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2004年は先代猫、トノが彼岸へ渡った日。
よく、虹の橋のエピソードが、
ペットでは引き合いに出されます。
私は、天国の存在は信じていないし、
命が消える瞬間はあっという間で、
自分が死んだことも気づいていないうちに
その時が来る、と思っています。
そう、麻酔がかかった瞬間、
ものの1,2秒で意識がなくなるように。
でも、もし、あの世がホントにあるのなら、
きっとトノとしいちゃんが
あまり考えたくないことだけど、
しいちゃんが私といつまでもいつまでも
それこそ数十年後も一緒に暮らせるはず
やっぱりありませんから
待っててくれると嬉しいなあ、と。
トノは、きっと人の背中の上で丸くなって眠り、
しいちゃんはがじがじかみついてくることでしょう。
どっちもごろごろ鳴きながらね。
トノの命日、
11年前の今頃は大号泣していたこの日は
いなくなったものの存在を思い出す日。
そんでもって、私の誕生日でもあるのです。
もー、この11年、誕生日というより
トノの命日で覚えちゃってますもんね。
最近は暗証番号に生年月日に近い文字列は
一切使えませんから、違う数字を割り当てないといけない。
けどそのこと忘れちゃってこの数字を使っちゃうんです、
え、なんでだめなの、猫の命日なんだけど。
あ、そっか、私の誕生日だった、あははははー
みたいなね。