今年は珍しくキチンと四季があるようで、冬は冬らしく、春は春らしい気候が続いている。
で、まもなく梅雨。九州の南部では今日から梅雨入りだそうだ。
そんなわけで、今日は関西一円雨模様。一日中雨。 いつもなら車で通勤しているような天気なのだけれど、朝起きるのが遅かったので、雨の中KLX125で通勤。 渋滞にハマってイライラするよりは、雨に打たれたほうが、ナンボか気分はマシなのです。
雨の中を濡れないようにバイクに乗るにはレインウェアが必須な訳ですが、これがピンキリ。 値段相応の性能なのです。 金を出せば良い物が買えるし、金が無ければゴミ袋よりはマシ程度の物しか買えません。
ある一定額以上の物になれば、上半身のウェアは十分に役目を果たしてくれる物が手に入るのですが、問題は下半身。特に尻と又の部分。
バイク用のレインウェアだというのに、何故か、普通のズボンのような縫製。
雨は背中を伝ってシートへ落ちるし、タンクやレインウェアの前側を伝って、又の部分に流れる。
それなのに、なんで、ここに縫い目を持ってくるのか。理解に苦しむよ。 もちろん縫い目の裏側にシールはしているけれど、1時間も本降りの雨の中を走ってると、大して役に立たない。シールは経年劣化で効かなくなってくるしね。
結果、一番濡れて欲しくない、尻と又が濡れるハメになる。 むしろ他の部位が濡れる方が気分的には楽なのに、ピンポイントで嫌な部分が濡れるのはどういう事かと、小一時間…
まぁ、コンパクトに収納する為に薄い生地で、効率よく作るには、この方法が一番良いのかもしれないけれど、実用的じゃないでしょ。
そんなわけで、そこらのコンパクトなレインウェア上下セットと同じぐらい嵩張るレインパンツ(尻と又に縫い目が無いやつ)を選んで買って、かれこれ8年ぐらい使っていますが、こちらは水が滲みてくる事も無く、これからの季節は重宝するアイテムなのです。 これの薄い奴、どこか作ってくれないかなぁ…
あと、黒とか紺とか、暗い色のレインジャケットって、夜の雨の中は凄く視認性が落ちるのだけど、みんなデザインで買ってるのかなぁ。
今、車に乗ってる年齢層って、40代以上が殆どで、暗くなると視力が急激に落ちるような人ばっかりですよ?
皆が皆、自分と同じように見えてると思ってたら、大間違いで、晴れてる日ならともかく、雨の日ぐらいは、オシャレなんか気にせずに、視認性の良い物を着るのが自己防衛かなと、私は思っております。
だから、私が持ってるレインウェアの上半身って、オレンジとか赤とか、そんな色ばっかりなんですよね。レインウェアでも、高級なのになると、リフレクターとか付いてたりしますけど、流石にそこまで高いのは買えないもんで…でもまぁ、今度腕の部分にリフレクターテープぐらい貼っとくかな。
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ただ、視認性を重視した色のライダースジャケットって、晴れてる時に着るのが、ちょいと恥ずかしいんですよねぇ…
Cooさんの書いておられるように、雨も完全防備なら、新品のゴム長で水たまりに入って遊ぶような感覚で、結構楽しいのですが、後の注油作業が面倒くさいのでした。 その辺はスクーターのメンテナンスフリー性が羨ましくなります。
良さげなのを色々と見繕ってみるとするか…
今はシールドの撥水材も良くなって、最初から降られるつもりならバチバチとシールドで弾き飛ばして走るのも結構楽しかったりします。カーブのそこに何故マンホールを設置するのだって場所は多いですが…。