t-catの徒然寄稿

興の赴くままの煩悩炸裂日記です。買い物(散財)やら、最近のハマリ物公開中。猫(ラグドール)と暮らして18年が過ぎました。

NHK総合・アウシュビッツ 第1回め「大量虐殺への道」

2005-08-17 08:52:30 | TV雑記
先週あたりから
戦後60周年にあたり、
NHKが放映している特番を
可能な限りチェックしています。

可能と前置きするのは、
単純に時間の工面がつかない為と、
途中でチャンネルを変えてしまった場面が
あったためです。
ドキュメンタリーは客観視できますので
じっくりみれますが、
討論は……見るに耐えず、というシーンが
散見されました。

人は、自分と違う意見を
受け入れるところまで行かないまでも
理解するよう努めるべきだとは思いますが、
なかなか実践は難しいです。

特定の誰の発言の
どの辺りに同意できなかったか
疑問を感じたのかを、
ここ数日、blogに書こうかどうしようか
ちょっと悩みましたけど、
今回は見送ることにしました。
数日経つと不満の熱も冷めますし、
相手の主張の根幹をなす部分を
論破するだけの知識を
現時点での私は持ち合わせていません。

ま、有り体に言えば。
面倒になったのですねー。
身も蓋もない。

ただ、戦犯に戦争責任はない、的な意見には
脳天をぶん殴られたような衝撃は
受けましたね。
…そんな見方もあったのか、いやはや。


で、昨日16日からNHKで放映されている

アウシュビッツ

英国BBC作成の5回シリーズだそうです。

あまり大きな声ではいえませんが、
全体主義発生のメカニズム
(特定すると、ナチスドイツですね)を
ちまちま調べ続けて早20ウン年になります。
ありがたいことに、
彼らの主義には一切染まっていません。
当時の状況を考えると、
理解できなくはないのですが…
だからといって許されることではありませんから。

不思議なのは、
極東の地にすむ1個人が、
一般書店で購入できる範囲の資料で
得られる他国の負の遺産と
同等の知識を、
果たして自国の歴史において
知識として持ち合わせているかというと、
お恥ずかしながら
ほとんどないと言って過言ではありません。

自国の過去と他国のそれでは、
歴史に置ける重みも深刻さも
単純に比較できはしませんが、
あえてふたをしてるのではないかしら、と
いぶかりたくなるぐらい、
公にはなっていないように思います。

自国の歴史となると
「感情的になる」
「理詰めでわりきれない」
からでしょうか。
うーん、それでいいのかなあ。

で、今回の5回シリーズ、
作成はBBCとのことですので、
「戦勝国」である英国の視点から見た
アウシュビッツになるのだろうか、と
大変期待しています。
ホントはドイツ作成の同テーマの
番組を見たいんですけどね。

 …って、1回目、途中で
 睡魔に勝てず、寝てしまいましたが…
 もちっと早い時間に放映して欲しいなあ…
 
1回目を半分ぐらい見た印象では、
5回通しで見ないと最終的な判断は
できないなあ、と感じました。

しかしなあ、
作中で出てきた高官の名前の大半を
知ってますけど、
戦時下における自国の政治家と
か政府高官の名前はほとんど知りませんよ、
私の努力不足は認めますが、
やっぱり、日本の歴史って
微妙に閉じられていませんかねえ、
何をそんなに隠したいのでしょうか??

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2 コメント

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あたり前のことが (ファントム!!)
2005-08-17 21:28:30
こんばんは^^ コメント、ありがとうございました。

終戦記念日については、ちょっと書きすぎてしまったかとも思っていましたので、コメントいただき、嬉しかったです。ありがとうございました。

現在、たとえば親子が手をつないで歩くような、あたり前のことも難しい局面のなかで暮らしている人たちがいます。

あたり前のことを、あたり前にできることがどんなに幸福か…年齢のせいでしょうか、今年は例年以上にそんなことを考えてしまいます。

NHKで放映されている「アウシュビッツ」はノーチェックでした。ぼくも、二回目から見ますね。またコメントします。
返信する
あたりまえの力 (t-cat)
2005-08-18 17:48:26
今年は何かと節目にあたる年であることと、

春の対日デモの影響もあってか、

過去の歴史についていろいろと

考える機会が多いです。



様々な意見を聞いた上で

価値観のすりあわせをするのが

普通のコミュニティのあり方かと思いますが、

主義主張の根幹に関わる部分での

すりあわせは、とても難しい……



と、昨今のTV番組の討論を見て感じます。





私が拝見する限りでは、

Web等で意見を発信している方はおおむね

ファントム!!様とほぼ同じことを

おっしゃってるような気がします。



ですが……

本当に戦争問題について自説を展開するのは

難しいですね、

自分の勉強不足はいわずもがなですが、

譲れない部分が多すぎて…

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