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我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

名教の内自ずから楽地あり

2017年11月13日 | 故事成語類
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●広辞苑調べをしていたら、「名と明と銘」・・・この字のつく同音異義語がたくさんある・・・まとめようかと思ったけど、かえって混乱させそうなのでヤメた・・・大体わかると思うけど・・・例えば、「明君と名君」「明主と名主」なんかはわかりやすいと思うが、「名器と明器」や「名徳と明徳」なんかは、ちょっと意味が相当異なるから難しいとは思う・・・でも、こんなの、1級では出ないだろう・・・ただ、文章題の中で出されるとちょっと困るかも知れないけど・・・あと、「名と銘」・・・これは「銘」のほうを理解しておけば大丈夫かも・・・
●ということで、調べていたら、広辞苑に「名教」があった・・・

・過去記事(「漢検1級 28ー②に向けて  故事成語類問題その35」)で、

 メイキョウ(名教)の内自ずから楽地あり:人倫の教えを守っていればその中におのずから愉快なことがある

 と掲載していたもの・・・。

名教:(広辞苑)人として守るべき道を明らかにする教え。儒教

デジタル大辞泉:人のふみ行うべき道を明らかにする教え。また、 儒教の教え。

goo国語辞書【名教】:人のふみ行うべき道を明らかにする教え。 また、儒教の教え。名教の内自ずから楽地有り《「晋書」楽広伝から》人倫の教えを行う 中に、おのずから楽しい境地がある。

・こんな調べから、“後追い”で確認できることもある・・・

<ついで>
(広辞苑)
明珠:①透明でくもりのないたま ②すぐれた人物のたとえ。
(三省堂 大辞林)
明珠:光り輝く玉。宝石。また、すぐれた人物のたとえ。 [句] 明珠兼乗も未だ一言 に若かず ・ 明珠を闇に投ず


(漢検2)
明珠暗投(メイシュアントウ)
どんな貴重なものでも、人に贈るときに礼儀を失すれば、かえって恨みを招くたとえ。また、貴重なものをその価値のわからない人がもっているたとえ。「明珠」は輝く宝玉のこと。

大辞林:明珠兼乗も未だ一言に若かず 〔「新唐書薜収伝」による。 「乗」は馬車の意〕 何台もの馬車に積んだ明珠でも、主君のためを思う諫めの一言の価値には及ばない。

*この故事成語には、「すぐれた人物のたとえ」という意味までは含まれていないようだ・・・
👍👍👍 🐔 👍👍👍

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