後期シルバーの戯言

一寸した日常生活・身辺雑記と旅日記

京都大原三千院

2009年05月21日 | 旅行
5月18日日帰りバスツアーで京都大原三千院へ行って来た。大原女祭りの期間中であったが、生憎大原女の時代行列5月24日で残念ながら見られなかった。祭り期間中の大原女への変身を体験中の観光客は2~3見かけた。

          
 大原女に変身した観光客        三千院御殿門


往生極楽院の阿弥陀三尊象(国宝)の観世音・勢至両菩薩は少し前かがみの「大和坐り」(正座と同じらしい)で珍しいお姿でした。
聚碧園・有清園の杉木立の中の一面の苔は見事であった。

         
  三千院の苔庭園                 苔の中の地蔵さん

三千院近くの宝泉院にはすごく大きな五葉松、また柱と柱の空間を額縁にみたててみる額縁庭園、部屋の中から格子越しにみる庭園などお寺といううより庭園が有名のようだ。すぐ隣に大原問答で有名な勝林院があり参詣した。参詣者は殆どいなかった。

          
   宝泉院の五葉松                   額縁の庭

          
   格子越しの庭                    勝林院の本堂 

来迎院は三千院から登坂で15分程かかるためか参詣客は少なかったが、本尊の薬師・釈迦・阿弥陀三如来とも国.重文で時間の関係でせわしかったが参詣出来て何よりだった。

          
   来迎院本堂                    来迎院の三如来像

30分程歩いて寂光院へ、健礼門院徳子(平清盛の息女で高倉天皇の皇后)が我が子安徳天皇の菩提を弔い隠棲し、後尼寺となった。又2,000年放火で焼失した後再建されたが、国,重文の木造地蔵菩薩も焼失している。
ここの庭園も素晴らしかった。

           
    寂光院本堂       寂院の庭園「千年姫小松(枯れている)と鐘楼(奥の建物)


昼食時間を含め4時間の散策だがゆっくり見るには5時間は必要のようだ。