漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

<俳都・松山 俳句ポストなど> 入選句 (2018.9~2022.4)

2022年05月28日 | 俳句
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☆☆☆今年のテーマ:①俳句づくり ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③漢検1級受検(継続➪中断)☆☆☆
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(お知らせ ー続々 22.5.28ー)
・金曜入選句があったので、未掲載分(3句)を追加掲載します。レオンはまだ無事です・・・日に日に衰えていってますが(ーー;)・・・
(お知らせー続ー)
・またまた久しぶりの掲載記事。レオンはまだ存えています。また金曜の入選(優秀句)があったので、未掲載分(3句)を掲載しておきます。
(お知らせ)
・久しぶりの記事掲載です。私事で恐縮ですが、ここ数か月の間、余命短い愛猫レオンの介護等でブログを顧みる余裕がありません・・・まだ、介護は続いています・・・年を越せるかどうかという状況です。
・俳句づくりは細々と続けておりますが、漢検関連ほかの記事のメンテやコメント対応などは全然できておりません・・・悪しからずご了解願います。俳句関連は今後も掲載を続けていく予定です。今回、3か月分(8~10月分)の入選作が未掲載だったこと、10月分が嬉しいことに金曜入選(優秀句)となったことなどから、取り急ぎ、掲載しておくものです。
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・2021.4から、<松山・俳句ポスト>の投稿ルール・評価基準などが変更・・・4月から月1回の兼題、翌月最終週に結果発表、投句は<初級者コース>と<中級者以上コース>の2種、<初級者コース>は何句でも投稿可能、<中級者以上コース>は厳選して投稿するようにということらしい・・・
・当面、初級者コースでの投稿を続けるつもり・・・そのうち自信句ができれば中級者以上コースにも投稿してみようかな・・・俳句ポストの説明では<火曜><水曜><木曜>入選句の優劣はナシ、<金曜>入選句なら優秀句で中級以上の投句も薦められるようだ・・・

(2021.4以降) *ゴチックは、金曜入選句。初級コースの「金曜日掲載は中級への昇級の目安」との事。
 <No.> <入選句> <兼題>

(2022.4)
14 暖かや風の甘さが鼻の奥    暖か    (金曜入選・優秀句
(2022.3)
13 再会に歓呼するごと百千鳥      百千鳥  (火曜入選)
(2022.2)
12 母子ふたりきりの団地の雛祭    雛祭   (火曜入選)
(2022.1)
11 山眠る甲斐に信玄堤あり    山眠る   (金曜入選・優秀句
(2021.12)
10 水仙や耳にバツハのアリアかな    水仙   (水曜入選)
(2021.11)
9 吾が猫二十歳小春の中に逝きにけり   小春   (火曜入選)   *レオンはまだ生きています*
(2021.10)
8 蓑虫に雨気の程良き温さかな     蓑虫   (金曜入選・優秀句) 
(2021.9)
7 さわさわと無縁墓かこむ花野かな   花野   (水曜入選)
(2021.8)
6 流れ星かつて一緒にゐた女     流れ星  (火曜入選)
(2021.7)
5 老妻や浴衣の破(や)れに残る過去 浴衣   (火曜入選)
(2021.6)
4 睡蓮に午後の日差しの円やかに   睡蓮   (水曜入選)
(2021.5)
3 蛇の身のてらてら光る命かな  蛇  (木曜入選)
(2021.4) 
2 瀬戸内の水天碧し春暑し   春暑し  (火曜入選)
1 春暑し蝦蟇の油の大道芸   春暑し  (火曜入選)

(2021.3以前) *ゴチックは、以前の評価基準で<人>入選となった句・・・
 卒業や此処にあらばや羅針盤   卒業
 陽光に触手よろこぶ磯巾着   磯巾着
 望郷やビルの狭間の春の夕焼   春の夕焼
 狐火に疼く奥歯や夜しんしん   狐火
 鷹わたる空はあんなに高かつた  鷹
 寒海苔や雷門は此の近く     寒海苔
 哀しからずや鮫の眼(まなこ)に在る孤独     鮫
 熱燗や呑む者みなに旅路あり   熱燗
 嚔もて思い出したる彼の女  嚔
 なかなかに媚びぬ女や実紫    実紫
 秋晴にぐんぐんぐんと摩天楼   秋晴
 シナプスが弾ける如し唐辛子  唐辛子
 ひとりゐに野分ひと夜の客となる   野分
 筑波嶺やおいでおいでと藤袴 藤袴
 ねつとりとべつとり憑くや蝉の声   蝉
 狭き空やプールを囲む摩天楼   プール
 翡翠の觜に小魚生きて居り   翡翠
 梅雨寒や安バーボンの香の如く 梅雨寒
 鰻焼く古き神田の匂ひかな   鰻
 何処より吾の庭来しや姫女苑   姫女苑
 春暖の杜の光の円かなる     春暖
 戸田川の波の温さやボートレース ボートレース
 呑む酒に陽の名残りかな蒸鰈   蒸鰈
 蕨餅とほくなりける吾の昭和   蕨餅
 麦踏や老夫の足袋に解れあり   麦踏
 鬱鬱の心に仄か寒椿   寒椿
 冬眠や谷の瀬音はノクターン   冬眠
 あだし野の夜のしじまに雪女   雪女
 告ぐること何事あらむ鱈場蟹   鱈場蟹
 重なりて暖かさうな落葉かな   落葉
 初冬やカサブランカはセピア色  初冬
 若き日や歪の檸檬まろぶやう   檸檬
 縄文の山には茸どつさりか    茸
 酌む酒のほのかに甘き重陽や  重陽
 かそけくも雨は降るなり竜田姫 竜田姫
 秋薔薇や友らと語る三回忌   秋薔薇
 くつわむし裏手の夜をほしいまま   轡虫
 鱧食めば夜はしんしん東山   鱧
 また土へ還る空蝉魂つきて   空蝉
 楊梅や昔々の女にて       楊梅
 天地(あめつち)のぐにやりぐにやりと罌粟坊主 罌粟坊主
 禅僧のごとき面(つら)して蟇   蟇
 早撃ちの審判おらぬ水鉄砲   水鉄砲
 内海(うちつうみ)あけぼのに染む桜鯛 桜鯛
 この部屋は情事に向かぬサイネリア  サイネリア
 哀しからずや柏落葉に碧い空    柏落葉
 ていれぎやバツハの曲の清らかに  ていれぎ
 鉄(くろがね)の心持たばや菠薐草  菠薐草
 働いてまた働いて菠薐草      菠薐草
 神やどる糺の森もうらうらと    うらうら
 無定見われに似ている鮃かな   鮃
 雪うさぎ吾の内わらべ唄ひびく   雪兎
 くさぐさの甕棺あらは枇杷の花   枇杷の花
 重ね着や剥ぐ束の間のときめきや   重ね着
 アルバムにみな顔寄せて炬燵かな   炬燵
 姫ぐるみ割りて見せばや恋ごころ   胡桃
 魚跳ねる真澄の湖や色鳥来   色鳥

●これまでの俳句入選句
<朝日俳壇>
いのちの火こひの火この日晶子の忌(2018. 8.19 朝日俳壇 高山 れおな選)
逢引の電飾温し冬木立      (2018.12.23 朝日俳壇 大串 章選)
あの頃は雪の降る町くち遊み   (2019. 1. 6 朝日俳壇 高山 れおな選)
春の風邪ひねもすうつらうつらかな(2019. 3. 3 朝日俳壇 稲畑汀子選)
越冬の小さき命に春の風     (2019. 3.31 朝日俳壇 大串 章選)
夜桜や怪しきまでの水面かな   (2019. 4. 7 朝日俳壇 稲畑汀子選) 

<松山・俳句ポスト>~2018.8~9
飢餓あれど稗思はざる此の世かな  (<並>選 2018. 9.13 兼題「稗」)
無月こそ酒の肴ぞ猩猩講      (<並>選 2018. 9.27 兼題「無月」)
無花果やかはやのそばの日陰の身  (<並>選 2018.10.11 兼題「無花果」)

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コメント
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