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Sketch of the Day

This is Takeshi Kinoshita's weblog.

Next Step to Sustainable Urban Regeneration

2007-08-10 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。

No.196 配信日:2007年8月10日
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International Workshop "Next Step to Sustainable Urban Regeneration: Overview of the Issues and Strategy for an Integrated Approach"(国際WS「都市空間の持続再生への新たなステップ-統合的アプローチの構築に向けた論点と戦略-」へのご案内)

【開催趣旨】
東京大学は、21世紀の都市形成・再生に関わる世界的な課題に応えるため、工学系研究科都市工学専攻・社会基盤学専攻・建築学専攻の総力を結集して、21世紀COEプログラム「都市空間の持続再生学の創出」を2003年に開始、その推進組織として国際都市再生研究センターを設置しました。以来、センターは世界的な国際共同研究を通して都市空間の持続再生に関する統合的なアプローチの構築に取り組んで参りました。
この国際ワークショップ「都市空間の持続再生への新たなステップ-統合的アプローチの構築に向けた論点と戦略-」は、このような共同研究の成果を公表し、各論点の関係性や総合性を明らかにした上で、都市空間の持続再生に向けた統合的アプローチの構築に向けた戦略を議論することを目的としています。
研究成果は、環境マネジメント、ストックマネジメント、社会情報マネジメントをはじめとする先端的3領域における分野融合的研究から世界各地の具体的フィールドにおいて現実的課題を解く国際共同研究に至る、当該テーマに関する幅広い分野を網羅しています。
この国際ワークショップが研究者・実務家・学生にとって都市空間の持続再生に関する最新の知見を得る場となれば幸いです。

■日 時:2007年9月3日(月)~5日(水)
■場 所:東京大学武田先端知ビル・武田ホール
■主 催:東京大学・21世紀COEプログラム「都市空間の持続再生学の創出」
■参加費:無料
■言 語:英語(同時通訳なし)
■プログラムなど詳細:http://csur.t.u-tokyo.ac.jp/ws2007/index.html

【問い合わせ先】
東京大学21世紀COEプログラム「都市空間の持続再生学の創出」事務局
〒113-8656 東京都文京区本郷7-3-1 工学部14号館7階703号室
電話:03-5841-6251 Fax:03-5841-8524
E-mail: ws2007@csur.t.u-tokyo.ac.jp

Wk 32

2007-08-10 | Japan
Monday, Aug 6, 2007
*学部の授業(千葉大)「公園計画論」の補講。「参加と公園の〈獲得〉ー公園づくりの担い手論 その2」および「参加と職能の所在ー公園づくりの担い手論 その3」について。今期の授業之にてすべて終了。
第24回全国都市緑化ふなばしフェア「花と緑の屋外出展コンテスト」参加希望の学生さんとの打合せ。20人弱も集まってくれて嬉しい限り。みなさん、ぜひ勝ちにいきましょうね。施工のみ参加も大歓迎です。迷っている人はとりあえず連絡を下さい。
*残った時間はひたすら成績評価。主義として、出席はとらないことにしているのだが、今期の大学院の新設科目だけは初めてということもありレポートや試験を課さずに出席点を重視した。ただ、授業の時に出席をとるのは時間がもったいないので、出席簿を授業中に回すやり方にした。このやり方には当然「代筆」のリスクが伴うのだが、まあ学生の良心に期待することにした。しかし、結果は、永遠なるかな代筆。。。まず、同じ筆記具で同じ筆跡でしかも連記してあるのは明らかに代筆とみなせる。開き直った態度が実にアタマにくるじゃないか。筆跡を変えるとかさ、少しくらい気を遣えよ。。。まあ、筆跡を変えるのは常套手段だが、手が込んでくると、筆記具を変えて代筆する手口も見受けられる。たちが悪いのは、連記を避けて、自分の氏名と離れたところに代筆するケース。でもねぇ、わかっちゃうんだなぁ、代筆って。だって、いないんだもん、授業の時に。ちゃんと見てるんだよ、僕だって。へへへ。

Tuesday, Aug 7, 2007
前期の授業も終わり、大学はひっそりとした空気に包まれるようになったが、それにしても暑い。どこか涼しいところでゆっくりしたいものだが、残念ながらそのような予定はない。それどころか、後回しにしているうちにたまりにたまった事務仕事が山積みだ。夏休みのうちにこいつを精算できるかどうかで、後期をマイペースで過ごせるかどうかが決まる。むろん、夏休みとて事務仕事だけに時間を割くわけにはいかないからじつはスケジュール的には結構カツカツなのだ。最近大学人となったN氏によれば(いや実業界から大学にやってきたヒトたちが一様に言うことであるのだが)、大学ってこんなに忙しいところだと思わなかった。こんな発言を聴くと僕は、そうでしょう、そうでしょう、我が意を得たりという感じで、思わずニコリとしてしまう(←喜んでどうする)。

そう。大学は忙しいのである。ただ、時間は自由になる。ほとんどそれが唯一の魅力だ。同種の業務を同時に幾つも抱える忙しさというのは肉体的にはたいへんだけど脳みそ的にはまあなんとかなる。しかし、異種の業務を同時に幾つも抱えるというのは、精神的にもちょっと堪える。言うまでもなく大学の仕事というのは後者の部類に属するだろう。いわば何でも屋さんである。コスト感覚も希薄だし、業績にならない仕事もけっこう多いので、時々俺は何をやってるんだと我に返る。てなことを考えながら、晴れてNPO法人化された元気・まちネットのウェブサイトに掲載するプロフィール原稿の準備やら早稲田大学芸術学校の成績評価、平成19年度日本造園学会全国大会分科会報告原稿の準備等であっという間の一日であった。

Thursday, Aug 9, 2007
閑散とした大学研究室で、平成19年度日本造園学会全国大会分科会報告原稿の準備。昼過ぎ、長男が熱を出したと保育所から連絡が入ったので、急遽仕事を切り上げ、保育所へ。長男を連れてその足で医者へ。夕方、二男を迎えに行き、妻とバトンタッチして千葉大学園芸学部創立百周年記念事業に係わる打合せに出席。記念館の建設位置について。

産業景観シンポジウム+写真展:風景としてのテクノスケープ

2007-08-10 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースを転載します。

No.193 配信日:2007年8月10日
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産業景観シンポジウム+写真展 : 風景としてのテクノスケープ

【概要】
産業観光,文化的景観,あるいは芸術表現の対象として、テクノスケープをはじめ産業の形成する景観について価値を見出す試みが内外各地にて行われている。2000年には英国ウェールズのBlaenavon産業景観(石炭産業,精製産業等)が文化的景観として世界遺産に登録されているほか、わが国でも産業施設群や鉱山の景観が重要文化的景観の候補として議論され始めている。
このような時代趨勢にあって、近代ランドスケープ遺産,工業都市の原風景,あるいは芸術的景観としての可能性など、さまざまな切り口から産業景観の特質を議論することによって、その有効な活かし方や価値の置きどころを明確にしていく必要がある。
本シンポジウムでは、フランス土木史学の第一人者であるアンドレ・ギエルム氏(フランス国立工芸院教授)をお迎えし、産業景観の国際事情に関する基調講演をいただく。加えて、わが国における景観工学,造園学,ならびに写真芸術の専門家による話題提供及びパネル・ディスカッションを実施し、産業景観という新たな価値の諸相を解明することとしたい。
なお、当日会場にて大野繁氏の写真展をあわせて開催する予定である。

■日 時 : 2007年9月10日(月) 16:00~19:00
■場 所 : 土木学会講堂
■主 催 : 土木史研究委員会、景観・デザイン委員会
■参加費 : 一般1000円、学生500円(当日、資料を配付します。)
■プログラム
1.開会の辞(土木史研究委員長 小西純一) 16:00~16:05
2.講演「産業景観を考える:パンタンの旧製粉工場を事例として」
(フランス国立工芸院教授 アンドレ・ギエルム) 16:05~16:55
3.ディスカッション
 1)話題提供 17:00~17:55
  ・「日本における産業景観の現況」(近畿大学 岡田昌彰)
  ・「産業・生業の風景と自然環境」(東京大学 小野良平)
  ・「文化的景観としての産業遺産」(文化庁 井上典子)
  ・「被写体としての産業景観」(写真家 大野繁)
 2)パネル・ディスカッション 18:00~18:40
   (ギエルム、中村良夫(東京工業大学名誉教授)、各話題提供者)
 3)フロアとの質疑応答 18:40~18:55
4.閉会の辞(景観・デザイン委員長 田村幸久) 18:55~19:00

【問い合わせ先】
土木学会研究事業課 橋本剛志 (電話:03-3355-3559、メール:hashimoto@jsce.or.jp)
近畿大学理工学部社会環境工学科 岡田昌彰
(電話:06-6721-2332、メール:okd@civileng.kindai.ac.jp)