漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

熟語の読み・一字訓読(その115:準1以下):軒 軒(と)ぶ

2018年03月31日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●“準1以下シリーズ”も漢検2と照らし合わせながら整理しつつあったのに、事故で中断したり、その後断続的な発信にとどまっている・・・今回も体系的・網羅的な整理は断念、1級漢字の音訓整理(P441/P555まで進捗)の中で、ちょっと気になったもののみ整理して開示しておきます・・・
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<軒:中学…ケン、のき 準1…くるま、てすり、たか(い)、と(ぶ)>
(漢検2:軒:ケン のき  外)くるま・てすり・と(ぶ)・たか(い))

 意味:①のき。ひさし。「軒灯」
    ②家を数える語。また、雅号や屋号に添える語。
    ③くるま。轅(ながえ)の高くそりあがった車。また、車の総称。「軒駕(ケンガ)」
    ④てすり。「軒檻(ケンカン)」
    ⑤あがる。とぶ。たかい。高くあがる。「軒軒」「軒昂(ケンコウ)」
 下つき:高軒(コウケン)・飛軒(ヒケン)
 「軒」から始まる言葉 軒昂(ケンコウ) 軒輊(ケンチ) 軒(のき) 軒忍(のきしのぶ) 軒端(のきば)

軒駕:(大字源)①中国伝説上の帝王・黄帝(軒轅氏)のこと。②天子の乗物。車駕。
軒檻:(大字源)てすり。おばしま。欄干。 
(注)「欄(おばしま)」、「檻(てすり)」 また、「欄干」は「欄檻」(漢検2)とも書く。欄干・欄檻=軒檻なんて類義語ありうる・・・。
軒軒:(大字源)①満足するさま。自得するさま。②舞うさま。④高く上るさま。いまや止まろうとするさま。
高軒:(大字源)①高い軒。高い家。②りっぱな車。他人の車の敬称。
飛軒:(大字源)高い軒。

(ブログ既出) 類義語問題で「峻宇=飛軒」
・峻宇(シュンウ):高い軒。軒の高い家。
・高軒:「りっぱな車」という意味だが、文字通り、“高い軒、高い家”(大字源)という意味もある。=飛檐(簷)、飛宇、飛軒

(その他・・・大字源から・・・)
「軒(と)ぶ」「軒(たか)い」に該当しそうな音熟語 (漢検2もそうだが、大字源でも「軒」の意として「高くあがる」も「飛ぶ」も同様の意味としているので、「高くあがる」意の場合は「飛ぶ」と同様と理解してよさそう・・・単なる「高い」に該当する熟語とは意味が異なるようだ・・・)
軒挙(ケンキョ):高く上がる
軒騫(ケンケン):高く飛ぶさま。「騫」は飛ぶ意。
軒秀(ケンシュウ):高くぬきんでる。
軒矚(ケンショク):高く伸び上がって見る。
軒特(ケントク):高く優れる。

*なお、「軒昂」は、
漢検2:気力が大いに高まっているようす。ふるいたっているさま。「意気―な老人」
大字源:①高く上がるさま。「舟航軒昂兮」(柳宗元)②意気の盛んなさま。③物事の盛んなさま。
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熟語の読み・一字訓読(その344):訖 訐 詆

2018年03月30日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
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●音訓整理、P421/P554まで進捗・・・すべてを開示しているわけではありませんが、できるだけ“出そうな”漢字・熟語は、漢検2との関連も含めて、整理して開示しています。
●以下の漢字も“音”は一つなのであまり開示・整理の意味はないのですが、念のため、この、1級漢字の音訓シリーズとして開示しておきます。
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<訖:キツ、お(わる)、や(む)、いた(る)> *漢検2 音熟語ナシ
お(わる):訖了、終訖  
や(む):訖息  
いた(る):訖今(キッキン):今にいたる
*訖糴:(キツテキ):字:穀を貯える 大:粟を貯えて発しないこと=遏糴 
  →とどまる、とまる意か、「糴がやむ、おわる」意か・・・
 ➪(2018.3.30)大字源「②とどめる。とめる。」意で、「毋ㇾ訖ㇾ糴」(*「糴を訖(キツ)すること毋れ」とでも読むのか・・・糴をとめる、とどめること毋れという意味で、どんどん穀物を貯えるという意味なのかも・・・)
<訐:ケツ、あば(く)> *漢検2 音熟語ナシ
訐直(ケッチョク):人のかくし事をあばき出して、我こそ正直者と自任すること。
(過去問「訐直 - 訐く ( けっちょく - あば(く)) 過去問「 訐きて以て直と為す者を悪む。」
訐揚(ケツヨウ):隠し事をあばきだす。人の秘密などをえぐりだしていう。

(ブログ既出の「訐」字関連の記事・熟語)
・攻訐(コウケツ)很怒し、辞気を以て相撃排冒没する者あり。(*ねじくれた根性の持ち主で、人の説を非難するばかりか、隠事をあばいていきまき、言葉を荒げて、他をないがしろにする。)「陸文通先生墓表」(柳宗元)から当該部分のみ抜萃・・・詳細は「汗牛充棟」記事にあり・・・。
・峭訐(ショウケツ)=きびしく訐(あば)く、容赦なく非難する。
・徼訐(キョウケツ):人の悪をかすめあばく。一説に、うかがいあばく。 (「徼」に、“かすめる、ぬすむ”、一説に“うかがう”意あり)
・互いに攻訐する様にては宜しからざる 
・詆訐の民、有ると雖も依らず *ていけつ:そしりあばく 
・コッケツ(告訐)の風は長ずべからず *悪事を摘発することは大事だが、その風潮を重用してはいけない。人情を損ない、一層の弊害を生じる。*告訐:(大字源)コッケツ・コクケツ:他人の隠し事を官に訴え暴く。
<詆:テイ、そし(る)、しか(る)、し(いる)、はずかし(める)、あば(く)、あ(てる)> *漢検2“あ(てる)”訓ナシ
そし(る):詆呵・詆訶 そしる、けなす 詆毀 そしる 詆笑 そしりわらう=嘲笑、抵劾=弾劾:罪をしらべそしる
しか(る):(同上)
し(いる):詆欺 しいて欺く
はずかし(める):詆辱 そしりはずかしめる
あば(く):詆訐 あばく、そしりあばく
あ(てる):詆罪 罪にふれあたる (大) 詆=「抵」に通じる
(漢検2) 
詆 :テイ そしる・しいる・しかる・はずかしめる・あばく
意味:①そしる。し(誣)いる。人を悪く言う。「詆毀(テイキ)」
   ②しかる。とがめる。
   ③あざむく。「詆欺」
   ④はずかしめる。
   ⑤あばく。あばきたてる。
   ⑥あ(当)てる。あたる。
下つき:毀詆(キテイ)  
大見出し:詆る(そし-る):人を悪く言う。けなしてはずかしめる。非難する。詆毀(テイキ):そしること。人を悪く言うこと。「毀」は、相手をつぶす意。
(参考)
<当ブログ・語選択問題その4>
詆欺(ていぎ):事実であるかのようにいって、人をあざむく  *漢検2「意味③あざむく」に掲載するも、現行訓には「あざむく」ナシ。
*この「詆」は「し(いる):詆欺 しいて欺く」の「詆(し)いる」に該当すると思われるのだが、漢検2では「③あざむく。「詆欺」」に対応するようになっている。
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手賀沼 ウグイス

2018年03月30日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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●手賀沼、柏側(我孫子側の対岸)で撮ったウグイス・・・ウグイスもだいぶ見える所に現れてきたようだ・・・









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<30-1向け模試> ~後半戦~

2018年03月30日 | 模擬試験問題
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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●今季の<30-1向け模試>は(再三申し上げているとおり)、相当趣きを異にしています・・・標準的な問題(過去問等)を多く取り入れ、かつ、難問と思われるものも多少は入れるというコンセプトで作成しています。
●ただし、此処のところの本番試験の分野別の難易度の傾向にも鑑み、できるだけ本番試験と同じような内容(質・レベル)での作成を企図しています。
(したがって、当方の試算ですが、初合格を目ざす方で、前回本番が160点前後の方は同じような点数が獲得できるようなレベルにしているつもりです。)

●前半の5模試で・・・
 ①自分の“立ち位置”(弱点はどこか、強みはどこか、他に減点の原因は何かなど)は確認できたでしょうか・・・
 ②①を踏まえて、本番へ向けた補強策を考えて学習を進められているでしょうか・・・

●いよいよ4月に入りますので、<30-1向け模試>後半5作を配信していく予定ですが、模試そのもののトライのみで終わらせることなく、模試の結果・内容を踏まえての自らの学習の強化(周辺知識の拡大・深化や弱点の補強、それらによる“応用力(活用力)”や想像力などの養成)が大切だと思います。
●模試のマチガイ(➪正解)を“覚える”のではなく、なぜ間違ったのか、出来なかったのかなどを考えながら学習を深化させることを期待しています。

👍👍👍 🐕 👍👍👍 <30-1向け模試>(その6)は、4/1(日)6:00配信予定です 👍👍👍
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手賀沼 今朝の風景

2018年03月30日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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●風は強いけど快晴だった・・・







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お知らせ:「訛」関連記事の加筆

2018年03月30日 | 熟語の読み(音・訓) -その他-
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
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●以下のとおり、加筆しています。

●「熟語の読み・一字訓読(その263) 觴 訛 詁 誂 誄 2016年05月17日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級- 」

<訛:カ、なま(る)、なまり、いつわ(る)、あやま(る)>
・なま(る)、なまり:訛音(カイン・カオン)、訛語
・いつわ(る):訛偽(カギ)=いつわり、訛索(カサク)=金品を詐取する、訛誤=あやまり、いつわり。
・あやま(る):訛言=あやまった風評、流言。訛舛(カセン)=あやまりたがう。訛謬(カビュウ)=誤謬。訛伝、訛誤
<2018.3.30加筆>
*漢検1(第一版のこと)では「訛(いつわ)る」訓の掲載はなかったが、漢検2では、「訛る(いつわ)る」訓も掲載されている・・・
*「訛言」には、「訛(なま)る」「訛(いつわ)る」「訛(あやま)る」の3つの訓が対応しそうだが、漢検2の説明の仕方からすると、「訛(なま)る」「訛(いつわ)る」訓の対応のようだが・・・(「意味」のところに明確に対応する熟語としての掲載はないので、この辺はちょっと曖昧というか不明確ではあるが・・・)
*送り仮名が同じだと迷ってしまうが、音訓問題で出たらどうしたら良いんだ???
(漢検2)
意味:
①あやまる。あやまり。「訛誤」「訛伝」「訛謬(カビュウ)」
②言葉がなまる。なまり。方言。「訛音」「訛語」
③いつわる。うそ。類)偽
「訛」から始まる言葉 訛る(あやま-る) 訛音(カイン) 訛言(カゲン) 訛語(カゴ) 訛伝(カデン) 〈訛声〉(だみごえ) 訛(なまり) 訛は国の手形(なまりはくにのてがた) 訛る(なま-る)
訛音(カイン):なまった発音。なまり。「カオン」とも読む。
訛言(カゲン):①「訛語」に同じ。 ②いつわりを言うこと。またその言葉。いつわりのうわさ。「―を伝布する」類)流言(リュウゲン)・(ルゲン)
訛語(カゴ):共通語と比べて、発音にちがいのある言葉。なまった言葉。類)訛言(カゲン)
訛伝(カデン):まちがって伝えること。また、その言い伝え。類)誤伝
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検覈と 研覈

2018年03月30日 | 熟語の読み(音・訓) -個別記事- 
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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●当ブログ:
「検覈(けんかく)」:きびしく調べること    ・・・漢検2熟語掲載はアリ・・・
「研覈(けんかく)」:事実を詳しく調べること  ・・・漢検2掲載ナシ・・・広辞苑にはあるので念の為比較してみた・・・

●検覈と 研覈
<検覈(けんかく)>
(デジタル大辞泉):(「覈」はしらべる意)厳しく調べること。「世の心性の理を剖析(ぼうせき)―する者」〈逍遥・美とは何ぞや〉
(広辞苑)    :(「覈」はしらべる意)事実をきびしくしらべ考えること。検考。

<研覈(けんかく)>
(広辞苑):(「覈」はしらべる意)事実をくわしく取り調べること。研究。

●それぞれの文例・・・*中には「検覈」よりも「研覈」のほうが適しているような文もあるが、この辺はややこしそう・・・

<研覈>
・他は自己の及ばざる所に向つて研覈せよ。(俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著))

・なるほど仏教の経論に多少そんな論もあるが、後世の学者が一向気に留めなんだから何の増補研覈するところなかった、人と諸動物の心性の比較論はなかなか一朝にして言い尽すべきでないが、諸動物中にも特種の心性の発達に甚だしく逕庭がある。(十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗 (新字新仮名) / 南方熊楠(著) )

<検覈>
検覈することを、そうしてそれが彼らの確執を最も早く解決するものなることを忘れていたのである。(時代閉塞の現状:(強権、純粋自然主義の最後および明日の考察) (新字新仮名) / 石川啄木(著) )

・われ等は寧ろその細かい空気と気分とを検覈し、観察して、以てそこから人間を学ばなければならない。(須磨子の死 (新字旧仮名) / 田山花袋、田山録弥(著) )

・それでも彼は、そういう打撃の後に自分の本心をのぞき込み、自らおのれを検覈せざるを得なかった。(レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン (新字新仮名) / ヴィクトル・ユゴー(著) )

・すべてこれらの誤謬は、論者がすでに自然主義という名に含まるる相矛盾する傾向を指摘しておきながら、なおかつそれに対して厳密なる検覈を加えずにいるところから来ているのである。(時代閉塞の現状:(強権、純粋自然主義の最後および明日の考察) (新字新仮名) / 石川啄木(著))

・彼はあらゆる方面から自分を検覈してみた。(レ・ミゼラブル:05 第二部 コゼット (新字新仮名) / ヴィクトル・ユゴー(著))

・遂に改心なき者にして後、庶人に降し遠島に棄つ。尤も兇頑甚だしき者は、三年の限りに至るを待たず、是れを遠島に棄つ。是れ皆獄長の建白を主とし、更に検覈を加ふ。 (吉田松陰)
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手賀沼 ユリカモメ ~もうすぐ夏羽~

2018年03月29日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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●もう、頭がだいぶ黒くなりかけているのがいた・・・そのうち真っ黒になる・・・





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手賀沼 カモメ

2018年03月29日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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●今日もカモメが混じっていた・・・真ん中あたり、少し大きい・・・







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手賀沼 カラス(ハシブトガラス)の幼鳥?

2018年03月29日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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●手賀川の先・・・樹上にカラスの巣が・・・たぶん、ハシブトガラス(嘴太烏)の幼鳥のようだが・・・

●幼鳥ならまだ撮る気が起る・・・





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手賀沼 ホオアカ(頰赤)

2018年03月29日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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熟語の読み・一字訓読(その343):虔

2018年03月29日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●「虔」について、<熟語の読み(音・訓)ー1級ー>記事にはしていなかったようなので、改めて当該カテゴリーに収録・・・

<虔:ケン、つつし(む)、ころ(す)、うば(う)>
つつし(む):敬虔=虔敬、虔恪、虔恭:つつしみうやうやしい、虔修:つつしみおさめる、虔心:まごころ
ころ(す):虔劉(ケンリュウ):ころす(字通)、殺害・殺して害する(大漢和)
うば(う):「虔、強取也」の説明文あるも熟語見当たらず ➪「矯虔」:上命と偽って物を奪う
(漢検2)下つき:恭虔(キョウケン)・敬虔(ケイケン)
恭虔(キョウケン):(大字源)うやうやしく慎み深い。

<参考>「恭虔」と「恭倹」はよく理解しておかないと紛らわしい・・・辞典でも同)とはなっていないので留意・・・・

恭倹(キョウケン):
 (漢検2)人にはうやうやしく、自分にはつつしみ深く振る舞うこと。「温良―譲」〈『論語』〉
 (広辞苑)(漢検2にほぼ同じ。「・・・己を持す」)
・恭謙(キョウケン):
 (漢検2)つつしみ深くへりくだること。「―な態度」
 (広辞苑)(漢検2とほぼ同じ)

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お知らせ:「蟠」関連記事の加筆

2018年03月29日 | 熟語の読み(音・訓) -その他-
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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●以下のとおり、加筆しています。

●「熟語の読み・一字訓読(その254) 蟠 蟒(蠎) 蟾 蟶 蠖 2016年05月08日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級- 」

<蟠:バン、ハン、わだかま(る)、うずくま(る)、ま(がる)、めぐ(る)>  
*バン(呉音)ハン(漢音)*漢検2:“うずくまる、まがる”訓読み掲載ナシ。
・わだかま(る)、うずくま(る):蟠居(バンキョ)=わだかまりうずくまる、蟠屈、蟠曲、蟠竜(バンリョウ・ハンリョウ)、蟠蛇、蟠結(ハンケツ)=わだかまり気がふさぐ(大字源)、まといあう(字通)、わだかまりむすぼれる(大漢和)
・ま(がる):蟠根(バンコン)=盤根、蟠木(ハンボク)、蟠紆(ハンウ)、蟠道(ハンドウ)=うねり道、
・め(ぐる):蟠屈(バンクツ)=めぐりまがること(漢検2) *大漢和・大字源は「ハンクツ」(わだかまる意もあり)、蟠栄(ハンエイ)=わだかまりめぐる、蟠旋=盤旋、蟠石(ハンセキ)=盤石
<2018.3.29加筆
(漢検2)
蟠屈(バンクツ):①めぐり曲がること。 ②わだかまったまま気が晴れないこと。「盤屈」とも書く。 *「ハンクツ」とも読む。
蟠踞(バンキョ):①しっかりと根を張って動かないこと。 ②広く領地を占領して勢力をふるうこと。*「盤踞」とも書く。
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手賀沼 遊歩道の桜 ほぼ満開

2018年03月29日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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●朝一番の遊歩道スタート地点・・・ぼんやりしているけどソメイヨシノはほぼ満開・・・



●遊歩道東地点・・・

●帰り・・・遊歩道スタート地点・・・人出もあって、みんな撮影している・・・

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手賀沼 今朝の風景

2018年03月29日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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●遊歩道中間あたり・・・植生帯のところから・・・春は大体こんな感じ・・・薄ぼんやりと靄ってる・・・





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