互換バッテリーのデメリットに関しては、「マキタ 互換バッテリー」で検索すれば、いくらでも確認できるので、色々心配な人は純正バッテリーを使うのが良いと思う。
しかしながら、私のようにマキタのコードレス機を買うメリットとして、互換バッテリーの豊富さを上げる者からしてみれば、「そんなダメダメバッテリーの中でも比較的使えるものって無いの?」という話になる訳で、きっとそう思っている人は多い。
最初に買った18V 8Ahをうたう互換バッテリーは充電2回目にして2個中1個が故障。
全く充電されなくなったので、T10のドライバーでネジを外してバラしてみると、18650が3本並列を5組直列接続となっている。
テスターで電圧を計ってみると、2組が電圧無しで3組は問題無かった。
バッテリーには「FST18650-2400mA」の表記。
FSTのバッテリーのスペックシートを見た感じでは最大充電電流1C、放電4C。
電池性能のバラつきもあるので、最大充電電流は1本あたり2300mA、3本並列だと6900mA。少し余裕を見ても7000mAといったところ。
充電回路はバッテリーの上に載っている小さい基板なのだが、バランス充電などは考えられていない回路で、過電流保護などは全く考慮されていないように見える。
で、マキタ純正充電器「DC18RD」や「DC18RC」の充電電流は9Aなので、そりゃあバッテリーもダメになるなぁ…と。
その反省も踏まえて、次はAmazonで売ってる中身非公開の互換バッテリーを購入するのはやめて、Aliexpressでバランス充電、バッテリー保護回路付きっぽいバッテリーを購入。
商品の説明書きやケースには6Ahと書かれているけれど、商品の評価欄を見ると4Ahとか書かれているので、例によって容量は眉唾物。
バッテリーの被覆で型番を見る事はできなかったが、バッテリーが壊れたらバラすついでに確認する事にしよう。
基板は、それっぽい造りで、バッテリーの各端子に接続されており、回路が機能していればきちんとバランスも取られていると思う。
あとは耐久性というか、どのタイミングで壊れるか。
そんな訳で、互換バッテリーは突然壊れるというのを前提に予備を買って揃えておいた方が、安心して使えますよという事で、しばらくは使いながら様子を見よう。
黄色い端子部分が何を見ているのか仕様が分からないのでもし分かれば教えて頂けると助かります。
やった事が無いので、分かりませんけれど。
手動でCCCV充電の制御をするのは結構手間だと思いますし、下手すると燃えるので、使い勝手や安全性を考えれば、普通に互換充電器を購入することをお勧めします。そんなに高い物ではありませんし…
黄色い端子は、通信用のコネクターらしいです。仕様は公開されていませんね。純正バッテリーはここから充電回数や故障モードなんかの情報が取れるようになっているようです。
互換バッテリーでこの端子を使っているかどうかはわかりませんが、たぶん使っていないと思います。