漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

書き取りの凡ミスには気をつけましょう・・・

2018年06月13日 | 漢検1級初合格のためには
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・偶然は準備のできていない人を助けない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・2点分ですから、訳のわからない減点は避けましょう・・・
・これらの漢字は、今まで✖になった記憶はないけど念の為チェック・・・どこまで厳密に採点してんのか、わからんけど・・・
・こちらも“気をつけたい”シリーズでも作ろうかな(笑)・・・冗談です・・・漢字・熟語以上に“書き順”や“書き方”は詳しくはないので・・・

・この種の書きで、✖になったことのある方の情報がいただける(コメントがいただける)と、もっとお互いに精度が高まると思うのだが・・・✖になった(かもしれない)方の場合、どこが、また、何が、✖になったのかがわからないケースが多いようなので、何ともし難しか・・・以下の字でなく、私も“なんで✖になったんだろ?”というのが幾つかアリ・・・一応、毎回、「答え合わせ」のところにその種の書取ミスについても(原因がわかったもの、わからないものも含めて)書いてはいるのだが・・・いまだにわかってないものもあります・・・

眷 豢 ・・・6画目は出ない、二本ヨコ棒の上の横棒から下ろす
攀 礬 ・・・14画目は出る、15画目は出ない
 ・・・5画目は出ない 
欅 襷 ・・・(これは間違いようはないはずだが)右の横棒をしっかりと付けておけば「ハ」はどこにも食み出ない・・・
 ・・・漢検ペデイア掲載の字とは異なる これは許容字体。(こっちのほうが簡単) これは参考まで。

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趁熱打鉄! (&合否結果照会)

2018年02月26日 | 漢検1級初合格のためには
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<漢字の学習の大禁忌は作輟なり> <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●17回連続合格を確認・・・一応“書き”のわけのわからない大幅減点はなかったようだ・・・あとは点数がどうなっているかだな・・・“書き”の精度が復調していないと、なんとも云えないからなあ・・・
合否結果照会
検定名 : 漢検
検定日 : 平成29年度第3回02月04日
会場番号 : 3264522
受検番号 : 100009
受検級 : 1級
判定 : 合格おめでとうございます。
合格認定日 : 2018/02/22

●趁熱打鉄!・・・皆さんも本日の合否照会で悲喜交々でしょうが、趁熱打鉄!・・・向こうでは、“鉄は熱いうちに打て”はこういう言いかたをするらしい・・・特に初合格を目ざす方で今後もチャレンジを続けようと思われている方は、まさに、この格言のとおり、熱がまだ冷めやらないうちに、また、これまで培ってきて蓄積した知識がセピア色にならないように、間断なく学習を続けらんことをお祈りします。

●<30-1向け模試>
・さて、実は、<30-1向け模試>・・・すでに5回分ぐらいの材料はそろっていて、<30-1向け模試その1>はほぼ完成しています。
・<30-1>に向けた模試は、昨今の問題の質と傾向にかんがみて、「基本の重要性」と「質の高い問題(一部)」の共存をめざす内容としています。
・勝手に自己判断で試算したところ、<30-1向け模試その1>は、基本部分さえしっかり取れれば150~160ぐらいとなるように作れたものと思っています・・・前回の得点もこの辺の方が多かったようですから、ちょうど良いレベルの模試になっているんではないかと思ってます・・・
・まだ早すぎるような気もしますが、一度、今の自分の“立ち位置”(弱点や強み)を確認する意味では、早めに開示して取り組んでもらったほうが良いかもとも考えたりしています。
・もし、そういう方がいらっしゃれば早めに開示しようとも思いますが、如何でしょうか?ご希望あればコメントお寄せいただけるとありがたいと思っています。(当初の予定では5月連休明けぐらいからの開示を考えていましたが、ちょっと、それでは遅いような気もしてきているこの頃です・・・特に、初合格を目ざす方には、前倒しの確認とその後の補強作業が大切かと思っています・・・

<余談>「趁熱打鉄」の“趁熱”

趁:(漢検2)意味:①おう。おいかける。 ②おもむく。 ③ゆきなやむ。 ④のる。のりこむ。また、つけこむ。
趁:チン、ゆきなや(む)、お(う)、のりこ(む)、おもむ(く)・・・漢検2には“のりこ(む)”訓は掲載ナシ。

*「趁熱」という熟語は手持ちの辞典では載っていなかったけど、過去ブログなどもを参照すると、この「趁熱」の“趁”は、(訓でいえば)“のりこ(む)、”(意味でいえば)“のりこむ、つけこむ、乗じる”に当りそうだ・・・“熱に乗じて鉄を打て”という意味なんだろう・・・

<参考ー過去記事ー> 「熟語の読み・一字訓読(実践問題その30) 詒 渫 趁 2014年10月08日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級- 」

問題3 趁:チン、ゆきなや(む)、お(う)、のりこ(む)、おもむ(く)
①趁食:食を趁(お)う→食を求める。他に、同様の意味合いで、「趁間:間をおう→機に乗じる」「趁韻:韻をおう→苦労し押韻する」「趁涼→涼を求める」・・・さらに、「趁走」「趁風」など
②趁船:船に乗り込む。他に「趁車」「趁勢:好機に、乗じる、乗り込む、つけこむ
③趁暖:暖かな方へ赴き向かう。他に、「趁社:村の祭りにいく」「趁赴:でかける」「趁虚・趁墟:市場におもむく」など。
<周辺知識>「趁」の訓読み「ゆきなや(む)」に対応する熟語は一つだけ見つけましたが、対象外漢字でした。「趁テン:進まないさま、ゆきなやむさま」この「テン」字は参考までに以下の字です。・・・略・・・
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当ブログ内記事・熟語等の検索について ~擲地金声~

2018年01月02日 | 漢検1級初合格のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●昨日の閲覧、今日の“リアルタイム解析”などを見ると、当ブログ模試(特に“その5”)、まだいろいろと活用・学習されている方が多いようだ・・・
●その中で気になったのが「擲地金声」・・・検索エンジンで検索をかけている方もいらっしゃるようで・・・自分も気になって検索してみたら、あまりヒットしないようだ・・・

●そこで、以下、当ブログ内での検索方法をお知らせします・・・って、自分も知らなかったけど、rikuちんに教えてもらった方法・・・教えてもらってからとても重宝しています・・・とっても便利で学習&復習が捗ります・・・知っている人は知っているようですが、まだそういう検索をされたことがない方は、一度、試してみてください・・・


当ブログの1頁目の右上に、「記事を書く」「検索」「ウェブこのブログ内で」という表示がある。
このうち、
1.「検索」に“擲地金声”と入れる。
2.「ウェブ」のところは、「このブログ内で」の所を、「v」をクリックすると「このブログ内で」と出る。
3.「検索=擲地金声」「このブログ内で」を確認したら、「虫メガネマーク(サーチ)」を押す

と、「擲地金声」を書いてある記事(現在、2記事)がヒットする。これでスンナリと疑問なども解消します。一度是非お試しください。

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合格体験記その2<27-3初合格まで>&<27-3初合格後から29-2まで>

2017年11月07日 | 漢検1級初合格のためには
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●さきほど、“月に惟う”さまにお寄せいただいたコメントです。合格体験記(その2)として、<初合格まで>と<その後>の学習方法をまとめてもらってます。初合格を目指す方、また、リピーターのためにも有益なお話だと思います。当ブログやその他のブログの活用法なども書かれていますので、とても参考になると思います。
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初合格から一年半が経ちました。
syuusyuu様から改めて初合格までのことや、今に至るまでの学習法を書いてみては、との話をいただきましたので書いてみようと思います。

【27-3初合格まで】
最近の難度アップを考慮しても、こちらに以前コメントした学習法がお勧めです。以下、少し補足をしたいと思います。

まず「市販問題集+漢検四字熟語辞典+過去問」の習得が合格への大前提となります。
市販問題集=精選演習+頻出度順+本試験型(もしあれば完全征服)です。他は含めなくてもいいと思います。これらを何度も繰り返しますが、「迷った末に正解した」は間違えたものとみなしてチェックしておき、反射的に即答できるまで繰り返します。やがては単に設問に答えるだけでなく、熟語だったら訓読みも答えられるようにする、音読みの答えから熟語を書けるようにする、など自分なりに応用を利かせていってください。自分だけの問題集を作るつもりで。私の問題集は書き込みで一杯です。

四字熟語に関しては得点源にするべく、最終的にはsyuusyuu様が仰るように「舐めるように」辞典を読み込みます。といっても最初は4日ほどで通読することが目標です。私は蛍光ペンで1級の見出し語のみにラインを引きながら読み進めました。2回目は1級+準1級、3回目は1級+他の気になる語、などテーマを決めて何度も読み込みました。時間を置かず何度も目にし、時には声に出して読み上げることでかなり習熟することができると思います。
その後、演習をおこなっていきます。本ブログの四字熟語カテゴリーの記事や、模試の四字熟語問題(選択肢を見ないで答える)を使うのが効率的だと思います。

過去問は多く解いたほうがいいですが、まずは3年分の1級問題をほぼ満点にすること、準1級の読み問題を書けるようにすることが肝要で、徐々に範囲を広げるのがいいと思います。私は国会図書館からの資料請求まではしておらず、平成21年度以降の過去問しか持っていません。

これら基本に加え、強化したいのは「故事成語」「対義語・類義語」です。本ブログの該当カテゴリーの古い記事から順番に、10個ぐらいずつ記事をピックアップして問題演習をしていきます。9割くらいできるようになったら、取り組む記事を増やしていきます。特に対義語・類義語に取り組む際には、わからなくても5分ほどは考えて類推する力を養うべきだと思います。
他に最近の難化傾向対策として総合的に地力を付ける意味で、
「26-3向け実践問題」
「27-1向け実践問題」
は是非習得して欲しい重要語句の宝庫です。

【27-3初合格後から29-2まで】
ここからは、1級をリピートするうえでの、私の学習方法です。
27-3で合格して大変嬉しかったのですが、私がイメージする1級合格者には程遠い実力しかない、との気持ちもありました。事実、27-3は易化したと言われる回でしたし、難化すると言われる年度1回目(28-1)に向けて何をすべきか非常に迷いました。何かを新たに始めて自分が成長したことを実感して次回の試験に臨みたかったので、ここで初めてsyuusyuu模試に挑戦しました。チャレンジャー向けから順に始めるとともに、syuusyuu様が28-1向け模試をアップすると、そちらにも挑戦しました。しかし、模試の結果は惨憺たるものでした。復習するのにも時間が掛かり、覚えることがまだこんなにたくさんある、という気持ちは焦りを生みました。市販問題集や過去問の復習をすっかり疎かにして試験に臨んだため、本番では標準的な問題をいくつか落とし、28-1は不合格となりました。ここで思ったのは「難易度に左右されていてはダメ、難易度に関わらずに合格したい」ということでした。そのためには基本語をなるべく誤答しないことが重要だと感じました。

そのため28-2に向けては市販問題集と過去に取り組んだsyuusyuu模試の復習を交互におこなうのが基本で、更に故事成語と対義語・類義語の対策をしました。この時期、全体的に復習中心の学習をしたことは安定感をつける意味でかなり有益でした。その結果、易化したと言われる28-2、28-3では180点台を獲得できました。

難化が予想された29-1に向けては、また何か新しいことを始めたいとの思いに駆られました。そこでspaceplusKKさん「漢検1級模擬試験倉庫」の大見出問題にチャレンジすることにしました。もっと前から始めておけば良かったと後悔するほどの良問揃いで、初合格を目指すチャレンジャーの方にも是非とも取り組んでほしいと思います。この頃は模擬試験を完遂するには時間が足りなかったので、手を出しませんでした。他に取り組んだことは、またひたすら復習です。たぶんこの地固めが功を奏したのでしょう、初めて難化した回で合格することができ、晴れて漢検1級合格者としての自信が生まれました。

昨日は29-2の合格発表日。また何とか合格を維持することができました。決して高得点ではありませんが、結果には満足しています。今回に向けては漢検1級模擬試験倉庫の模試を全て解き、28-1対策以来久しぶりにsyuusyuu模試にタイムリーに取り組み、その復習を繰り返すというもので、目新しいことには挑戦していません。


さまざま書きましたが、何に取り組もうとも復習が大切、ということです。着実に足元を固めて次に進む、その繰り返しです。1級の学習範囲は広いですから、どうしても多くの問題を熟なしたくなりますし、確かに必要なことでもあります。ただ、間違えた箇所を放置するようになってしまっては何度やっても同じ間違いを繰り返すのみで、その問題に対して苦手意識が募るばかりです。そして本番でも同じ過ちを犯して大後悔することになります。学習範囲を広げる時と、穴(苦手)を作らないように復習に時間をかける時、その攻守のバランスを取りつつ学習していくことが合格への近道ですし、高得点に繋がる道だと思います。

これを読まれた方が、艱難辛苦の末に合格を手にすることを願ってやみません。
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合格体験記その1:初合格するまでの私なりの活用方法

2017年11月07日 | 漢検1級初合格のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●見事に初合格を成し遂げられたときの、“月に惟う”さまのコメントを“昇格”させていただき、本カテゴリーへ掲載させてもらうこととしました。
●これから初合格を目指される方にとっては、とても示唆に富む体験記だと思います。ぜひ、ご一読をお勧めします。
●なお、“月に惟う”さまは、その後も合格を継続されて、今や、立派なリピーターであられますが、今回もまた、初合格までの軌跡とその後の学習方法などをコメントいただきましたので、それも(合格体験記その2)として掲載させてもらいます。
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syuusyuu様のご厚意に感謝しつつ、初合格するまでの私なりの活用方法を書きます。

1級の学習スタートは2015年7月中旬。
5年前に準1級を取得するも、購入した1級完全征服(問題集)に嫌気が差し挫折、準1級漢字すら忘れかけていたレベルでした。
40歳過ぎの普通のサラリーマンです。

●2015年7月~10月の初受検まで
市販問題集(完全征服、完全演習、頻出度順、本試験型)の繰り返しが中心。ノートに答えを書くことは全くせず、頭に思い浮かべて解答をチェックするの繰り返しでした。文章題は時間が掛かるため手をつけませんでした。
当ブログの存在はその頃に知ったので、まずはモチベーション維持のため通勤時に様々な記事を読みました。模擬試験等の問題形式の記事もありますが、とても難しくて自信も失いますし、スマホで見ていることが多いため中途半端になりそうで避け、深掘りシリーズ等の解説中心、故事成語などの読み物風の記事を繰り返し読みました。10月に入ってすぐに不安感から四字熟語辞典を購入し、1級対象熟語を中心に熟読しました。
しかし10月末の初挑戦の結果は132点でした。

●2015年10月末~2016年2月まで
初挑戦は、試験中に不合格を確信するという、どうしようもない気持ちで一杯でした。終わって帰宅する道すがら、勉強方法を変えようと決意し、syuusyuu様の学習方法をそっくり真似てみようと思い至りました。その日のうちに漢検DSを購入、翌日から早速始めました。確認テストという20題ずつの問題をひたすら解き、20問全てできると王冠マークが付くのですが、そのマークを付けることをひたすら続けました。その際に、気になった漢字については当ブログの一字訓読の記事を読み、場合によってはノートに書き留めました。前日の復習をしながら進め、終えたのは12月中旬。その間にやったことは、通勤時間に四字熟語辞典を級に関係なくペンでチェックしながら読み込む、ということのみでした。
この間に正式結果132点を知るわけですが、「思ったより点数が高い。次は何とかなるかも」というのが実感でした。(※不合格を確信していたので、正式結果が来るまで自己採点も復習もしていませんでした)
それと同時に強く思ったことが、それまでにsyuusyuu様の記事は何度となく読ませていただいておりましたので、「次回はなんとしてでも合格して、syuusyuu様に感謝の言葉を伝えたい!」ということです。このことが学習する大きな原動力となったことは間違いありません。
漢検DSは1級対象漢字を全て書き尽くした、という自信を生み、四字熟語辞典の読み込みはsyuusyuu様の記事のとおり、四字熟語のみならず故事成語や書き問題に対する応用力を養うことに繋がったと思います。
この時点で残り1ヶ月半。今の自分の力とテストの配点を考えた挙げ句、熟字訓・当て字は一切やらないことに決めました。問題集にあるものが分かれば半分の5点は取れるだろうと。その分、故事成語に全ての力を注ぐことを決意して、syuusyuu様の故事成語分野の記事、その他の故事を含む様々な記事をおそらく全て熟読し、ノートに問題を作ってアウトプットする力を養いました。
過去問は3年分くらいをやりましたが、最初の読み問題を書けるようにすること、故事成語を完全に覚えることを心がけた程度です。
おかげで2月の試験には、読み・四字熟語 ・故事成語にはある程度の自信を持って臨むことができました。
結果は162点でした。27-3は出題レベルが少し低い(過去に出題された問題の割合が高い)と言われていますので少し救われたのかもしれません。
でもsyuusyuu様の教えのとおりに実践し、四字熟語で満点、故事成語を2問間違いで切り抜けたのは大きかったと思います。熟字訓はやはり6点でしたが、ほぼ何もしていないので十分満足でした。書き取り15問が、焦りや緊張のせいか思い出せず半分近く落としたことは大きな誤算でしたが。
試験の間の60分は、いろんな感情が交錯してとても濃密な時間でした。特に最後の5分は、極限に達した集中力が新たな閃きを生む貴重な時間でした。人によって、天使の微笑みにも悪魔の囁きにもなるのかもしれませんが。ちょっと病みつきになりそうです。次回また是非体験したいと思います。

長々書きましたが、最後に私が活用させていただいた記事カテゴリーをまとめておきます。
「受験歴・初合格のためには」
モチベーション維持のため。198点に到達する方のアドバイスは含蓄あります。
「過去問等の深掘りシリーズ」
1級初学者が上記の次に読むべき記事だと思います。学ぶ姿勢も含めて勉強になります。
「新手賀沼散歩・漢字修練」
難しい語句も数多くあるので、私は興味のある記事に的を絞って読みました。
「四字熟語」
辞典中心で学習したうえで補完目的で使用させていただきました。
「熟語の読み(音・訓)」
普通の辞典では音訓しか紹介されていない漢字でも、こちらでは深く解説をしていただいております。syuusyuu様の執念を感じます。「纔着サイジャク」という言葉を見たときは感動しました。ここで「音熟語なし」となっていたら、音読みは覚えないことに決めています。
「故事成語類」
何度読み返したかわかりません。語源や背景の説明を詳細に解説してくださっていて、とても興味深く読めますし、故事に愛着すら湧いてきます。心に留め置きたい人生訓にも出会うことができます。

syuusyuu様
私にできる唯一のご恩返しのつもりで書かせていただきました。文中、失礼な点があったかもしれませんが、どうかお許しください。
私自身、まだまだ課題は山積みです。これからも努力を重ねて、安定した力を得られるよう、次回もいい報告ができるよう、直向きに努力を重ねるつもりです。DSは引き続き子供達にバレないよう深夜にコソコソ使うつもりです(笑)
これからも毎日訪問させていただきます。よろしくお願いいたします。
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四字熟語の深掘りについて

2017年10月01日 | 漢検1級初合格のためには
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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・漢検四字熟語辞典の“舐るような復習”も、あと20ページぐらいで終了・・・まとめて記事にするのは、まだあと少しアリ・・・
・この作業をしながら思ったこと・・・前にも初合格を目指している方向けに、同じようなことを書いたとは思いますが念の為・・・
<マル暗記の利点と欠点>
〇あれやこれやと選択する漢字や熟語を迷わなくてすむ。すっかりマル暗記すれば間違いなく30点満点に近い点は取れる。  
●他の分野への応用が効かず、せいぜい配点の30点+αぐらいの伸びに止まる。
<深掘りの利点と欠点> 
〇他の分野への応用が効き、四字熟語の配点30点+20~30点程度は伸びる(これは経験上、紛れもない実感)。・・・回り道のようでいて、実は、合格や高得点への捷径だと思っている・・・
●深掘りを“しすぎる”と、考え過ぎで、選択する漢字や熟語、あるいは“造語”などで減点となることが時々ある

<アクセスへの感謝>
・さて、ここ2週間のアクセスデータ・・・280万に近いgooブログの中で、こんなマイナーな漢字ブログが3ケタの順位とは驚き!
・最近はすごいアクセス数ですねえ、普段はこの半分ぐらいのようだったけど・・・
・いつもいつものご訪問、アクセス、まことにありがとうございます。これからもよろしくお願いします。アクセスが多いと、(自己満足、自己顕示欲、自己実現欲以外に何のメリットも無い、こういうブログの作成・継続にとっては)とても励みになります(^^)

<データのダウンロード分析>

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準1級の読み問題(➪書き問題) -感想-

2017年09月15日 | 漢検1級初合格のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●猫姐さんが開示してくれている「準1読み過去問」(H20~H28)を、書き問題へ変更した練習問題をやってみた・・・
*準1の過去問はほとんどやったことが無いので、とっても参考になった・・・昔の参考書や問題集に載ってるものぐらいしかやったこと無かった・・・
*読みよりは、1級で“書き”問題やその他の分野(語選択など)で出題されることがママ(間間)あるので、そういう観点から学習してみた・・・
●まずは全体の感想・・・半分冗談ぽい内容ですが・・・
1.漢検さんの好きな語句
 ①「祁寒」「九皐」「掻頭」など・・・複数回、読み問題で出されていた・・前2熟語は漢検1級でも分野を変えて出されたか、出される熟語ですねえ・・・あと、「緩頰」、これなんかも「カンキョウ(緩頰)を煩わす」なんて成語で出題されるかもねえ・・・
 ②「諸彦」「英彦」「俊彦」・・・「彦」の字が大好きなのか?・・・「エイゲンとして一目置かれた」(英彦)とか「シュンゲン(俊彦)」とか「諸彦」とか出てた・・・「ショゲン(諸彦)」なんて1級の文章題でたしか出たような・・・

 ③あと、「荏苒」「杜撰」「尤物」「奈(いかん)」なんて読みも何回か出ていた・・・と思う。
 ④「諺」も好きだねえ・・・「世諺(セイゲン)」「古諺(コゲン)」
   *「世諺」は「西諺」と間違えないようにしないと・・・「西諺」は、文章題か何かで出たか、あったような・・・
 ⑤干支の問題・・・必ずといっていいくらい出てる・・・訓読みと音読みとも・・・
  *面白いのは「卯酉(ボウユウ)線は子午線と天球上で直行する」なんて読み問題・・・。この前、模試の対義語で「卯酉⇔子午」で出題したわ(^^)・・・
 ⑥それと、甥とか姪とかの親族関係の熟語、「姪孫 甥、姪、叔」などの関連熟語が目立っていたかな?
2.読み➪書き問題への変更なので別に文句はないけど、読み問題でしか“通用”あるいは、わざと読み難そうな熟語としているものも散見された・・・。
(例)
「ソッセンして難事に当たる。」 「帥先」 ・・・書きなら「率先」でもOK
「ソウスイたる連山を遥かに望む。」「葱翠」・・・普通は、「蒼翠」かな?
「胸に大きなビョウソウがある。」 「病竈」 ・・・「病巣」でもOK
など・・・。
なお、一問だけよくわからない熟語を読みで使用していた・・・
「苦心して独自の文体をヨウヤする。」 (熔冶)
*こういう使い方するのか? 調べたけど、ネットにも見当たらん・・・ 
「熔冶」は、
  広辞苑:金属を溶かして鋳ること。
  漢検2:金属をとかして物を鋳造すること。「溶冶」とも書く。
  大字源:(上記とほぼ同じ。ただし、「国語」となっている・・・)
 となっており、問題文の意味があまり伝わらないのではないだろうか・・・
 大字源に「熔鋳(ようちゅう):“・・・②転じて、物事をつくりあげること。”とあるんで、ここらからの意味を転化して使ってんだろうか・・・。

3.その他
 「律詩の第五・六句をケイレンという。頸聯」なんてのも出ていたから、
  律詩の「首聯(起聯)頷聯(前聯)頸聯(後聯)尾聯(結聯)」はやはり押さえておくべきかな・・・

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漢検1級 平成29年度 第1回 答え合わせ ~余談~  繳繞

2017年06月22日 | 漢検1級初合格のためには
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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現在、「猫姐」ブログに“新装”の<29-1向けsyuusyuu模試>(全5作)開示開始中・・・
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・29-1音読み問題「名家は苛察にして“繳繞”す」 ・・・解答:きょうじょう・・・

*「繳」には音による意味分けがある・・・“いぐるみ”を意味する熟語以外は、“キョウ”読み・・・
*といっても、この問題文の意味も少しは分からないと、なんのことやらということになる・・・「名家」は(ここでは)諸子百家の一つですねえ、これさえピンとくればok。名家を名門だとか家柄の良さと思いこんでしまうと文意そのものがまるでわからなくなる・・・
*詳しくは自分で調べてもらうとして、諸子百家だから弁舌に長けた人たちぐらい理解すれば、この文意もなんとなくわかると思う・・・名家(という弁舌家)は論理に厳しくて(苛察)わずらわしい奴らだな・・・とかなんとかの意味かなって理解すればok(文意が正しいかどうかは不明)・・・

*なお、この問題文自体は(もう調べているだろうけど)出典は史記からそのものの文。
*“ウイキまとめ”には「繳繞(キョウジョウ)とは、細かいことにこだわってからむ」とある・・・。このほうが分かりやすいかも・・・。

*この出題文のように、歴史的な言葉の知識(といっても高校生レベル)が必要なものは漢字だけを学習している者にとっては厄介な問題ではあると思う。

ー参考ー
(漢検2)
繳 :シャク・キョウ いぐるみ・まつ(わる)・かえ(す)・おさ(める)
🈩シャク いぐるみ。矢に糸をつけて鳥を射る道具。
🈔キョウ ①まつわる。まといつく。 ②かえ(返)す。ひきわたす。 ③おさ(納)める。税などを納付する。
*熟語掲載はナシ。

(弊ブログ内の該当記事)
<29-1向け 漢検1級 模擬試験問題 その5>
14.弋繳を以て鳥を射る  14.よくしゃく *いぐるみ
<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題 補習版その1(ほぼ漢検に準拠)>
19.税を繳納する  19.きょうのう(「いぐるみ=シャク」以外の読みは「キョウ」) 
<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題(チャレンジャー用) 第12回>
13.諸郡から国へ彙繳す 13.いきょう 
<26-③対策  <実践問題その23> 読み書き2015年01月19日 | 26-③ 向け 実践問題>
「●過去問などで、繳進(音:キョウシン)とか繳弋(音:シャクヨク)とかの読みが出ていたと思いますが、「繳進」は文書で(非難の)上奏をすること、「繳弋」は矢に糸をつけて鳥を射る狩猟道具で、「繳」も「弋」も、(訓:いぐるみ)と読みます。」

*弊ブログ内に「繳」の音訓整理ナシ・・・迂闊だった・・・開示していなかったようだ・・・
(主として、大字源)
・いぐるみ:弋繳(ヨクシャク):繳弋(シャクヨク)=いぐるみ。
      繳網(シャクモウ):いぐるみと、鳥・獣・魚などを捕らえる網。
      弓繳(キュウシャク):いぐるみ。矢に糸をつけて鳥を射る具。弋繳。

・まつ(わる):繳繞(キョウジョウ)=①まつわる、まといつく。繞も、まつわる。転じて、わずらわしい。 
                   ②まつわりめぐる。まがりくねって遠回りする。
・かえ(す):繳進(キョウシン)=文書などを役所に刺し出す。転じて、他人を非難した文を奏上する。
・おさ(める):繳納(キョウノウ)=税などを納める。 彙繳(イキョウ)=税などを集め納める。

 「釣繳」(大字源に熟語掲載あるも読みナシ)たぶん、“チョウシャク”・・・「釣弋(チョウヨク):釣魚と狩猟」と同じ意味だと思う・・・
 「才繳」(大字源に熟語掲載あるも読みナシ)・・・ネットで見る限り、中国関係の記事ばかりだけど、どうも税とかお金の貸し借りに関連する言葉のようだ・・・だとしたら、“サイキョウ”とか“ザイキョウ”とかか・・・要・継続調査。

 *「繳」の音訓整理記事は、追って、継続調査分も含めて更に調べたうえで、開示予定*
   ➪ 「熟語の読み・一字訓読(その328) 繳 」に詳細掲載。 

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漢検1級 平成29年度 第1回 答え合わせ ~余談~  含糊

2017年06月22日 | 漢検1級初合格のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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現在、「猫姐」ブログに“新装”の<29-1向けsyuusyuu模試>(全5作)開示開始中・・・
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●29-1 「明晰」の対義語 ガンコ・・・含糊・・・

・他のブログで、「明晰⇔含糊」の組み合わせに“違和感”を感じている旨のやりとりがあった・・・私も同様の感じを受けたが、解答の選択肢からして、この“ガンコ”しか残っていなかったし、“ガンコ”といったら、試験対象内漢字の熟語(対象外だと「紈袴」てのもアリ)では「含糊」か「頑固」しかなく、前者だろうと回答・・・

・ちょっと気になったので自分の記事・問題などで「含糊」で対・類問題を出していないか調べた・・・
・調べようと思ったのは昨日rikuちゃんから便利な“ブログ内検索”のやり方を教えてもらったから(苦笑)これ、自分のブログ内の当該熟語などが記載されている記事がすぐ出てきて便利だ~

●弊ブログ内では、「含糊」の対・類問題はつくっていなかったようだ・・・「語選択問題」で出題しただけだったようだ・・・

<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題(チャレンジャー用) 第6回>
「2.ことばがはっきりしないこと、態度が煮えきらないこと」・・・解答:2.含糊 ・・・

ー参考ー

(漢検2)
大見出し:含糊(ガンコ):言葉や態度がはっきりしないこと。にえきらないこと。

大見出し:明晰(メイセキ):筋道がとおっていて、はっきりしているさま。「頭脳・・・」 類)明白

(広辞苑)
含糊:ことばがはっきりしないこと。転じて、態度がはきはきしないこと。にえきらないこと。

明晰:①明らかではっきりしていること。「・・・な文章」「頭脳・・・」 ②(哲学用語)・・・略・・・


*たしかにちょっとした違和感があるが、「頭脳“明晰”」にとらわれると、“頭が良い”とかのイメージになるところもあるから、ちょっと混乱するようではある・・・「明晰」だけなら、上記のように、(頭脳にかぎらず)“明らかではっきりしていること”(広辞苑)という意味だから、対義語「含糊」でも“明晰”にまちがっているとはいえないかもしれない(笑)

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漢検1級 平成29年度 第1回 答え合わせ ~余談~  漢検1級初合格のためには・・・

2017年06月21日 | 漢検1級初合格のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●今朝、“猫姐さん”のブログを見たら、弊ブログ「29-1向け模試」の文章題で、「ウセツ(迂拙)」を出していたことがわかった(^^;)
●“猫姐さん”が、近々、弊ブログの直近模試(29-1向け5模試)を新装してアップしてくださるそうです。見栄えも絵入りの問題も格段に見やすく面白く、楽しみながらやりやすいと思います。これから29-2に向けて弊模試を活用される方は「猫姐」ブログの方のご活用もご検討ください。

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●さて、そんなことがあったので、折角の機会なので、直近模試(29-1向け模試5作と28-3向け模試5作の計10作)をざっと読みかえしてみた。今回の29-1本番に、参考となる模試問題を幾つか出していることがわかった・・・
●次回29-2に向けた“学習のヒント”になるかも知れないと思い、弊ブログ模試の活用の仕方と合わせて、簡単に触れてみます。弊模試を全部精査したわけではありません・・・まだまだヒントとなる問題は色々とあると思いますので、以下のヒントのようなものをヒントに、自らの学習レベルを高める工夫をされると良いと思います。お役に立つようでしたら幸いです・・・。

(以下、出題日時・出題分野ともに順不同)

<漢検1級 29-1向け模擬試験問題 その1>
●書き問題「14.盆にコウヒの掃苔を行った・・・解答:考妣・・・」
 *単に、「考妣」という熟語を覚えるだけでなく、“考妣”の周辺知識を増やす学習をしておくと良い・・・漢字ペデイアで「考妣」だけ調べるのではなく、「考」「妣」のところも調べると、関連する熟語がある、また、ネットに「考妣」などと入力して関連情報を集めれば、「先考」「先妣」「顕考」「顕妣」「顕祖考」「顕祖妣」「祖考」「祖妣」等々、色々と出てくる・・・ 「顕考」 ⇔ 「顕妣」は、弊模試でも対義語で出題したことあり・・・

●故事成語問題「9.ソウユ且に迫らんとす ・・・解答:桑楡・・・」 *今回、29-1でそのまま出題あり・・・
 *「鼻中の白毛はエンオウの使い」以外の、今回出題された故事成語類はすべて弊ブログ内にあります。

●文章題「・・・今や7.ウセツの文を録し、ク.恬然として愧ずることなし・・・ 解答:迂拙・・・」
 *29-1文章題で「・・・必ず旧法を以てウセツとなし・・・」と出題された。
 *今回の文章題は難解でしたが、主として明治・大正・昭和初期の熟語には耳慣れない、見慣れない熟語がわりとある・・・対策のしようはあまりないが、弊ブログのカテゴリー「文章題」にはその時期の文章(題)もあるので、時間に余裕があれば、そういう文章や熟語に触れておくのも一法かも知れない・・・

<29-1向け 漢検1級 模擬試験問題 その3>
 
●音読み問題「2.岡巒糾紛として雲を吐く ・・・解答:こうらん・・・」  *29-1「岡隴の・・・」
 *「岡」の音読みは時々見かける・・・弊模試も「岡」「巒」の音読みができるかどうかの視点で出題している・・・1級対象外の常用漢字(特に表外読み)の音にも注意しておく必要がある・・・

●故事成語(書き問題) 「10.梅は食うともサネ食うな ・・・解答:10.核・実 ・・・
*ま、今回は「ウリザネ顔」という書き問題だったから、直接のヒントにはならないかもしれないけど、(1級対象外の)“サネ”の漢字ということで少しは役に立つ・・・かも(笑)

<29-1向け 漢検1級 模擬試験問題 その4>

●音読み問題「5.実は莨莠のごとき人物である ・・・解答:ろうゆう・・・」 *29-1「田圃の悪莠を芟除する」・・・
 *「莨」と「莠」の音読み・・・

<28-3 syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題 その4>
●故事成語「2.百川、海にチョウす  ・・・解答: 2.朝 ・・・」
 *漢検2にも、この成語?は掲載されているが、いくらなんでも、ここから「朝宗」を導き出すのは至難のわざ・・・でも「朝ソウ」の「朝」はなんとなく浮かんでくる・・・ので、漢検2の中でも熟語だけでなく、文章や成語で記載されているものは、文章や成語もまるごと覚えたり理解しておくと良い・・・

<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題 その3>
●読み問題「10.流言蜚語が巷に漬浸する ・・・解答:ししん・・・」 *29-1「・・・漬墨・・・」
 *「漬(シ)」の音読みを意識して出した問題・・・「漬(シ)」を読めていれば、今回の「漬墨」は簡単・・・
●書き問題「12.カノトトリの年は変事が多い」 
 *この種、干支の問題は時々出題されるので、模試でも出した・・・詳細は「干支の覚え方」でまとめているのでそちらを参照してください。

<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題 その2>
●音訓よみ「イ.3.鞏固 - 4.鞏い」 ・・・自分で出しておいて「鞏(かた)むるにめ・・・」が読めなかった・・・音訓問題も変形して訓読み問題で出るのでよく理解して読んどかないと・・・

●文章題「・・・むかしは熊野の5.ナギは全国に聞こえ渡れる名木・・・解答:5.梛(竹柏)・・・」
*今回の29-1では読み問題で「梛筏」が出た・・・

<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題 その1>
●<対義語> 1.顕妣  ・・・解答:1.顕考・・・
*説明略。上述のとおり。

<その他>
●「熟語の読み・一字訓読」シリーズは熟語と対応訓読みの宝庫です。膨大な量ではありますが・・・すべてを調べてませんが、今回の音読み問題「耨耜」なども掲載してありました・・・
(参考)
「・・・
 <耜:シ、すき>
 ・すき:良耜、耨耜(ドウシ)=すき・くわなどの農具、農耜、長耜
 ・・・」

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28-3に向けて ~この時期の、私の学習方法(試験対策)~

2017年01月24日 | 漢検1級初合格のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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<漢検2辞典・悉皆調査 完了>
<28-3向け模擬試験問題 全5回作成完了>配信済み。<分野別問題>模擬試験問題で漏れた問題を分野別に提供中・・・ほぼ完了。
<四字熟語&故事成語類の紹介>過去問で「必求壟断」とか「禍棗災梨」とか、漢検2辞典と漢検四字熟語辞典に掲載されていない四字熟語がごく稀に出題されることがある。「新明解・四字熟語辞典」(第2版)から、そのような四字熟語を洗い出した・・・四字熟語は故事成語類にも成りうるものもあるので、そのような四字熟語は故事成語類としても紹介をしてきたいと思います。なお、「漢検2」および漢検四字熟語辞典に掲載されている四字熟語が理解の前提になるものもあるので、それらを熟してから、この記事はご覧いただいたほうが良いと思います。
<28-3に向けての準備>(1月からの復習・・・ほぼ時系列で・・・今後のための記録・・・)
①漢検DS書き練習:恒例のDS練習・・・1級対象漢字2699字の書き問題、終了。ミス116字。念の為、<準1>対象漢字も復習中。
②自己作成模試の復習:全48回分、復習完了。やっぱり、忘れていたり勘違いしているもの多し・・・復習・反復練習は大事!!
③ブログのカテゴリー別復習:「語選択問題」「対義語・類義語」「文章題」「27-① 向け 実践問題(20)」「26-③ 向け 実践問題(47)」「書き・読み問題」「難読・当て字」 ・・・完了
④(念の為)広辞苑電子辞書にある小辞典「慣用句」のチェック・・・一度学習したような気もするが・・・ ざっと復習完了
⑤成美堂「本試験型1級試験問題集(15年版)」ひととおり完了・・・主として書き問題の練習のため。幾つか読み・書きともまちがった・・・
⑥ブログのカテゴリー「故事成語類」ひととおり完了・・・やはり幾つか忘れているものがあった・・・
⑦ブログのカテゴリー「四字熟語」ひととおり読みかえし完了・・・これはあまり役に立たないかも・・・次回は復習する必要ないかも・・・
(現在作成途上の「四字熟語」記事・・・やり出したので完了させたいが、これも即効性はないかも・・・熟語の意味を理解したり、熟語や故事成語への“勘“を養うぐらいのつもりで学習するだけ・・・)
⑧漢検2辞典・巻末「熟字・当て字」1回通読完了。ミスしそうなものをいくつか書きだした。いつもの作業。
⑨「漢検1級模擬試験倉庫」(1月~)模試25~28までトライ。今週が最終回の28作目。復習や試験の勘を磨くのにとても役に立つ。模試1から再度見直したいけど、ちょっと時間ないかも・・・。

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●本番まであと2週間弱・・・この時期の、私の学習方法というか、“精神”面での本番対策・・・ご参考まで・・・って、参考にならないかもしれませんが・・・

①色々な問題を解く復習・・・敢えて、体調が万全でない、寝不足気味とか頭がボオっとしているときにトライする・・・最低の“心技体”の状態でどこまで対応できるか、“免疫”をつけておく。

②その他の復習・・・主として記憶力強化を目的として、頭が極力クリアな時や前向きな精神状態になっているときに、短時間集中して取り組む。

●60分という短時間の“勝負”ですが、経験した方はわかるように、この短い時間内に、自分の精神状態も含めて、色々なドラマがありますよね、それが楽しみといえば楽しみなんですが、本番時の精神状態、頭の回転力(勘、閃きなど)で、2、3点は違ってくると思います。これは160点の合格ラインをめざす人も190点台をめざしている人も等しく同じ・・・そのための“心技体”対策です。

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お知らせ:漢検関連の質問について ・・・9/9にメッセージを戴いた方へ・・・

2016年09月10日 | 漢検1級初合格のためには


<9/9、当ブログの左欄の「メッセージを送る」から、わたし宛に照会してくれた方へ・・・(他の方もご参考のため)>

・その欄からメッセージを送ると、わたし宛にgooからは転送されてきますが、「(gooからは自動送信のため)このメールからは返信できません」という内容でメールが受信されます。したがって、当方からは、そのメールに対して返信できないようです。
・ご自分のメールアドレスもいれて送信いただくか、あるいは、当ブログの(どこでも構いませんから)、記事中にあるコメント欄を活用して、コメント欄からご照会いただいたほうがよろしいと思います。

・取り急ぎ、ご照会に対する返答ですが、特に支障はないと判断し、このお知らせ記事で、以下のとおり、ご返事させていただきます。


 1.漢検漢字辞典の“巻末”・・・「付録」のことです。
 2.熟字訓・当て字のみ漢検漢字辞典を利用したほうが良いか・・・漢検漢字辞典(本文部分)も利用したほうが良いです。

以 上

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大事なお知らせです、リンリン。

2015年11月01日 | 漢検1級初合格のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

・すずむし(金鐘児)のリンリンです(笑)。漢検1級初合格をめざしているチャレンジャーの方への大事なお知らせです、リンリン。

●学習ノートの件
・ボクちゃん先生に乗せられて公開しましたが、このノートや広辞苑の整理などは、180点を超えて満点を本気で目指そうとしてから作成し始めたものです。初合格のためにはここまでやる必要はないと思います。当ブログの「受験歴」のところでも書いてある通り、初合格や170点台ぐらいまでは、ここまでの学習はしておりません。「受験歴」などの内容も学習の参考にしてください。

●「猫の飼い主さん」の模擬試験問題(第1回&第2回)
・「北関東の田舎暮らしです」(http://blogs.yahoo.co.jp/pet_grass)の「猫の飼い主」さんが、模擬試験を公開・提供してくれています。私もやりましたが、初合格をめざすチャレンジャーの方には適度なレベルの設問だと思います・・・トライされてみたらいかがでしょうか。

👍👍👍 🎶🎶リンリンリン🎶🎶 👍👍👍
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27-① を終えて・・・1級チャレンジャーのために・・・(その2:熟字・当て字の覚え方)

2015年06月23日 | 漢検1級初合格のためには
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●27-①を踏まえて、初合格をめざされている方へ、今後の学習のヒントのようなものを記しておきます。

●結論からいうと、熟字・当て字の学習は、「漢検・漢和辞典」の巻末の一覧と過去問さえやっておけば、90%以上は獲れます。(満点めざすなら、辞典の中まで調べないとダメかもしれませんが・・・)
●今回、「稲架(はさ)」「雀鷂(つみ)」「没分暁漢(わからずや)」が新出?のようですが、「稲架」以外は巻末に、「稲架」も辞典中にちゃんとあるじゃないですかあ・・・(^^)
●熟字・当て字も漢検・漢字辞典だけ取り組んでいれば簡単なんだ・・・ということがわかりました。
●最近、同辞典(しかも2版が出たのに第1版)を購入したばかりなので、やっと、以上のことが判明しました。

●それまでは、この分野はほぼ無制限の出題だと思っていて、何が当て字で出るか、戦戦恐恐というか、ドキドキと期待感も含めて、試験問題をみるまで安心できませんでしたが、ここ、1、2回の受検ではちょっと安心して受けています。
●なにしろ、最初の受検をし始めたころは、出題範囲もわからず、漢検の辞典も持っておらず、三省堂の難読辞典なんてものを買ってきて、闇雲に学習していました・・・それこそ膨大な時間を費やしてしまいました。ま、それが、今は少しは役に立っていることも否めませんが・・・でも、困るのは、同じ当て字でも微妙に読みが異なるものがあることや、余計な当て字を膨大に覚えてしまったことです。例を挙げると、それこそ枚挙に遑なしですが、
 ・商陸(やまごぼう)ー商陸(いおすき)、 ・天名精(やぶたばこ)ー天名精(いのしりぐさ)・・・左が漢検、右は三省堂の読み・・・等々・・・。今、その頭の中を、漢検サイドの読み方に置き換えているところです。
●前置きはともかく、「覚え方」ですが、それこそ、これには「王道」はナシです・・・たとえば「河童」、これ、みなさん、「かっぱ」と読めますよね・・・なぜ読めるようになっているか考えればわかるように、「何度も目にして」「何度も口にして」「何度も書いて」いたからじゃないでしょうか。
「王道ナシ」といいましたが、これこそ「王道」じゃないでしょうか。まして、出題範囲が冒頭のように分かっっている以上、当たるべき熟字・当て字は限られているのですから、(大袈裟にいえば)100回ぐらい、この王道を実践してみたら、「河童」とおなじように自然と覚えちゃっていることになると思いますよお。

・・・そんな事言ったって、脳細胞が・・・というのは、私も同じです、正直、内心は「ど忘れして出てこないんでは・・・」とか「記憶力の衰えを痛感するから厭になる」とか、常にビクビクもんですが、発想を変えて、「ボケ防止のため」「99%以上は死ぬまで使わないで死滅していく脳細胞をコキ使ってやる」とか、前向きに考えて取り組むと、案外に楽しく面白いもんです・・・ある程度記憶定着に成功したら、ブログでも時々紹介しているように、植物や動物など実物と当て字を比べるとさらに面白さが増したり記憶が定着しますよ。「雀鷂・雀鷹(つみ)」なんてのもその例ですね・・・ホントに鷹やハイタカを雀ぐらいにした鳥です・・・。
・・・駄文ついでに・・・今回は「稲架」で苦労しました・・・問題見た途端、「わらさ」と言葉が浮んできてしまって、「はさ」を思い出すのに一苦労しました・・・(「わらさ」はブリの幼魚で「稚鰤」じゃないかあ、違うぞお、こりゃ・・・、「いなさ?」「わさ?」、いや、ちがう、ちょっと待てよ・・・ちょっと時間おいて・・・と、焦りましたが、不思議に、他の問題を見てるうちに、フッと「はさ」という言葉が出てきました・・・記憶なんてこんなもんです・・・)

●ダラダラと書き綴りましたが、以前もどこかで書きましたが、この分野を常に満点とる達成感というか充実感は、気持ちよくて、何とも言えません(^^)
●余裕ある方は是非チャレンジしてみてください。ははは、でも、その前にやることがあるか・・・(^^;)

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27-① を終えて・・・1級チャレンジャーのために・・・(その1:干支の覚え方)

2015年06月22日 | 漢検1級初合格のためには
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●27-①を踏まえて、初合格をめざされている方へ、今後の学習のヒントのようなものを記しておきます。

●「ヒノエウマ」・・・久しぶりに故事成語の中で干支(カンシ・えと)問題がでましたね・・・「ヒノエウマ」は易しいから大丈夫だったでしょうが、以前、干支問題は書き読み問題でもときどき出ていたような・・・。みなさんはどういう覚え方をしているのでしょうか。
●参考までに(ちょっと恥ずかしいけど)、私の干支の覚え方は以下のとおりです。
①10干=甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸 (「コウ、オツ、ヘイ、テイ、ボキ、コウ、シン、ジン、キ」とリズムで覚える)
②12支=「ね、うし、とら、う、たつ、み、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、い」は小学生でも覚えているレベル・・・これを「シ、チュウ、イン、ボウ・・・シン、シ、ゴ、ビ・・・シン、ユウ、ジュツ、ガイ」と、音読みで、これもリズム良く覚える。漢字は、「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」・・・この漢字は意外に忘れるものもあるので要注意。
③次に、陰陽五行の順番の「木・火・土・金・水」を「モッカドキンスイ」と覚えておく(^^;)この「モッカドキンスイ」を干支の「エ→ト」と順番に合わせていくと、「キ(木)ノエ」→「キ(木)のト」・・・「ミズ(水)ノエ」→「ミズ(水)ノト」となっていく。時々、「金」をキン→キノエ・キノトと連想してしまうけど、「金」は「カネ」→「カノ(エ)、カノ(ト)」と覚える。
④これで完成・・・たとえば、「庚申(コウシン)待ちの夜」の庚申の「庚(コウ)」は、「モッカドキンスイ」の「金」で、順番は「エト」の「エ」だから、「カノエ」・・・庚申の「申(シン)」は「ね、うし・・・」の「さる」なので、組み合わせると「かのえさる」となる。
また、音読みで「ジンガイの年」なんて書き問題が出たら、①から「壬」、②の音読みの記憶で「亥」・・・合わせて「壬亥」ですね。
●こうやって覚えておくと、あとは組み合わせればいいだけで、60の干支を全部覚える必要はありませんし、ほとんど間違えることはありません・・・一字一字の漢字さえ忘れなければ、ですけど(^^)

👋👋👋 🐑 👋👋👋
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