漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

手賀沼  ダイサギとチュウサギ

2016年08月31日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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●手賀沼遊歩道沿いの田圃・・・ダイサギが1羽のところにチュウサギの群れが飛んできた・・・

●遠くからでも違いがわかる・・・首の長さ、身体の大きさが全然違う・・・



●ダイサギとチュウサギの大きな違いはそれ以外に、目の下の線が目の下で止まっているか、その先まで伸びているかが大きな違いだそうだ・・・

●両者の識別はポイントはそこらしい・・・鮮明ではないが、どうも、目の下より先に線が食い込んでいるようにみえる・・・

●あと、チュウサギは觜が短いのが特徴・・・ダイサギ、コサギは長い・・・

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ダイサギとチュウサギ
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手賀沼 手賀川 チュウサギの群れ その5 ~毛羽立つ~

2016年08月31日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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●こんなに集まってきた・・・
  
●みると、毛羽立ってるのもいて若そうにみえるから若鳥が多いのかなと思ったが、ネットなんかで調べると、チュウサギは仲間が寄ってくると、嫌がって毛羽立つって書いてあった・・・ホントかどうか知らないけど。ダイサギも仲間を嫌がるらしい。

●一方、アマサギは逆に、全然、嫌がらないらしい・・・だから、アマサギはいっぱい集まっていることが多いって・・・

●でもまだ、アマサギがいっぱい集まってるところ、見ていない・・・

●ホントに嫌がってんのかな・・・こんなに集まってきてるのに・・・

●どんどん集まってくる・・・

●ここだけで、20羽ぐらいいる・・・

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チュウサギの群れ その5
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熟語の読み・一字訓読(その312) 魴 鮓 鮃 鮠 鮨 鯢

2016年08月31日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・再々中断していた「熟語の読み・一字訓読」シリーズを再開します。
・223回からは、漢検漢字辞典第2版の内容を加味したり、調べる辞典の範囲を大字源・漢字源などまで拡大した内容にて、整理しているので、初期のこのシリーズの記載内容とは濃淡・精粗があります・・・223回からのほうが内容が濃いと思います。お含み置きください・・・追って、初期の内容についても、内容を拡充していきたいとは考えています。
・なお、別の記事などにて、漢検2記載内容を踏まえた「熟語の読み・一字訓読、音訓整理」を案内したものもあり、一部重複しているかもしれません・・・この点もお含み置きください。必要に応じて、なるべく、同記事内容も再録いたします。
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●熟語の読み・一字訓読(その312)です。 ゴチック・太字は漢検2にも記載あり。
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<魴:ホウ、おしきうお、かがみだい> 
・おしきうお:魴魚(「魴魚赬尾」)、魴鱧(ホウレイ)=おしきうお
・かがみだい:(邦語)
*漢検2意味「①おしきうお。淡水魚の一種。②ホウボウ科の海魚の名。「魴鮄(ホウボウ)」に用いられる字。③かがみだい、また、まとうだい。いずれもマトウダイ科の海魚。」*「魴鮄(ホウボウ」の「鮄」は対象外。
*「魴鰥(ホウカン)」=大魚をいう。一説に、魚の子。 ←漢検2、「鰥」のところで熟語記載あり。

<鮓:サ、すし> 
・すし:(邦語=鮨):鮓滓(サシ=すし。下記参照)
*鮓魚(サギョ)=くらげ、水母、海月。 *鮓滓(サシ)=かす漬けの魚。すし。
鮓荅(サトウ)・鮓答(サトウ)=牛黄(ゴオウ)=結石。“ヘイサラバサラ”(大字源)。
*漢検2:意味①すし 意味②つけうお
*大漢和:①つけうお、すづけのうお、塩水などに漬けた魚 ②くらげ

<鮃:ヒョウ、ヘイ、ひらめ>
*ヘイ(漢音)ヒョウ(音ナシ)*ビョウ(呉音:漢字源のみ)
・ひらめ:(音熟語ナシ)

<鮠:ガイ、はえ、はや> 
・はや、はえ:(邦語:コイ科の淡水魚)
*各辞典とも音熟語ナシ。ただし、「鮠(ガイ)」は「淡水魚。ギギ科の一種。ナマズに似て大形。長江に産する。」(漢字源)という意味らしい・・・大漢和「こなまず」、大字源「しろきぎぎ。なまずに似る。」

<鮨:シ、ゲイ、すし、さんしょううお>
 *シ・ゲイ(漢・呉音)*漢検2:音による意味分けあり・・・。「さんしょううお」訓ナシ(意味には記載あり)
・すし:(邦語)音熟語なし。
・さんしょううお:「鮨魚(ゲイギョ)」(注)
(注)出典の「山海経(センガイキョウ)」による説明文ではどうも「さんしょううお」の事のようである。←大漢和・字通とも明確に“さんしょううお”とは説明していない。
(参考)漢検2の音による意味分け
「シ」音:①すし。なれずし。 ②魚のしおから。うおびしお。
「ゲイ」音:さんしょううお 類:鯢
 *大漢和:①うおびしお ②しび ③魚の名「鮨魚(ゲイギョ)」(大漢和・字通)

<鯢:ゲイ、さんしょううお、めくじら>
・さんしょううお:鯢魚(ゲイギョ)=山椒魚
・めくじら:鯨鯢(ゲイゲイ)
・その他:(「鯢」に、「こざかな」、「としより」という意あり)鯢鰌(ゲイシュウ)=小さい魚、鯢鮒(ゲイフ)=小さい魚の類。鯢歯(ゲイシ)=としよりの歯。転じて、老人のこと。

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熟語の読み・一字訓読(その311) 鬘 鬚 鬟 鬢 鬣 

2016年08月31日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・再々中断していた「熟語の読み・一字訓読」シリーズを再開します。
・223回からは、漢検漢字辞典第2版の内容を加味したり、調べる辞典の範囲を大字源・漢字源などまで拡大した内容にて、整理しているので、初期のこのシリーズの記載内容とは濃淡・精粗があります・・・223回からのほうが内容が濃いと思います。お含み置きください・・・追って、初期の内容についても、内容を拡充していきたいとは考えています。
・なお、別の記事などにて、漢検2記載内容を踏まえた「熟語の読み・一字訓読、音訓整理」を案内したものもあり、一部重複しているかもしれません・・・この点もお含み置きください。必要に応じて、なるべく、同記事内容も再録いたします。
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●熟語の読み・一字訓読(その311)です。 ゴチック・太字は漢検2にも記載あり。
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<鬘:バン、マン、かつら、かずら> 
(大字源)バン(漢音)マン(呉音)
(漢字源)バン(漢音)マン(慣用音)メン(呉音)←現行音にはナシ。
・かつら、かずら:華鬘(ケマン)、「玉鬘(たまかずら)」
*他に、字通に、結鬘、市鬘、天鬘、宝鬘などの熟語記載あり。(他の辞典にはナシ)
*「鬘華(マンゲ)」=茉莉花の異称。
*この「鬘」は、音では「マン」で読まれる場合が多いもよう(マン音以外の熟語見当たらず)

<鬚:シュ、ス、あごひげ、ひげ> *シュ(漢音)ス(呉音) *ス音熟語見当たらず。
・あごひげ:鬚髯(シュゼン)=あごひげとほおひげ髭鬚(シシュ)=鬚髭=あごひげとひげ(うわひげ)、霜鬚、鬚塵、鬚髪(シュハツ)=あごひげと髪、
・ひげ:鬚頬(シュキョウ)=ひげのあるほお、鬚根(シュコン)=ひげのように別れた根、鬚貌(シュボウ)=ひげづら、鬚鬣(シュリョウ)=(この「鬣」は“たてがみ”ではなくて)長鬚(チョウシュ)のこと)=ひげ、鬚眉(シュビ)=ひげとまゆ、男子のこと(下記参照)
虎鬚(コシュ)=虎のくちひげ(漢検2)
*鬚眉(シュビ)=須眉=男子のこと。
(漢字源):①ひげとまゆ ②男子のこと。昔は女子はまゆを剃ったので、ヒゲとマユがあったのは男子のみであったことから。
(大字源):①ひげとまゆ ②男子のこと。昔、男子の美しさはヒゲとマユにあると考えられたことによる。
(広辞苑):①ひげとまゆ ②(女子は眉を落すから)男子の称。

<鬟:カン、わげ、こしもと、みずら> *漢検2「こしもと」訓ナシ。ただし、意味③あり。
・わげ: 花鬟、翠鬟、双鬟、垂鬟=まげ、さげがみ、転じて幼児のこと。雲鬟=①女性の美しいまげ=雲髻(ウンケイ) ②遠くに見える山のさま。娃鬟(アイカン)=美女、髻鬟(ケイカン)・・・
・こしもと:丫鬟(アカン)小鬟(ショウカン)=こまづかい
・みずら:(邦語):(“わげ”も“みずら”も、髪を束ねて丸く輪にしたもの)
*漢検2:意味①“わげ、あげまき” 意味②“みずら” 意味③“こしもと、めしつかい”
*漢検2、下付き熟語多。ただし、意味説明ナシ(上記説明は各漢和辞典から) 

<鬢:ヒン、ビン> *ヒン(漢・呉音)ビン(慣用音) *すべてビン音熟語
鬢髪=左右両側面の髪。鬢毛、雲鬢、双鬢、霜鬢、鬢鴉(ビンア)=黒くて美しい、傍に張り出しているびんの毛=鴉鬢(アビン)、鬢脚=びんの両側のたれ下がったところ、鬢禿(ビントク)=びんの毛がぬけてはげる。鬢眉、鬢辺・・・
*びん:漢検2「耳ぎわの髪の毛」大漢和「びん、びんづら、顔の両旁の髪」

<鬣:リョウ、たてがみ>
・たてがみ:馬鬣、鬣尾=たてがみや尾・・・
*「鬣」には“たてがみ”以外にも、さまざまな意味あり。(漢検2では、意味:「たてがみ。動物の首筋の長い毛。」のみ。)

(参考)大漢和辞典や字通から・・・対応する熟語の一部は、当方で一部推量しているものもあり。
①鬣鬣(リョウリョウ):髪の毛が立つさま(大漢和)、髪のなびくさま(字通)、狎鬣(コウリョウ):次々に重なり接するさま 
②ひげ、あごひげ:長鬣(チョウリョウ)、鬚鬣(シュリョウ)
③かみ、け:髦鬣(ボウリョウ)
④馬のたてがみ:馬鬣(バリョウ)
⑤魚のあごのわきの小ひれ
⑥鳥の頭の毛:「鵁鶄」の翠鬣(スイリョウ)
⑦蛇の鱗:鱗鬣(リンリョウ)?・・・字通に熟語あるも意味説明ナシ。
⑧箒、箒の端
⑨まつば
⑩その他:鬣狗(リョウク)=ハイエナのこと、鬣葵(リョウキ)=木の名。しゅろ。棕梠の異名。

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手賀沼 手賀川 ~ ヨシゴイの飛行 その7 ~こんなに高い所を飛んでいる~

2016年08月30日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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●(その3)の続き:ヨシゴイの飛んでいる姿~それぞれ、拡大した画像をつけています・・・


●高いところも飛んでいるんだ・・・・


●これからは水面や葦原だけでなく上空もよく見ていないと・・・



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ヨシゴイ飛行その7
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手賀沼 手賀川 チュウサギの群れ その4

2016年08月30日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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●早朝、森林の方から群れで手賀川の方へ飛翔してくるシラサギたち・・・




●この群れにもアマサギがまじっているかと思ったが・・・どうやら、ぜんぶ、チュウサギだったようだ・・・




●手賀川沿いの1本の樹木に群れ集うチュウサギたち・・・



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チュウサギの群れ その4
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熟語の読み・一字訓読(その310) 髫 髴 髱 髷 髻 鬆 

2016年08月30日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・再々中断していた「熟語の読み・一字訓読」シリーズを再開します。
・223回からは、漢検漢字辞典第2版の内容を加味したり、調べる辞典の範囲を大字源・漢字源などまで拡大した内容にて、整理しているので、初期のこのシリーズの記載内容とは濃淡・精粗があります・・・223回からのほうが内容が濃いと思います。お含み置きください・・・追って、初期の内容についても、内容を拡充していきたいとは考えています。
・なお、別の記事などにて、漢検2記載内容を踏まえた「熟語の読み・一字訓読、音訓整理」を案内したものもあり、一部重複しているかもしれません・・・この点もお含み置きください。必要に応じて、なるべく、同記事内容も再録いたします。
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●熟語の読み・一字訓読(その310)です。 ゴチック・太字は漢検2にも記載あり。
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<髫:チョウ、うない、たれがみ、こども> *漢検2「こども」訓ナシ(意味にはあり)
・うない、たれがみ::髫髪(チョウハツ)=垂髫=髦髫、<髫髪(うない)>、髫歳=たれがみをしたいとけない年頃=髫年=髫歯=髫齢、髫児=たれがみの子供、わらべ。髫童=たれがみのわらべ。
・こども:髫辮(チョウベン)=編んだたれがみ、転じて、子供。齔髫(シンチョウ)=髫齔=7~8歳の子供、おさなご、幼児。

<髴:フツ、ヒ、に(る)、ほの(か)、かす(か)> *フツ(漢音)ヒ(漢・呉音) *漢検2「かす(か)」訓ナシ(意味には記載あり)
・に(る)、ほの(か)、かす(か):髣髴(ホウフツ)*「髣」の項と同じ。
*髣髴(ホウヒ)=(“ホウヒ”と読んで)髪の乱れるさま(大漢和・漢字源)。ただし、大字源は「ホウフツ」で「①髪が乱れるさま ②はっきりしないさま」 なお、字通にも「髴」は「フツ」音しかないので音読みするとしたら“ホウフツ”かも・・・。
*朱髴、首髴・・・「髴」に“髪かざり”の意あり。音読み不明だが、「・・・フツ」と読むか・・・。
*髴髴(ヒヒ)=狒狒(ヒヒ)のこと(大漢和・大字源) *字通は“フツフツ”。

<髱:ホウ、たぼ、つと、たぼがみ> *漢検2「たぼがみ」訓ナシ(意味①の中にあり)
・たぼ、つと、たぼがみ:(邦語)4辞典とも音熟語ナシ。髱髪(たぼがみ)
*大漢和に「髱=鬢朶」とあり。「髱」に“ひげが濃い、ひげの多いさま、ひげむしゃ”の意あり(大漢和・漢字源) *漢検2にも意味②に「ひげが濃い」とある。

<髻:ケイ、たぶさ、もとどり、みずら>
・たぶさ、もとどり:(たぶさ=集め束ねた髪、もとどり)髻鬟(ケイカン)=まげ、わげ、髷。髻根(ケイコン)=もとどりの根もと、髻子(ケイシ)=もとどり(*「子」は助辞)、髻梳(ケイソ)=もとどりをくしけずる
・みずら:(邦語)
<髻髪(うず)>=古代、冠の上にかざった飾り、髻珠(ケイシュ・ケシュ)=(仏)男女の髻、または、頭頂、冠を飾る宝玉。
椎髻(ツイケイ・スイケイ)、肉髻(ニクケイ)、宝髻(ホウケイ)、螺髻(ラケイ)
(*広辞苑に「垂髻(スイケイ)=さげがみ、垂髪」あり。)

<鬆:ショウ、ソウ、あら(い)、ゆる(い)、す>
 (漢字源)ショウ(漢音)ソウ(漢・呉音) 
 (大字源)ショウ(漢音)ソウ(漢音)ス(呉音)←現行音にはナシ。

*調べた範囲(1級以下熟語)では、“ショウ”音で読んでいる熟語は「粗鬆(ソショウ・ソソウ)」「蓬鬆(ホウショウ)」ぐらいだが・・・

・あら(い)、ゆる(い):粗鬆(ソショウ(注))、鬆円(ソウエン)=ゆるめる、鬆開(ソウカイ)=ゆるい、しまりがない。鬆処(ソウショ)=ゆるむ所、鬆動(ソウドウ)=ゆるく動く、鬆放(ソウホウ)=ゆるめる、自由にする、鬆泛(ソウハン)=身体に余裕がある。
簫鬆(ショウソウ)=管のゆるみ。

*大漢和には、他にも、
「鬆懈」=怠る、しまりがない、油断する。
「鬆緊」=緩いのと締りがあること。
「鬆快」=清々する、心地がすがすがしくなる、さっぱりする。
「鬆緩」=ゆとりがつく、ゆるい。
「鬆口」=話しぶりがゆるむ。
「鬆爽」=さっぱりする。
「鬆手」=つかんだ手をゆるめる。
「鬆土」「土鬆」=しまりのないぼうぼうの土、また、土壌を柔らかくする
・・・等の熟語あるも発音記号のみで読みフリ無し・・・(上記熟語は“ソウ”と振っているのに)・・・「ショウ」「ソウ」いずれの音でも可ということか・・・。“ソウ”で読んだ方が無難な気がするが・・・
・す:(邦語)熟語ナシ。(漢検2意味②=ダイコン、ゴボウなどの中心にできる細かいすきま *漢字源はそれに加えて、「鋳物の内側にできる空洞」ともある。)
(注)漢検2のみ「ソショウ」読み(ただし、「ソソウとも読む」ともなっている)。大字源:読みフリ無し。

*「鬆」に、もともと“髪がみだれる、髪のみだれ、そそげたさま”という意あり。→「蓬鬆(ホウショウ)」(大字源)=髪が乱れるさま

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熟語の読み・一字訓読(その309) 骭 骰 骼 髀 髢 髯 髣 髦

2016年08月30日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・再々中断していた「熟語の読み・一字訓読」シリーズを再開します。
・223回からは、漢検漢字辞典第2版の内容を加味したり、調べる辞典の範囲を大字源・漢字源などまで拡大した内容にて、整理しているので、初期のこのシリーズの記載内容とは濃淡・精粗があります・・・223回からのほうが内容が濃いと思います。お含み置きください・・・追って、初期の内容についても、内容を拡充していきたいとは考えています。
・なお、別の記事などにて、漢検2記載内容を踏まえた「熟語の読み・一字訓読、音訓整理」を案内したものもあり、一部重複しているかもしれません・・・この点もお含み置きください。必要に応じて、なるべく、同記事内容も再録いたします。
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●熟語の読み・一字訓読(その309)です。 ゴチック・太字は漢検2にも記載あり。
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<骭:カン、はぎ、すね、あばら> 
・はぎ、すね:骭瘍(カンヨウ)=すねにできる腫物、 露骭
・あばら:駢骭(大漢和) 
*他に、「反骭」(字通)・・・未詳・・・

<骰:トウ、さい、さいころ>
・さい、さいころ:骰子(トウシ)=さいころ、<骰子(さいころ)>(=「賽子」とも書く)、骰盆=さいころと盤=骰盤=すごろく盤、骰局=①さいころと盤 ②骰戯=博戯、博奕。 擲骰 *「擲骰し、勝つ者を直とす」

<骼:カク、ほね、ほねぐみ> *漢検2「ほねぐみ」訓ナシ(意味には記載あり)
・ほね:筋骼、枯骼、膊骼=もものほね=股骨
・ほねぐみ:骨骼(=骨格)
*骸骼(ガイカク)=かばね、死骸 (「骼」は白骨の意。) (参考)骸:ガイ、準1:カイ、むくろ、ほね

<髀:ヒ、もも、もものほね> *漢検2「もものほね」訓ナシ。
・もも:髀肉(=脾肉)=ももの肉、「髀(脾)肉の歎」、髀胝(ヒチ)=股肉が厚く堅くなったもの=しりだこ、髀膂(ヒリョ)=ももとうで
・もものほね:髀骨(ヒコツ)

<髢:テイ、かもじ> 
・かもじ:施髢(シテイ)=かもじ(漢字源)
*その他の熟語として、字通に、「堕髢」、「髪髢」あり。
*「髢」には、“かもじのように長く垂れる、垂れ髪、長い髪、そる・のぞく”などの意あり。

<髯:ゼン、ほおひげ、ひげ> 
・ほおひげ:鬚髯(シュゼン)、紅髯(コウゼン)、霜髯(ソウゼン)、髯鬚=ほおひげとあごひげ、髯竜=ほおひげのある竜
・ひげ:髯虜=ひげづらのえびす、髯夫=ひげづらの男、頰髯(ほおひげ)
*髯奴(ゼンド):①ひげ ②ひげの多い人を嘲って云う語 ③奴樸をいう ④西洋人をいやしめて云う語

<髣:ホウ、に(る)、ほの(か)、かす(か)> 
・に(る):髣像=似る、かたどる。髣髴(ホウフツ)
・ほの(か)、かす(か):髣髴(ホウフツ=彷彿):(漢検2)①よく似ていること、ありありと思い出すこと。②ぼんやりとみえること (他の辞書)さも似たさま、さながら、ぼんやり、ほのか、かすか。
*「髣髴(ホウヒ)」:(“ホウヒ”と読んで)髪の乱れるさま(大漢和・漢字源)。ただし、大字源は「ホウフツ」で「①髪が乱れるさま ②はっきりしないさま」 

<髦:ボウ、モウ、たれがみ、さげがみ、すぐ(れる)、ぬき(んでる)> *モウ(呉音) *漢検2「ぬき(んでる)」訓ナシ(意味記載はあり)
・たれがみ、さげがみ:髦髫(ボウチョウ)=さげがみの子供、両髦=幼児のたれがみ=幼児のこと、
・すぐ(れる)、ぬき(んでる):俊髦髦士、髦秀、髦俊、髦碩(ボウセキ)=すぐれて徳がある、また、その人。髦傑、髦彦(ボウゲン)、
・その他①:(ながげの意)髦馬=たてがみの長い馬、長鬣(チョウリョウ)の馬(字通)。髦尾=たてがみの先、髦牛=長毛の牛
・その他②:髦丘(ボウキュウ)=前方の高い丘(*前が高い丘の意)、髦老=髦老=老人のこと。

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訂正のお知らせ:「模擬試験問題(28-①用) その3 (一)10.“瞳瞳“(✕)」

2016年08月29日 | 模擬試験問題
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●先人から貴重なご連絡をいただきました。
●模擬試験問題(28-①用) その3 (一) 10の「瞳瞳と朝日が昇る」 ➪ 「瞳瞳」は、(日へんの)「曈曈」の誤りと思われます。
●同問題の記事は訂正補筆しておきました。

●「瞳瞳」・・・漢検2掲載の“大見出し”熟語からの出題でしたが、先人からのご連絡では、漢検側の“誤植”である由。
●とりあえず、「漢字ペデイア」を検索したら、まさに、この「瞳瞳」はカット?されていて?、掲載されてはいませんでした。

*一応、念のため、後日、他の漢和辞典等にも当ってみるつもりですが、ご指摘のとおりで間違いはないと思います。

以上、取り急ぎ、お知らせいたします。本・模擬試験問題を学習、復習されている方々には、大変、ご迷惑をおかけいたしました。お詫びいたします。

・・・って、なんで、漢字ペデイアにも、こういう一言ぐらい、無いんだろう(ーー) 辞典として販売しているぐらいだから、その影響度は当ブログの比ではないと思うのだが・・・もしかしたら、そういう訂正通知などがどこかに提示されてたり連絡があったりしてたのかな?・・・私は知らないが。

👍👍👍 🐒 👍👍👍


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手賀沼  キジの若鳥(雌雄)

2016年08月29日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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●手賀沼遊歩道から一本外れたサイクリングロード沿いの田園地帯・・・これ、2羽ともキジの若鳥だと思うのだが・・・

●一羽は間違いなく、オスの若鳥・・・メスのほうが母親なのか若鳥のメスなのか、ちょっと自信なし・・・

●目の周りが赤いので、まだ、若鳥っぽいんだが・・・

●う~ん、若いメスのような、母親のような・・・

●誰かわかったら教えてください(笑)・・・

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キジの若鳥(雌雄)
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手賀沼 手賀川 ~ ヨシゴイの飛行 その6 ~

2016年08月29日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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●(その3)の続き:ヨシゴイの飛んでいる姿~それぞれ、拡大した画像をつけています・・・



●画像の右上上空に飛んでいる・・・

●てっきり、低空飛行しかしないサギ科の鳥だと思っていたが・・・


●これは低空飛行・・・速いし、気を付けてみていないと誰も気がつかない・・・


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ヨシゴイ飛行その6
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手賀沼  手賀川 ~チュウサギの群れ その3~

2016年08月29日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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●手賀川沿い・・・また、別の場所にて・・・
  
●チュウサギの飛来と着地の様子・・・

●シラサギ(白鷺)って、よくみると(遠くからみると)、綺麗・・・


●最近、チュウサギ多し・・・


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チュウサギの群れ その3
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熟語の読み・一字訓読(その308) 驕 驍 驟 驢 驤 驩 驪

2016年08月29日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・再々中断していた「熟語の読み・一字訓読」シリーズを再開します。
・223回からは、漢検漢字辞典第2版の内容を加味したり、調べる辞典の範囲を大字源・漢字源などまで拡大した内容にて、整理しているので、初期のこのシリーズの記載内容とは濃淡・精粗があります・・・223回からのほうが内容が濃いと思います。お含み置きください・・・追って、初期の内容についても、内容を拡充していきたいとは考えています。
・なお、別の記事などにて、漢検2記載内容を踏まえた「熟語の読み・一字訓読、音訓整理」を案内したものもあり、一部重複しているかもしれません・・・この点もお含み置きください。必要に応じて、なるべく、同記事内容も再録いたします。
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●熟語の読み・一字訓読(その308)です。 ゴチック・太字は漢検2にも記載あり。
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<驕:キョウ、おご(る)、ほしいまま、つよ(い)、さか(ん)>
・おご(る)、ほしいまま:驕奢、矜驕(キョウキョウ)、驕佚=驕逸、驕誇(キョウカ・キョウコ)、驕傲、驕侈=驕奢、驕恣=驕肆、驕児、驕慢、驕易(キョウイ)=たかぶって人をあなどる、驕栄、驕盈、驕淫、驕行、驕慠、驕矜(キョウキョウ)、驕色、驕人=おごってほしいままな人、驕縦(キョウショウ)=ほしいままなこと、わがまま
・つよ(い):悍驕、驕武=たけくつよい
・さか(ん):驕嘶(キョウセイ)=馬が勢いさかんにいななく、驕陽=勢いさかんな太陽

<驍:キョウ、ギョウ、たけ(し)、つよ(い)> *キョウ(漢・呉音)ギョウ(慣用音)
・たけ(し)、つよ(い):驍悍(ギョウカン)=たけくつよい、驍雄(ギョウユウ)、驍名(ギョウメイ)=強いという評判、驍将(ギョウショウ)=梟将=勇将、驍武=たけくつよい=驍強、驍鋭=つよくするどい、驍勇=つよく勇ましい、驍騎=強い騎兵、驍気=たけくつよい気=驍毅、驍猛=たけくあらい、驍卒・・・ 

<驟:シュウ、はし(る)、はや(い)、にわ(か)、しばしば> 
・はし(る):驟馳(シュウチ)=はせはしる、驟歩=はしる
・はや(い):驟進=すみやかに進む
・にわ(か):驟然=にわかに、驟雨=にわかあめ、驟暑=にわかの暑さ、驟絶=にわかにたちきる、驟行=ただちに、急に。驟至=にわかに至る
・しばしば:驟諫=しばしばいさめる、驟起=しばしば起きる、驟落=しばしば落ちる、驟令=しばしば令する

<驢:リョ、ロ、ろば、うさぎうま> *リョ(漢音)ロ(呉音) 
・ろば、うさぎうま:(ろば=うさぎうま)驢馬(ロバ)=①うさぎうまとうま、②うさぎうま。驢子(ロシ)=うさぎうまの子、驢騾(ロラ)=うさぎうまとラバ、驢上(ロジョウ)=うさぎうまの背中の上。驢輦(ロレン)=うさぎうまで牽くてぐるま
*「驢鳴犬吠

<驤:ジョウ、あ(がる)、あ(げる)、はし(る)、はや(い)> 
・あ(がる)、あ(げる):竜驤(虎視)、驤首=馬の首をあげる、騰驤=馬の首をあげて疾走する
・はし(る)、はや(い):(驤=馳)騰驤=馬の首をあげて疾走する 

<驩:カン、よろこ(ぶ)、よろこ(び)> 
・よろこ(ぶ)、よろこ(び):驩然(カンゼン)、交驩(コウカン)、欣驩(キンカン、、驩説(カンエツ)=よろこぶ、驩焉=よろこぶさま、驩愛=よろこびかわいがる、驩合=よろこびやわらぐ、驩楽=よろこび楽しむ、驩心、驩欣


<驪:リ、レイ、くろうま、くろ(い)、なら(べる)> *リ(漢・呉音)レイ(漢音) レイ音熟語ナシ。
・くろうま:驪駒(リク)=くろごま、黒馬。驪馬(リバ)=①くろうま
・くろ(い):驪竜(リリョウ)=黒龍。「驪竜之珠」(驪珠)。探驪(獲珠)、驪頷(「驪竜頷下之珠」)、驪土=くろい土、驪色=くろい色、くらい色。
・なら(べる):驪馬(リバ)=②併馬、驪駕=羅列駢駕する、

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熟語の読み・一字訓読(その307) 駢 騙 騭 驂 驀 驃

2016年08月29日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・再々中断していた「熟語の読み・一字訓読」シリーズを再開します。
・223回からは、漢検漢字辞典第2版の内容を加味したり、調べる辞典の範囲を大字源・漢字源などまで拡大した内容にて、整理しているので、初期のこのシリーズの記載内容とは濃淡・精粗があります・・・223回からのほうが内容が濃いと思います。お含み置きください・・・追って、初期の内容についても、内容を拡充していきたいとは考えています。
・なお、別の記事などにて、漢検2記載内容を踏まえた「熟語の読み・一字訓読、音訓整理」を案内したものもあり、一部重複しているかもしれません・・・この点もお含み置きください。必要に応じて、なるべく、同記事内容も再録いたします。
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●熟語の読み・一字訓読(その307)です。 ゴチック・太字は漢検2にも記載あり。
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<駢:ヘン、ベン、なら(ぶ)、なら(べる)> *ヘン(漢音)ベン(呉音)
・なら(ぶ)、なら(べる):駢肩(ヘンケン *漢検2読みフリ無し。)=①肩をならべる、人のこみあうさま ②密集するさま、駢偶(ヘングウ・ベングウ)=駢文(ベンブン)=語句を対句にして並べる、四六駢儷体(シロクベンレイタイ)、駢儷文・駢体文、駢跪(ベンキ)=ならんで膝をつく、駢頸(ヘンケイ)=くぶをつらねならべる、駢死(ヘンシ)=首をならべて死ぬ、駢枝(ヘンシ)=駢拇枝指(ヘンボシシ)、駢進(ヘンシン)=ならびすすむ、駢馳(ヘンチ)=ならびはせる、駢比(ヘンピ)=駢逼(ヘンヒョク)=ならびつらねる、多くならぶ(大漢和)ならず、ぎっしりならぶ(大字源)
駢植(ヘンチ)=並び立つ、駢臂(ベンピ)=腕を並べる、人が多く並ぶさま
駢立(ヘンリツ)=並び立つ、駢斃(ベンペイ)=まくらを並べて死ぬ、駢録(ヘンロク)=並べて書く、駢列(ベンレツ)=ならぶ、ならびつらなる=駢比(ヘンピ)
*「駢駢(ヘンヘン・ベンベン)」①音を立てるさま ②多いさま ③草木が盛んに茂るさま
(注)ヘン、ベンの使い分け不詳・・・ヘンでもベンでも良さそうではあるが、上記のとおり、一応、熟語によっては片方の音読みだけのものもあり(4辞典の範囲内では・・・)・・・。
*「駢拇枝指」・・・漢検・四字熟語辞典では「ベンボ(ヘンボとも読む)」。
*駢儷(麗)(ヘンレイ・ベンレイ)=四六文

<騙:ヘン、かた(る)、だま(す)>
・かた(る)、だま(す):騙詐(ヘンサ)、騙取(ヘンシュ)=詐取、欺騙(ギヘン)、騙害=かたる、あざむく、騙局=かたる、だます、騙哄=かたりだます

<騭:チョク、シツ、おすうま、のぼ(る)、さだ(める)>
*漢検2「おすうま」訓ナシ(意味①「おすうま・牡馬」とある)、音による意味分けなし。 *チョク(漢音)シツ(漢音)
・おすうま:牡騭(ボシツ)=牡馬
・のぼ(る):騭降(チョクコウ(チョッコウ)・シツコウ(シッコウ)とも可か・・・大字源読みフリ無し・・・)
・さだ(める):品騭(ヒンシツ)、陰騭(インシツ)、天騭(テンシツ)
*大字源:「チョク」=のぼる(=陟) 「シツ」=①雄の馬 ②のぼる(陞) ③さだめる 
*漢字源:熟語ナシ。「騭」=がっちりとして力強く飛び上がる馬。

<驂:サン、そえうま、そえの(り)> 
・そえうま:驂驥(サンキ)=副馬とした駿馬、驂駒(サンク)=そえうまの仔馬
・そえの(り):驂乗=そえのり、貴人の供として同乗すること。また、その者。

<驀:バク、の(る)、のりこ(える)、まっしぐら、たちま(ち)> 
・の(る):騎驀
・のりこ(える):驀越=のりこえる、驀波=波にのりあげる、波乗り
・まっしぐら:驀進、驀然、驀地、<驀地(まっしぐら)>
・たちま(ち):驀然 

<驃:ヒョウ、しらかげ、つよ(い)、いさ(ましい)>
・しらかげ:赤驃、緑驃・・・
・つよ(い)、いさ(ましい):驃騎(将軍)、驃将軍、逸驃・・・
*驃犇(ヒョウホン)=馬の速くはしること 

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手賀沼 手賀川の辺 ~ゴイサギがいっぱい~

2016年08月28日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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☆↑どれか一つでもポチっとしていただけると嬉しいです↑☆
●手賀川のほとり・・・ゴイサギがいっぱい並んでいた・・・少なくとも14羽はいるんだけど、わかるかな・・・

●左側・・・3羽

●中央付近・・・5羽

●右側・・・6羽

●もっといたかも知れないかも・・・

●中央付近・・・成鳥も幼鳥と一緒・・・幼鳥が多そう・・・

●画像に収まらない、もう少し先の範囲までゴイサギの止まっている姿があった・・・なにしろ、たくさんいた。
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