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●「三国志 曹操伝」(上・中・下)
「三国志 曹操伝(上) 落暉の洛陽」
「三国志 曹操伝(中) 群雄の彷徨 」
「三国志 曹操伝(下) 赤壁に決す」
読了。
●この著者の作品は、初めて読んだ・・・他にも中国の歴史小説書いてるんだ・・・知らなかった(^^;)また、他の作品を借りてみよう・・・予約はすでに10冊分一杯なので、直に借り出さないといけないが・・・ま、漢検本番終了後にしよう・・・
●著者の跋文に(他の多くの本やドラマのように「三国志演義」などをベースとするのではなく)、ベースは陳寿の三国志に因ったとあった・・・道理で、いままで理解していた人物像やストーリーと異なるところが多々あったような気がする・・・でも、この本も小説なので、ところどころに創作しているところもあったので、何が事実・史実なのか、よおわからんくなったけど・・・。
●三国志関連は、古くは吉川英治の「三国志」、コーエーのPCゲーム「三国志」(初期のころのゲーム・・・これ、今でも新作が出て続いているんだ)、最近では中国歴史大河ドラマ『三国志』(原題『三國 Three Kingdoms』全95話)などで、かなりな知識があると思っていたけど、まあ、新しい知識・情報などもあって、それなりに楽しめた。
●著者の父親(歌人の塚本邦雄)の影響か、文中の詩歌(曹操の詩句など)を日本風にアレンジして和風の言葉にしているようなところは、ちょっと頂けなかったけどなあ・・・わざわざ、そうすることで独自色を出しているんだろうけど、ちょっと古代中国を舞台にした雰囲気にはそぐわないような気がしたが・・・
👍👍👍 🐕 👍👍👍
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