漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

<30-1>に向けて(その19) 孟子から①

2018年03月12日 | 故事成語類
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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(この記事は初合格をめざす方向けの記事でありません。初合格をめざす方は基本的な問題の習熟に勉めるべきです。)
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<30-1向け模試>(その1)~(その3)まで配信中・・・・・・模試(その4)&模試(その5)完成済み・・・
(脱線中の、故事成語類の“発展的学習”は終了・・・現在、その一部を開示中・・・)
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●故事成語類の学習、一応終了・・・この分野は無尽蔵なので、やり出したらキリがないが、好きな分野なのでついついやってしまう・・・190超え、あわよくば200を目指すためのメモのようなもの・・・合格だけをめざすための記事ではありません・・・
●<その19>孟子から(その1)・・・ブログ既出のものなどは極力除いています・・・念の為のものは再掲載しています・・・

・(孔子には)ケンコウカ(見行可)の仕えあり。サイカ(際可)の仕えあり。コウヨウ(公養)の仕えあり。 *孔子の仕官の三つの形。
  *見行可:わが道が行われるという見通しのもとに仕える仕官。
  *際 可:待遇が礼にかなっていたために仕える仕官。
  *公 養:君主が賢者を養う道をつくすがゆえに仕える仕官。

・覇者の民はカングジョ(驩虞如)たり。王者の民は、皥皥如(コウコウジョ)たり  *「皥」は対象外漢字。
 *驩虞如:楽しみよろこぶさま *皥皥如:自得満足のさま
 (大字源)驩虞:よろこびたのしむ。虞は、娯。 ➪「虞は、娯。」なんてあるから、「虞」を念の為しらべた・・・あったわ。漢検2には一言もそんな意味は書いてなかった・・・

  「虞」:(大字源)字義:①山林・沼沢などのことをつかさどる官。②うれえる。おそれる。心配する。類)懼 ③おそれ。うれい。類)憂 ④はかる。おもんぱかる。前もって考える。類)度 ⑤そなえ。類)備 ⑥たのしむ。同)娯 類)楽 ⑦やすんじる。類)安 ⑧あやまり。誤解。類)誤 ⑨もとる。そむく。あざむく。類)欺 ⑩埋葬を終えてから、家に帰って霊をまつる祭り。 ⑪霊獣の名。 ⑫中国古代の王朝の名。舜が帝位にあった時代。 ⑬国の名。周代の諸侯の国。⑭姓  
  *⑥の字義の熟語および出典は、この「(孟・尽心上)覇者之民、驩虞如也」で、同じだった。
  *なお、序でに「たのしむ」という意味の熟語が他に無いか探してみたが、この熟語だけのようだった・・・。

・三公を以て其のカイ()を易えず  
 *「介」は、操。柳下恵のこと。三公の位にいようがいまいが、自分の操をかえることはなかった。
 
 この「介」・・・「「介」は、操。」とあったので、これも大字源に一応あたってみた・・・あった。
 「介」:(大字源)字義:(①から㉗までアリ、その⑤に・・・) ⑤みさお。節操。独立独行の信念を貫いて、迎合・妥協をしない。
 *出典には、この柳下恵のことを言っている孟子の言が載っていた・・・。
 *また、1級受検者にはおなじみの「狷介」「耿介」なども、この「介」の意味だな・・・・
 *ほかに、
  「介立(カイリツ)」:①ひとりだち。孤立して助けがないこと。介居。②堅く節義を守り、いい加減に人と調子を合わせることをしない。③間に挟まって立つ。
  という熟語もあった・・・これは①③の意味もあるようだが・・・
 *なお、「狷介」「耿介」以外に、漢検2に「清介(セイカイ)」熟語もあり・・・これも、この「介」の意味だな・・・
  清介:(広辞苑)清廉狷介(せいれんけんかい)の略。潔白すぎて度量の狭いこと。心がきれいで俗世から孤立すること。
   *辞書によって若干の解釈・説明の文言が異なっている・・・他の辞書だと「清介な人」なんて使い方もあるようだ・・・「耿介の士」なんて書き問題もでたことがあるから、記憶にとどめておくとよいかも・・・
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