今日、車で郊外の田園地帯を走ってたら、トンボがいっぱい飛んでたな。
「そういや、オニヤンマって全然見ないなぁ」
とか思いつつ帰宅。住宅街だと普通のトンボすら飛んでない。
トンボがいっぱい飛ぶの見て「夏休み終わっちゃうなー」って
子供の頃、思ってたっけ。
そんな風に昔の事思い出してたら、ちびがまだ1歳だった頃の事、思い出した。
まだ私がボロアパートに住んでた、あの夏。
逆さになった、仕事用のリュックサック。
洗って外干しして、夕方取り込んで、そのまま部屋にぶら下げてた。
その下で、まだまだ若いちび、座ってた。
声かけても、つついても、全然動かない。
ちびの視線の先には、リュックしかない。
当時まだまだ猫飼い初級だった私。ちょっとびびる。
「猫って、おばけ見えたりするとかしないとか言うじゃん?!」
念のため、その他の鴨居の周辺。天井や柱も見渡すけど、特に何もない。
当然、音も聞こえない。
私がリュックに手をかけても、やっぱりちびは見つめたまま。
ドキドキしながら、リュックを手元に引き寄せ・・・
?! 💦
「な・・なんかついてるーーー(;゚Д゚)」
リュックの側面に、黒い影がー!!
リュック落としちゃったから、そのまま床を逃走しちゃう!
「ぎゃーっ、大変大変! ちびったら、なんで黙って見てんのよーっ」
と、当時から、ちびに無茶ぶりだったのは、よく覚えてるなぁ💧
ところが、その黒い物体、全然動かない。
意を決して、そーっと見てみると
それはゴキブリではなくって
天に召される寸前🌈
最後の力で飛んだセミ、たどり着いたのが、外干しした私のリュックだったか。
それをちびが若猫の好奇心で、夢中で観察してたんだなぁ。
「ねえねえ、アレナニ?! 獲りたい! ジャンプするわよー!」って
興奮しないのは、当時から、ちびらしいかも。
・・・と、トンボと同様、このセミ事件も、夏の終わりには思い出します。