Monday, Oct 1, 2007
*後期の授業がスタート。今期は学部が「地域環境管理論」「環境デザイン実習V」「専攻研究」、大学院が「プロジェクト実習」「広域緑地計画論」「緑地デザイン学」「特別研究」など。この日は、「地域環境管理論」の初回で、イントロダクション:都市/ランドスケープ クロニクル。アーバニズムの側からランドスケープの意味を捉えるという、この授業の基本コンセプトについて解説。
*日本森林学会機関誌「森林科学」51号特集記事「JABEE認定後の変化と動き:千葉大学園芸学部緑地環境学プログラムの場合」のゲラ校正。今月発行予定。
*学部生の卒研打合せ。明日の「環境デザイン実習V」のガイダンスの準備など。
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タム研の
林君から
見沼田んぼのポータルサイト(さいたま市)を開設したとの連絡があったので、ここでもご紹介させていただきます。見沼田んぼで活動中の市民団体のリンク集や「散歩みちマップ」に注目。
http://www.minumatanbo-saitama.jp/
Tuesday, Oct 2, 2007
学部(千葉大)の授業「環境デザイン実習V」の合同ガイダンス。今年は「市川市北西部地域におけるグリーンウェイの提案」がテーマ。受講希望者が3名と、今年はちょっと寂しいけれど、フィールドワーク中心の機動性に富んだ実習にしていきたいと思っている。市民グループとの協働も大事な課題。大学院の授業「広域緑地計画論」もレクチュアも交えた演習型の授業とし、このテーマを扱うことに。
Wednesday, Oct 3, 2007
日本造園学会関東支部認定造園遺産候補の推薦。日本造園学会関東支部では、関東地方の造園遺産のインベントリづくりと遺産認定に向けて準備を進めてきた。今月20日開催の
関東支部大会(@東京農業大学)シンポジウム「造園遺産のインベントリを作ろう」(仮題)にて、インベントリと認定遺産の発表を行う予定である。僕もこのシンポジウムにパネリストとして参加して「造園遺産のインベントリーの対象となりうるもの」についてしゃべる予定。そのこともあって、遺産認定の基準や枠組みについてつっこんだ検討を行った上で候補の推薦をさせていただいた。
Thursday, Oct 4, 2007
午前中、卒論・修論のゼミ。午後は懐疑、いや会議漬け(学科・コース会議、領域会議)。改組後の新体制下での実習(環境造園実習I~IV)の大枠がようやく決定し、今後は授業内容の詳細をつめることと、講師陣の人選に入る。夕方、今週土曜より開講の大学院授業「環境造園特別セミナーA」のセッティング。このセミナー、国交省の町田誠氏、建研の鈴木弘孝氏、奈良女子大/
プレイスメディアの宮城俊作氏をお招きして(←なんという異色の組み合わせ。まあそれがねらいなんだけれど)、それぞれのお立場から実務レベルのお話をいただく予定。乞う出席。
Friday, Oct 5, 2007
大学院の授業「プロジェクト実習」の秋期セメスターの開始。春期の調査をふまえ、秋期は個人ベースでプロジェクト提案までもっていく。そのためのテーマ発表と内容の検討。松戸市を対象として自ら課題を発見し、それを解決するための計画・デザイン提案を行う点が、敷地もテーマも与えられる学部のデザイン実習との大きな相違点。むろん正解というものはない。地域の人々に自分の提案の必要性や重要性をどれだけアピールできるかがすべて。
Saturday, Oct 6, 2007
二男が熱を出したため(長男は保育所の運動会)、この日予定されていた日本造園学会関東支部幹事会(@東農大)をドタキャン。
Sunday, Oct 7, 2007
学部の「環境デザイン実習V」及び大学院の「広域緑地計画論」の各授業の初回。学生さん13名を連れて「
市川緑の市民フォーラム」「真間山の緑地を守る会」主催の市川北西部水と緑の回廊計画実地踏査(第1回:江戸川・国府台ルート)に参加し、江戸川・国府台界隈を歩く。市民グループと協働しながら「市川市北西部地域の水と緑の回廊構想」を練り上げ、最終的に市川市への提言までもっていく。この過程で、市民提案に協力しつつも、それとは別に独自のプランを考えてもらうのが今回の授業の内容。写真は
こちら。