GAERNEのオフロードブーツ ED-PROが経年劣化で樹脂部品がダメになって、ボロボロになった。
修理するか、別の新しいブーツを買うかで悩んでいたのだけれど、結局修理して使う事にした。
一番大きい理由は修理にかかる金額が、新品を買うよりも1.5万円以上安かった事。
あとは、修理してくれる店が家の近所で、直接持参できた為、実際にブーツの状態を見て、どのように修理するのか相談に乗ってもらえた事。
新品を買っても、今までの経験上、また加水分解でボロボロになるのが分かっているので、壊れた部分を皮でリペアしてもらえる事。
ED-PROが古くなっても手入れさえしっかりしていれば、見栄えが悪くならないデザインである事。
等々…
因みに壊れた部分はバックルベース取付部分の樹脂割れ、ヒートガードの樹脂割れだ。
ブログの履歴を見ると、購入は2010年12月なので、購入してから既に10年経過している。
新品の時はこんなに綺麗だったのねと、写真を見て感心してしまった。
バックルベース取付部が割れて使わなくなったのは去年だか一昨年だかなので、それでもまぁ8年ぐらいは壊れずに使えたという事だから、オフロードブーツの使用状況を考えれば、耐久性が低い訳では無いと思う。
ヒートガードが割れたのは去年だったかな。 今のところはシンガードやバックル自体は割れていないが、これらも樹脂部品だから、そのうちダメになるのかもしれない。
ガエルネのブーツの修理といえば、本来なら販売元のジャペックス修理センターに出すのだろうけど、また樹脂部品で修理されてもなぁ…と。ヒートガード部分の修理がメニューに載ってないし。あと、物が大きいので、往復の送料が結構するのだ。
そんなわけで、新品のブーツをamazonのカートに入れて、ポチる寸前までいっていたのだけれど、もう少し修理について調べてみようとWEBで検索してみたら、頑張れば歩いてでも行けるような処に、ブーツ修理をしているMTXREPAIRという店があるのを見つけた。
ちゃんと修理メニューが一通り載っているので、価格については安心できる。
店舗は住宅地の中にあるので、少し場所が分かりにくいかもしれない。 ただ、昔住んでいた所の近所で、頻繁に通った事のある場所。今でもたまに通るから、ホームページを見た際に「そういえば、何か洒落た店があったなぁ」と思い出した。
取り合えず、ブーツを持ち込まずに写真だけ見てもらって、状態を確認してもらうと、修理可能との事だったので持ち込む事にした。
修理自体は殆ど店主一人で行っているようで、仕事の混み具合で納期が変わるような感じ。
まぁ今年は酷暑の中を走りに行く予定は全くないので、納期は秋口ぐらいまでかかっても問題ない。
当初の予定では2週間かからない筈だったのだけど、修理に出したタイミングが悪かった。
7月の連休と8月のお盆連休の間という事で、無茶苦茶仕事が混んでたようで、近場への用事ついでに、修理完了予定日の2日後に取りに行ったら、まだ修理できていなかった。
「お盆休みまでには何とか」と仰っていたのだが、店内の修理待ちのブーツの数を見て、無理だろうなぁと思ったので、急ぎの仕事を優先してもらった。
予想通りお盆前に修理完了の連絡は来なかったので、相当忙しかったのだろう。 まぁ、夏場の湿気と気温で加水分解が進むし、使う頻度も増えてブーツの故障が増えるんだろう。たぶん。
で、一昨日に修理上がりの連絡があったので、本日取りに伺った。
修理を依頼した場所は丁寧に補修されていて、樹脂ベースから皮ベースに変更されている。
ヒートガードの形状やバックルベースの形状は元の形とほぼ同じなので、デザインを損ねるような事にはなっていない。
修理の内容的には十分に満足できるものであった。
バックルのベルトの根本部分がそろそろ千切れそうな感じがするので、壊れたらまた修理をお願いしようと思う。
基本的には頻繁に履くようにした方が、加水分解は進みにくくなるそうなのだが、そうそう履く機会があるわけではないので、樹脂部品の経年劣化はどうしようもない。合皮じゃないから表皮がダメにならないだけまだマシかなぁ。
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