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●もう10年ぐらい前の小説だった・・・映画化もされてたらしい・・・
●こういう“ライトノベル”もたまには良いな・・・女性のブログ管理人(“ひとみ”さん)の読書感想記に共感を覚えた若い男がメール交換をし出して、そのうち実際に会いたくなって会って・・・という展開の恋物語。
●最近の、ネットで知り合った男女の殺伐とした事件なんかを目の当たりにしていると、こういう小説(物語り)にはホッとするな。楽しいお話でした。
●“ひとみ”さんが何故なかなか会おうとしなかったのか、“ひとみ”さんの本名は何か・・・などなど、物語りの後半から最後のほうに明かされる、ちょっとした“仕掛け”も楽しく読めました・・・
●脱線するけど、本の中で「レインツリーとは・・・アメリカネムノキ。花言葉は、歓喜・胸のときめき。・・・」とあった。
・ネット上の映画の解説では「アメリカネムノキの別名で、雨になると葉を閉じることからレインツリーと呼ばれています。花言葉は「歓喜、胸のときめき」で、劇中では「心ときめく国」という意味でレインツリー の国というブログのタイトルをつけています ・・・」となってた。
・また、ネムノキ(当て字では、「〈合歓木〉・〈合歓〉」)の花言葉は、4種類あるらしい・・・これもネットだが、
「ネムノキの花言葉は、安心できる人へ贈る言葉 歓喜 胸のときめき 夢想 安らぎ 」だって・・・。
・(昔から気になっているのだが)「“胸”のときめき」って、言葉や表現として成り立ってるのかしら?「心ときめく」「心のときめき」とかはあるけど、「胸がときめく」って語句として正しいのか???・・・以前どこかで誰かが「“胸”はときめかない」って書いてたか云ってたかしてた・・・。
●ちなみに、俳句では、
「合歓の花(ねむのはな) 晩夏 【子季語】 ねぶの花、ねむり木、花合歓、合昏、絨花樹 【関連季語】 合歓の実 」
*ネムノキだけでは季語とはならない。「合歓木」自体は四季を通じて生えているから。
*“ねむのはな”の代表的な例句はあまりにも有名な芭蕉の「象潟や雨に西施がねぶの花 」
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