は、上記のような謂われや語源みたいなんを、鼻を膨らませながら解説してあげると尊敬されるかも(笑)

●で、「折槁振落
 ・「槁」の字を調べていたら、大字源に「稿項黄馘」のとなりに「折ㇾ槁振ㇾ落」なんて四字熟語風の言葉があった・・・
 ・四字熟語なら「折槁振落」(セッコウシンラク)とでも読むのかしら・・・

 (大字源)
 折ㇾ槁振ㇾ落:槁(コウ)を折(くじ)き、落を振るう。:枯れ木を砕き、落ち葉を払う。事の甚だ易しいことのたとえ。(淮・人間)

 ・ブログでも模試や記事で紹介した「発蒙振落」に似ている・・・
  発蒙振落(はつもうしんらく):非常にたやすいことのたとえ。物の上にある覆いを取り、葉などを振るい落す意から。 出典:史記

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八元八愷(八元八凱):斉聖廣(広)淵 明允篤誠 ・・・

2018年03月15日 | 四字熟語
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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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(この記事は初合格をめざす方向けの記事でありません。初合格をめざす方は基本的な問題の習熟に勉めるべきです。)
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<30-1向け模試>(その1)~(その3)まで配信中・・・・・・
・・・模試(その4)&模試(その5)完成済み・・・模試(その4)は明日(3/16)配信予定・・・
・・・模試(その6)~模試(その10)も第一次原案作成済み・・・
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●“故事成語”から脱線して、なぜ、“四字熟語”の記事になったか等については、後の記事にて説明予定(「高得点獲得のためには」記事にて)。

●「八元八愷(八元八凱)」
 (漢検四字熟語):心が清く正しくて、徳の高い人のこと。(意味)「元」はよい意。「愷」は徳が大きいこと。「八元」は中国古代伝説時代の高辛氏のときの八人の徳のある人。「八愷」は同じく高陽氏のときの八人の善人のこと。出典:史記<五帝紀>


●ネットから一部を抜萃(東洋・西洋の古典書籍 | 出典サーチ >四字熟語図書館)
・八元八愷(はちげんはちがい):「元愷(げんがい)」ともいう。
 *非常に能力の優れた人物と温和で人とよく協調してゆくことのできる人物のこと。賢才・賢子のことを指す。
 *元は善と解されるが、更に元気の元の如く「もと」であり「始め」であり「全体」でもある三つの意を含む。また、愷は余裕と調和をしめす。
 *出典は春秋左氏伝の文公十八年。太古の高陽氏の八人の才子と、高辛氏の八人の才子を指した言葉。
・春秋左氏伝
 「昔、高陽氏に才子八人有り、・・・(八人の名前列記(略))・・・斉聖廣淵(せいせいこうえん)、明允篤誠(めいいんとくせい)にして、天下の民は之を八愷と謂ふ。
 「高辛氏に才子八人有り、・・・(八人の名前列記(略)・・・忠肅共懿(ちゅうしゅくきょうい)、宣慈惠和(せんじけいわ)にして、天下の民は之を八元と謂ふ。此の十六族や、世に其の美を済なし、其の名を隕とさず、以て堯(尭)に至れり。堯、挙ぐる能はず、舜の堯(尭)の臣となり、八愷を挙げ、后土を主(つかさどり)て以て百事を揆らしむれば、時に序さざる莫く、地平らかに天成(たいら)かなり。八元を挙げて、五教を四方に布からしむれば、父は義に、母は慈に、兄は友に、弟は共に、子は孝にして、内平らかに外成(たいら)かなり。・・・」
(昔、高陽氏の才子と言われた八人の子は、中正にして良く中道に適い、物事に広くゆきわたって才智は奥深く、聡明にして信に固く、行いは厚くて誠実であったから、天下の人々は之を八愷と呼んだ。
また、高辛氏の才子と言われた八人の子は、忠孝にして敬しみ、恭謙にして意に適い、慈愛は遍くゆきわたり、仁にして柔和であったから、天下の人々は之を八元と呼んだ。 この十六族は代々に美徳を成してその名声を失うことなく、ついに堯(尭)の時代へと至った。
堯(尭)は彼等を用いようとするも果たせなかったが、舜が堯(尭)の宰相となって政務を代行するようになると、遂に彼等を登用することができた。
舜が八愷に大地を司らせて諸政策を行わせると、時宜に適って諸所を統べたので、天下はよく治まった。また、八元に五教を順布させると、民は各々の分をわきまえて尽すようになり、天下は普く和したという。)

・斉聖廣淵(せいせいこうえん):斉は中正、聖は通暁、廣は広で広くゆきわたる、淵は深遠。 (注)「廣」は旧字。「広」で代替可。
・明允篤誠(めいいんとくせい):明は聡明、允は信実、篤は深切、誠は誠実。
・忠肅共懿(ちゅうしゅくきょうい):忠は忠孝、肅は敬しむ、共、恭に通じ、懿は美、善で神意にかなう意をもつ。
・宣慈恵和(せんじけいわ):宣はあまねくゆきわたる、慈は慈愛、恵は仁恵、和は柔和。

<ブログ既出>
●明允篤誠(メイイントクセイ) : 明は聡明、允は信実、篤は深切、誠は誠
●明允(メイイン)な性格:明允篤誠(メイイントクセイ) : 明は聡明、允は信実、篤は深切、誠は誠。
*他の四字熟語はブログ掲載ナシ。

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飛翰騁藻 磨磚成鏡 四塗洞闢

2018年01月23日 | 四字熟語
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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(受検学習にちょっとつかれたので小休止・・・自分のための覚書です・・・<29-3>向けには、ほとんど役に立たないと思います)

飛翰騁藻(ヒカンテイソウ)  ・・・出典:三国志・呉書(巻65)・華覈(カカク)伝・・・

・「翰を飛(ヒ)し、藻を騁(テイ)す」と読むのか、「翰を飛(と)ばし、藻を騁(ほしいまま)にす」と読むのか・・・

・「騁藻=文章をほしいままにする」(=騁文)

*華覈:(219年ー278年):中国三国時代の呉の政治家。呉の孫皓に百通を超える上奏文を奉っている。また文学的才能にも優れていたとされる。

<翰:カン、ふで、ふみ、みき、てがみ、と(ぶ)> <藻:中学…ソウ、も 準1…あや、かざり>
・翰藻(カンソウ):(漢検2)詩歌や文章。「中国古典文学の豊かな―」


磨磚成鏡(マセンセイキョウ):(センをみがきてかがみとなる)
 *れんがを磨いて鏡にする。不可能を乗り越えなければ仏になれないというたとえ。(伝灯録五)
・磚(セン、かわら):意味:かわら。しきがわら。「磚」から始まる言葉:〈▲磚子苗〉(いぬくぐ)▲磚茶(タンチャ)

四塗洞闢
 四塗(シト):四方に通じる道。
 洞闢(ドウヘキ・ドウビャク):(大字源)広く開く。洞開。(洞開:からりと開く。洞啓。洞闢。)

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優遊(游):優游涵泳 優游不断(=優柔不断)

2017年11月14日 | 四字熟語
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●以前から気になっていた「優柔不断」と「優游不断」・・・漢検四字熟語辞典では類義語となっている・・・

●やっと、広辞苑で氷解した・・・
 優遊:①暇があってのんびりしているさま。 ②思いきりの悪いさま。決断のにぶいさま。
 
 *「優游不断」の「優游」は、こっちの②の意味で使われているんだ・・・*広辞苑では「優“遊”不断」で掲載されてる。この場合、遊でも游でもどっちでも良さそう・・・。

●一方、(念の為)「優游涵泳」の「優游」は①の意味のほう・・・漢検四字熟語辞典にもそういう意味説明アリ・・・。
(「“優游”不断」のほうは類義語として小さく掲載されているだけで、説明はナシ)

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断悪修善 ~「断悪」の読み方~

2017年11月03日 | 四字熟語
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●断悪修善
*広辞苑だけだど、“ダンアク”または“ダンマク”と読みそう・・・✖にはならないとは思うが、漢検四字熟語辞典では“ダンナク”読みのみ。漢検2にはすべての読み方がアリ・・・

(広辞苑)
 ダンアクシュゼン(別項で、「断悪修善(ダンマクシュゼン)⇒だんあくしゅぜん」)
(漢検四字熟語辞典)
 ダンナクシュゼンのみ。
(漢検2)
 断悪修善(ダンアクシュゼン):仏)悪い行いをたち、善い行いをすること。一切の煩悩(ボンノウ)をたとうとする誓い。
                「断悪」は「ダンナク・ダンマク」とも読む。類)止悪修善(シアクシュゼン)
(ネット)
 ・ほとんど“ダンナク”。“ダンアク”が少々。
 ・“ダンマク”は、<四字熟語辞典オンライン>で、
  「断悪修善」だんなくしゅぜん ※「悪」は「あく」とも「まく」とも読む。
  とあるぐらい・・・。

(*序で:既出ですが・・・)
●断惑証理(だんわくしょうり):煩悩を断じて涅槃の心理を悟ること(広辞苑)

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竜蟠ホウイツ(鳳逸)、拱黙シロク(尸禄)、期期艾艾

2017年10月14日 | 四字熟語
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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・29-2直前シリーズで、出し忘れといえば出し忘れ・・・
・故事成語類にも該当する四字熟語でもある・・・
・そろそろ、CS1stステージが始まるう~トラトラトラア~

竜蟠ホウイツ(鳳 逸)の士 
 *非凡の才能がありながら、まだその志をのばすことができない人をいう。
拱黙シロク(尸 禄)するを以て智となす(漢書)
 *シロク:無為にて禄を受けること、禄ぬすびと。拱黙:腕を組んで黙っていること。
 *拱黙尸禄(キョウモクシロク):無為にて禄を受けること、禄ぬすびと。拱黙:腕を組んで黙っていること。

期期艾艾(キキガイガイ)  :どもること(史記)
 *「艾艾」については、29-2向け模試で出題済み・・・たしか・・・

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以杞包瓜 ~杞(キ)を以て瓜(カ)を包む~

2017年10月13日 | 四字熟語
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●過去模試の成語出題「キを以て瓜を包む」 ・・・ 杞を以て瓜を包む ・・・ *君主が高位にあって、下にある有能の士を求めること
 (ネット上のいろいろな解釈)
 *杞(高木の葉=高位の者)をもって瓜(うり=賢者)を包むこと。
 *以杞包瓜の心・・・
  高位の人物が持つ徳が、大衆を包み込むこと。または、高位の人物が謙遜した態度で賢者を求めること。
   「杞」は植物の行李柳のことで、高い地位を持つ人のたとえ。
   「瓜」は植物の瓜のことで、普通の人々のたとえ。
   行李柳で作った葛籠に壊れやすい瓜を入れるということから。「杞を以て瓜を包む」とも読む。

以杞包瓜(イキホウカ)
 *高い位にいる者がへりくだって賢者を求めることのたとえ。 または、高位の人物が徳をもって、大衆を包み込むこと。

 (漢検2)
杞:キ・コ くこ・おうち・かわやなぎ
意味:①くこ。ナス科の落葉低木。
   ②おうち。センダン科の落葉高木。「杞梓(キシ)」
   ③かわやなぎ。こりやなぎ。ヤナギ科の落葉低木。「杞柳」
   ④中国、周代の国の名。「杞憂」
下つき:枸杞(クコ)
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自己のブログから~四字熟語の復習~

2017年10月05日 | 四字熟語
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●漢検四字熟語辞典の<舐るような復習>はオワリ・・・+α、周辺知識、応用力養成などにお役に立てば幸い・・・
●さ、次は自分のブログの復習・・・現在、直近からさかのぼって10月➪8月まで見直し中・・・
●自分の作った<29-2向け模試1~7>の中から、四字熟語問題“以外”のところで記載していた四字熟語を整理・・・

瓜李之嫌(かりのけん):瓜李(かり):(大字源)人に疑われやすいことをすること。瓜田李下。

抛甎引玉(ほうせんいんぎょく)(かわらを投げて玉を引き寄せる。人に和韻を請うことのへりくだった言い方。)

踰牆鑽隙(ゆしょうさんげき):男女が人目をしのんで会うことのたとえ。また、だらしなくつきあうこと。垣根を乗り越えて密会したり、壁に穴をあけてのぞき合う意から。転じて、正当でない方法を用いることのたとえにも用いられる。(出典:孟子)

柔茹剛吐(じゅうじょごうと):弱い者をさげすみ、強い者は畏れるといった世俗の常を表したたとえ。柔らかいものは食べ、固いものは吐き出すというところから。「茹」は「茹(く)う」意。 出典:詩経

腹中鱗甲(ふくちゅうりんこう):心が険しく、人と争いやすい性質のたとえ。また、陰険で腹黒いことのたとえ

清籟蕭蕭(せいらいしょうしょう):さらさらと。ひゅうひゅうと。清らかで物寂しい音の形容。主として、風雨や馬のいななき、落ち葉などの形容に用いる。

正笏一揖(しょうしゃくいちゆう):威儀を正し、相手に敬意を示すこと。礼儀正しいこと。威儀を正し、相手に敬意を示すこと。礼儀正しいこと。

廃格沮誹(はいかくそひ):政策などが行なわれないように邪魔をして、その悪口を述べ立てること。「廃格」は、行われないように邪魔すること。「格」は、こばむ意。(*現行訓にはナシ)「沮誹」は物事の実行をはばんで、それに対する非難をすること。 出典:史記  <大字源> 「廃格」「廃格沮誹」とも、上記とほぼ同様の説明。

能事畢矣(のうじひつい):成すべきことは、すべて成し終えたということ。「ノウジ(能事)、畢(お)われり」 出典:易経

疇咨之憂(ちゅうしのうれい):有能な人材を集めなければならないという悩み。「疇咨」は人と相談して人材を求めること。「疇」は誰、「咨」は問いはかる意で、だれか私(王)のために人材をたずね求めよ、の意。 出典:書経・堯典  対義語:桃李満門

大輅椎輪(たいろのついりん):物事は簡から繁に、粗から精に移り、ついに完備に至ることのたとえ。・・・のちに、物事の始め、創始者の意にも用いられる。飾り気のない質素な車輪が、天子の乗る車にまで発達したことから。「大輅」は天子の乗る車のこと。「椎輪」は飾りがなく質素な車のこと。転じて、始めで完備していないもののたとえ。物事の始めのこと。

窮途潦倒(きゅうとろうとう):苦しい境遇にいて落ちぶれたさま。また、失意の中にいるさま。「潦倒」は落ちぶれたさま。 類)窮困潦倒

喑嗚叱咤(いんおしった):非常に怒って怒鳴ること。(史記)

叢蘭秋風(そうらんしゅうふう):悪い者が善い者に危害を加えるたとえ。生い茂った蘭が芳しい花を咲かせようとすると、秋風がこれを傷つけやぶる意から。

抔土未乾(ほうどみかん):墓の土がまだ乾かない、死んでまもないこと

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漢検四字熟語辞典:舐るような復習(オマケ5) 柳陌花街 ほか・・・

2017年10月04日 | 四字熟語
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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・まだまだ“舐る”ような読み込みが足らん・・・

柳巷花街・・・遊里・色町のこと・・・こういうのは出ないと何かどこかで読んだ記憶がある・・・小学生や中学生なんかも漢検1級受けてるからって?・・・だから、そういう知識・経験もない低学年の者には漢検1級レベルの受検は望ましくないんだよなあ・・・単なるマル暗記と違うでしょ、漢検1級の世界は・・・と、思ってんだけど・・・ま、余計な話・・・

・類義語で、「柳陌花街」「花柳狭斜」「路花墻柳」「路柳墻花」・・・・・・・
 *「墻」・・・これ、「牆」の異体字だった・・・漢検要覧でも“許容字体”、漢検2で“異体字”ってなってた・・・
 *見過ごしていたけど、「路花墻柳」➪「路花牆柳」、「路柳墻花」➪「路柳牆花」なんだ・・・出ないだろうけど・・・

・「花柳狭斜」の「狭斜」・・・これはブログでも問題作ったことあり・・・
 (広辞苑)
  狭斜:(もと、唐の都長安の道幅の狭い街の名で、遊里のあった所)色町。遊里。「・・・の巷」・・・これ、成句に近い・・・
 (「狭斜の巷」の文例)・・・たくさんあるが・・・
 「又、キョウシャ(狭斜)の巷に在っては「池の端の御前」の名を以て迎えられていた。 永井荷風『上野』
 「表向き、キョウシャ(狭斜)の巷で、幇間めかした業をやっていたが、喧嘩出入りが好きで、一面、男だて肌な風もある。
  吉川英治『新・水滸伝(一)』
 「親の脛を噛っていながら学業をよそに、キョウシャ(狭斜)の巷を放歌してゆく蕩児です。」浜尾四郎『死者の権利』より
 「品川は宿場でありながら、吉原と並び称されるキョウシャ(狭斜)の巷なのである。 」中村彰彦『侍たちの海 小説 伊東祐亨』
 ・・・
 *ついでに、「斜巷」・・・これで問題つくったようだ・・・類義語問題かなんかで・・・
  (広辞苑)
   斜巷(しゃこう):狭斜のちまた。いろまち。遊里。

柳陌花街・・・この「柳陌」・・・調査不足だったけど、単なる「柳の通り」という意味以外に、もしかしたら、色町とかの意味もあるのかと思ったら、・・・やっぱり・・・
 (大字源)
 柳陌:①柳の植えてあるあぜ道。 ②柳の植えてある通り。色町。花柳街。

 *単なる四字熟語としての理解でなく、他の分野(類義語など)でも応用の効く熟語だなってことがわかった・・・

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漢検四字熟語辞典:舐るような復習(オマケ4) 直言無諱 ほか

2017年10月04日 | 四字熟語
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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・昨日は予約中だった小説を図書館から借り出せたので、一日で読んでしまった・・・ま、“軽い”読み物だから頭休めには良かったかも・・・
・オマケですが、マトモなの・・・たまに、小項目から出題されることもある(例:衆口鑠金)ので、出そうなのを勝手に推測・・・

直言無諱・・・「直言極諫」の類義語として

直言無諱(チョクゲンムキ):直言して諱(い)むこと無し:率直に言ってはばからない意。「晏子春秋」

ー余談ー
(漢検2下つき)忌諱(キイ)・(キキ)・不諱(フキ)・偏諱(ヘンキ)
*「不諱(フキ)の朝に居る」って故事成語類か何かで紹介したか・・・この「朝(あした)」は朝(あさ)でなくて、朝廷の意味だよね・・・
 
河漢斯言・・・「河漢之言」の類義語として・・・“シゲン”で出されたら、思わず「至言」としてしまいそう・・・

ー余談ー
(漢検2大見出し)
斯界(シカイ)斯学(シガク)斯道(シドウ)斯文(シブン)・・・これらは、すべて、“この・・・”という意味の説明のみだったが・・・
斯文」には、以下の②の意味の記載もあった・・・同義・類義ででる・・・ことはないな、たぶん(^^;)
(大字源)
斯文(シブン):①この学。この道。儒教の学問。 ②儒者。学者。

鬼臉嚇人・・・「鬼面嚇人」(準2級)の類義語として・・・
過去問(故事・成語)で「キケン(鬼臉)を被って稚児を威す」なんてのが出てたから、今度は四字熟語で出るかもね・・・

孤影孑然・孤影寥寥・・・「孤影悄然」の類義語・・・これは「悄然」が1級対象だから、出ない可能性のほうが大きいかも・・・

茅茨不翦・・・「采椽不斲」(対象外)の類義語として・・・もう一つの「茅屋采椽」は大項目で別にアリ・・・
 *「“茆”茨不“剪”」てのも(漢検辞典にはないが・・・)あるから、これでもOKだとは思うけど、冒険しないほうが良いかも・・・

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漢検四字熟語辞典:舐るような復習(オマケ3)大信不約 大徳不官 大道不器 大時不斉

2017年10月04日 | 四字熟語
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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 「大信不約」 大徳不官 「大道不器」 大時不斉

・「礼記・学記篇」に見られる四字熟語のようだけど、なんで“類義語”ってなってんだろ?・・・どうでもいいけど・・・
・「大信不約」と「大道不器」は、大項目で 説明あるから省略・・・

・「大徳不官」も、意味はなんとなくわかる・・・“大きな徳を持つ人は一つの官・職にとどまることはない”という意味だろう。

 *漢検四字熟語辞典では、これだけ「“だい”とくふかん」と読んでるが・・・・他の四字熟語はすべて“たい・・・”
 (大字源)
  大徳:🈩タイトク・ダイトク
      ①大きな道徳。優れた徳。また、それを備えた人。(孟子)・・・ここの「大徳」は、この意味・・・出典・孟子だし。
      ②天地造化の大きな働き。
      ③重大な節義。大節。
      ④大きな恩徳(めぐみ)
     🈔ダイトコ・ダイトク:(仏)徳の高い僧。僧の敬称。

大時不斉・・・意外に、この四字熟語の説明がネットにあまり見当たらない・・・もっとあると思ったのだけど・・・あっても意訳っぽくってよくわからない・・・ たとえば、「長い時間の中(の現象)は斉しいものではない。」なんてのもある・・・
 (大字源)
  大時(タイジ):①天の時。自然に巡ってくる時。(礼・学記) ・・・出典も同じだし、この意味で使ってるんだとおもう・・・
          ②逃してならぬ重要な時。
  *“天の時(自然に巡ってくる時)というものは、(人によって?)斉しいものではない”って理解したほうがわかりやすくないだろうか?合ってるかどうかわからんけど・・・この分野の専門書に当る必要あるかも・・・でも、まだそこまではやるつもりナシ・・・

大道不器
 ついでに、この熟語の「大道」・・・孟子(孔孟思想系列)と老子(老荘思想系列)では、意味や使い方が異なる・・・こういうの、多いよねえ・・・
 (大字源)
  大道(タイドウ):①大きな道路。大路。
           ②人の踏み行うべきりっぱな道理。類)大義 (孟子) ・・・この熟語の場合はコレですね・・・
           ③宇宙の本体としての道。(老子)
           ④正しい方法。大方。
大器晩成
 さらについで・・・この熟語の出典、「大方は隅なく、大器は晩成なり」・・・(四字熟語辞典にも説明あり)
 (大字源)
 大方(タイホウ):①きわめて大きな四角。(老子)・・・熟語「大器晩成」(出典:老子)はこれ・・・。
          ②大地。天を大円というのに対する。
          ③大きな法則。大法。
          ④立派な道。また、それを備えた人。大道。・・・こっちは儒教系だろうな・・・
   (おおかた):(国語)あらまし。だいたい。
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漢検四字熟語辞典:舐るような復習(オマケ2)・・・虚実皮膜

2017年10月03日 | 四字熟語
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・さあて、そろそろ、当て字・熟字訓の復習もしないとニャア~。でも、これが一番の苦痛・・・何を忘れているか、何を勘違いしているかってのを探す作業だから(^^)あとは本番でも思わぬミスを気をつけること・・・金鐘児(すずむし)・・・こんな簡単なのを<金雀児(えにしだ)〉と見誤ってミスったからなあ・・・このミスがなければ199点だったのに・・・ははは(ーー)

虚実皮膜・・・“「皮膜」は「ひにく」とも読む”となっているが・・・

・「皮」「脾」「髀」で調べたけど、“ひにく”って読みは載ってない・・・
・「膜」にも“ニク”という音読みはナシ *「膜:マク(呉音)バク(漢音)」・・・他に音読み分けで「モ(呉音)ボ(漢音)・・・なでる意」あるも、現行音は「マク 外)バク」のみなので(面白い熟語もあるんだけど)省略。

(漢検2)
虚実皮膜(キョジツヒマク):芸術は事実と虚構との微妙な境界に成立するものであること。「皮膜」は皮膚と粘膜、転じて区別できないほどの微妙なちがいの意。江戸時代の近松門左衛門(ちかまつもんざえもん)の唱えた芸術論。 「皮膜」は「ヒニク」とも読む。
 *「皮膜」のほうは、
皮膜(ヒマク):①皮膚と、粘膜。 ②皮のようなうすい膜。 ③区別がむずかしいごく微妙な違い。「虚実―の間」 
 ということで、“ヒニク”の説明や読みはナシ・・・。

(広辞苑)
虚実皮膜(きょじつひまく):(近松門左衛門の語。「難波土産」に見える。) 「皮膜」はヒニクとも読む)・・・以下略・・・
(大辞林)
きょじつひにく【虚実皮膜】:〔穂積以貫が「難波土産なにわみやげ」に近松門左衛門の芸術論として紹介している言葉に基づく〕芸というものは実と虚との境の微妙なところにあるということ。事実と虚構の微妙な接点に芸術の真実があるとする論。きょじつひまく。
・だから、日本で通用しちゃった読みってことですね・・・。広辞苑と大辞林でちょっと読みの扱い方が逆ですねえ・・・。

・近松門左衛門が勘違いしたのか、穂積以貫って人が読み間違ったのか・・・どっちの原文に読みが振ってあったのか知らないのでよくわからないけど、どうも後者のような気がする・・・

・「虚実皮膜の間」・・・歴史的用語、原文に忠実なら“ヒニク”と読むべきなんだろう。漢字の読みに忠実なら“ヒマク”だろう・・・文章題かなんかで出たら、“ヒニク”って読まないと✖にされるのかな?

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漢検四字熟語辞典:舐るような復習(オマケ)・・・

2017年10月03日 | 四字熟語
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●オマケの問題・・・四字熟語分野問2の変形で、こんなん、作ってみました・・・
<問題>以下の内容に合っていると思われる四字熟語に〇を、合っていないと思われるものに✖をつけよ・・・

①物事の本質を理解しないこと
 (  )朝三暮四 (  )桃三李四 (  )張三李四 (  )白首窮経 (  )覧古考新
  
②男女の気持ちが互いに通じ合うことのたとえ  
 (  )落花流水 (  )白雲孤飛 (  )白雲親舎 (  )望雲之情 (  )千里結言

③子孫が繁栄することのたとえ
 (  )蘭薫桂馥 (  )鸞翔鳳集 (  )瑶林瓊樹 (  )千朶万朶 (  )栴檀双葉 

④離れ離れの夫婦がお互いを思い合っていることのたとえ
 (  )巫山蜀雨 (  )雲雨巫山 (  )巫山之夢 (  )巫山雲雨 (  )屋梁落月
 
⑤そろって栄達することのたとえ
 (  )両鳳連飛 (  )比翼連理 (  )関関雎鳩 (  )竜章鳳姿 (  )竜驤麟振

⑥人の歌声が清く澄んでひびきわたること
 (  )竜吟虎嘯 (  )敲金撃石 (  )沈博絶麗 (  )虎嘯風生 (  )陽関三畳

●オマケの記事
(5級相当) 老成じちょう  ✖老成自重  〇老成

(準2級相当)六根清浄(・・・しょうじょう) =〇六根浄(ろっこんじょう) ✖六根性
 *六根:眼・耳・鼻・舌・身・意
 *広辞苑にも掲載あり。六根浄:六識を生ずる六つの感官。
    
(準1級相当)六道輪廻 =六趣輪廻     *六道:地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天(天上)
 *六道=六趣=六つの悪趣  悪趣:地獄・餓鬼・畜種の三趣、修羅を加えた四趣、あるいは三趣に人間・天を加えた五趣。
👍👍👍 🐔 👍👍👍

①物事の本質を理解しないこと
 〇朝三暮四 ✖桃三李四 ✖張三李四 ✖白首窮経 ✖覧古考新

②男女の気持ちが互いに通じ合うことのたとえ  
 〇落花流水 ✖白雲孤飛 ✖白雲親舎 ✖望雲之情 ✖千里結言  ・・・「落花流水」の説明を隅々まで読んでないとわからない

③子孫が繁栄することのたとえ
 〇蘭薫桂馥 ✖鸞翔鳳集 ✖瑶林瓊樹 ✖千朶万朶 ✖栴檀双葉 

④離れ離れの夫婦がお互いを思い合っていることのたとえ     ・・・紛らわしいので整理してみた
 〇巫山蜀雨 ✖雲雨巫山 ✖巫山之夢 ✖巫山雲雨 ✖屋梁落月
 
⑤そろって栄達することのたとえ
 〇両鳳連飛 ✖比翼連理 ✖関関雎鳩 ✖竜章鳳姿 ✖竜驤麟振

⑥人の歌声が清く澄んでひびきわたること            ・・・「竜吟虎嘯」、これも最後までよく読んでおかないとわからないかも。   
 〇竜吟虎嘯 ✖敲金撃石 ✖沈博絶麗 ✖虎嘯風生 ✖陽関三畳
👍👍👍 🐔 👍👍👍
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漢検四字熟語辞典:舐るような復習⑬(完):六言六蔽 竜駒鳳雛 ・・・

2017年10月02日 | 四字熟語
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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・漢検四字熟語辞典の“舐(ねぶ)る”ような復習の記事は、これで、一応、完了です・・・役に立ったかしら???

六言六蔽・・・六つの徳と六つの弊害?・・・六言=六徳の理解の仕方が一般的のようだが・・・
 ・「リクゲンのリクヘイ」と読んでいるからちょっと気になった・・・「リクゲンリクヘイ」だったら素通りしていたかもしれない・・・
 ・詳しくは、論語の陽貨編を読んだ方が良いのだろうが、ざっと見た限りでは、孔子が弟子に言った六つの言葉(六言)の中に、それぞれ、六つの徳の種類と、それらを怠った場合の弊害(六蔽)が述べられている内容だと思う・・・
 「子の曰(のたま)わく、由よ、汝、六言の六蔽を 聞けるか。・・・」で始まる文。
 ・ま、どうでもいいけど、弊害という頭があるから、「六“弊”」と書いてしまいそうだが、これは「蔽う」の「蔽」ということ。。 
 ・“「蔽」を「弊」と書き誤らないこと”とハッキリ書いてある・・・気をつけないとイケナイ。

竜駒鳳雛・・・“才知ある賢い少年のこと”
 ・意味に、“「竜駒」はすぐれた馬、名馬。「鳳雛」は鳳凰のひな。将来、大人物になる素質をもつ、すぐれた少年のたとえ。”
 ・この意味説明、おかしくないか?片や、名馬(もう、大人の馬か?)で、片や、鳳のヒナ・・・ってつり合いがとれていないじゃないか?
 ・補説を読むと、“出典の「此の児、若し竜駒に非ざれば、当に是れ鳳雛なるべし」による”・・・これ、まさに、「竜駒」と「鳳雛」が同等の位置づけ・・・ヒナとか子どもって意味・・・に読めるが・・・
 ・やっぱりな・・・
 (大字源)
 竜駒(リュウク・リョウク):①優れた馬。駿馬。②すぐれた子供。麒麟児。(出典は、まさに、この四字熟語と同じ。)
 ・だから、この辞典の意味説明はおかしい・・・。「竜駒」については②の意味を書いたほうがバランスがとれていた筈・・・
 ・余談だが、最初、バランス取れてないのは確かなので、竜の駒・・・竜の子どものことかと思っていた(笑)

ー以上で“舐る”ような復習記事はオワリー *以下は実践的な復習・・・

(4級対象)●和敬せいじゃく  ・・・ ✖和敬静寂  〇和敬

👍👍👍 🐔 👍👍👍 次からは、こういう実践的な記事をちょっと書こうかな・・・愈、試験も近くなってきたし・・・👍👍👍
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漢検四字熟語辞典:舐るような復習⑫:風雨淒淒 ・・・ほか

2017年10月02日 | 四字熟語
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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・漢検四字熟語辞典の“舐(ねぶ)る”ような復習、一応、完了!!
・同辞典の復習と同時並行的に気になったところをメモ的に書いています・・・初心者や合格をめざすチャレンジャーの方向けではないような気はしますが、時間に余裕のある方、ヒマな方は読んでください・・・一応、自分の復習でもあるので、為にはなる記事だとは思います(^^;) 

風雨淒淒・・・辞典ではサンずいの「淒淒」・・・ニすいの「凄凄」ではダメなのかな?
(漢検2)
 淒:セイ、すご(い)、すさま(じい)、さむ(い)、ものさび(しい)
 漢検2下つき:凄凄(セイセイ)
 意味:「・・・ ③すごい。すさまじい。ぞっとする。ものさびしい。「淒惨」「淒淒」」 「凄」とは別字であるが、似た意味に使われる。

 凄:中学…セイ 準1…すご(む)、すご(い)、すさ(まじい)、さむ(い)
 漢検2:凄凄:①わびしく痛ましいさま。 ②冷たく寒いさま。寒さがきびしいさま。

 *「淒淒」も「凄凄」も記載あるが、違いがわからない・・・
 *ネット上の辞典ぽいのも、「「淒淒」は冷たくて寒い様子 のことで、乱世のたとえとして用いることもある。 「風雨凄凄」とも書く。 ・・・」
 となっていて、「淒淒」でも「凄凄」でもOKのような気はするが、別のネット上の記事なんかをみると、ちょっと違うようなことも書いてあって判断つかず・・・
 
 ・これは、辞典どおり、サンずいの「淒淒」のままにしておいたほうがよさそう・・・

●(「不将不迎」の類義語で)不将不逆(ふしょうふぎゃく)
 ・大項目の「不将不迎」は「将(おく)らず迎えず」・・・もちろん、「将(おく)らず」は現行訓にはナシ・・・
 ・類義語としての「不将不逆」・・・“逆”には“逆(むか)える”訓あるから、これはわかりやすい・・・が、問題は音読み、“・・・フゲキ”と読むんじゃないかと思ったので調べた・・逆旅(ゲキリョ)とか、“ゲキ”音熟語がいくつかあるし、もしかしたら、ギャク・ゲキで音分けでもあるのではないかと思ったので・・・。
 ・結論的には、音分けのようなものはなかった・・・“むかえる”意のときは“ゲキ”と読むわけでもなさそうだった。
 ・ちなみに、ゲキは漢音で、ギャクは呉音だった・・・。

兵戈槍攘・・・
 ①意味に“「槍攘」は乱れるさま”とあるだけなので、「槍(やり)」がなんでそういう意味になるんだと思った・・・が、
  槍:ソウ、やり
  攘:ジョウ、はら(う)、ゆず(る)、ぬす(む)、みだ(れる)
  で、「槍が攘(みだれる)」で理解すれば良いのかと思った
 ②しかし、漢検2をみると、
  兵戈“搶”攘(ヘイカソウジョウ):敵味方が入り乱れる激しい戦闘の形容。「搶攘」は乱れるさま。〈『金史』〉 「搶攘」は「槍攘」とも書く。  となっていた・・・。
 だから、これは四字熟語辞典の「槍攘」でも漢検2の「“搶”攘」でも、どちらでも〇だろうな・・・
 ちなみに、当ブログの過去の調査では、
  槍攘:「兵戈槍攘」(激しい戦いの形容、武器が乱れ動く意)の「槍攘」:乱れるさま。「槍」は「搶」とも書く。つきとばしたり、はらいのけたりして乱れるさま。
 新たに調べた大字源では、
 「槍攘:(畳韻)乱れるさま。同)搶攘 」だった・・・。

摩頂放踵・・・「“頂(いただき)を摩(ま)して踵(くびす)に放(いた)る”とも読む」とあるが・・・
 ・勿論、現行訓に「放(いた)る」はナシ。また、そのような意味説明も漢検2にはナシ・・・。
 ・大字源の「放」の字義に「いたる。とどく。」とあり、その後に続く出典(孟子)の例文が、なんと、この前紹介した「科に盈ちて後進む」の次の文句「・・・四海に放る」だった。

宥坐之器・・・“「宥」は右の意”とあるが・・・
 ・現行読みはナシ、また、その種の意味は漢検2には書かれていない・・・
 ・大字源の「宥」の字義⑦「みぎ。「宥坐之器」同)右。」とあった・・・“右坐”は無かった・・・
 (大字源)
  宥坐之器:座右に置いてみずから戒めとする道具。宥は、右(みぎ)、また、侑(ユウ・すすめる)の意。
 ・この出典(荀子<宥坐>)のタイトルどおり、「宥坐・・・」と書くのが適切か・・・
👍👍👍 🐔 👍👍👍
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